PS4版「ライザのアトリエ3」ファーストインプレッション

 「ライザのアトリエ3」。週末になんだかんだで、大体10時間ぐらいプレイできたのでいつもの初見感想です。

 

 いつもの4人。これが最終作と考えるとちょっと寂しいな…。最近のアトリエシリーズらしく、しれっと4とか出さないですかね?

 

 物語の舞台は2から1年後(1から4年後)、クーケン島に戻ったライザ達が突如現れた謎の群島「カーク群島」を巡って新しい冒険を繰り広げていきます。

  • 大体、リアルに1→3までの期間に則った時間と同じぐらいの期間なのが中々趣があります。

 

 最初のフィールドがクーケン島ということもあって、全体マップも1そのまんま。めちゃめちゃ見覚えがある光景ですw

  • マップの左側にちらっと見えるのが今回の冒険の発端となる「カーク群島」。1のマップにここが増えた感じでしょうかね。

 

 1の秘密基地もそのままの姿で再登場。うわぁめちゃ懐かしい。

 

 そして3にしてとうとうボオスがプレイアブルに。満を持しての登場ですね。なんというか1の頃から比べるとめっちゃ凛々しくなりましたね。

 

 このいつもの4人のメンバーにボオスが加わっているのを見るのは中々感慨深い…。

  • まぁ、ボオス君最初の方でパーティから抜けてしまいますが…。これは正直残念。早く戻ってきてね。

 

 いきなり島の中心部に行ったりするイベントもあったり。めっちゃ1のストーリーの核心に迫る部分が初っ端に出て来て結構びっくりした。

  • シリーズファンとしてはこういうのちょっと嬉しいですけど、2がなんだかんだで1からほとんど続いていない独立したストーリーだったので、こういう「前作までをプレイしていないと分からない」イベントがあるとはちょっと思ってなかった。マジで話を畳みに来ている…。

 

 で、とりあえず現時点で問題なのが「やたら背景がぼんやりしている」こと。なんか遠景がやたらぼやけていて、最初目が悪くなったか?と一瞬悩んだw

  • どうやら被写体深度の設定が強すぎることが原因らしく、公式が早期対応予定を出していた。さすがにここは調整機能が欲しいですので頼みますよコーエーテクモl。

 新しいフィールドの仕掛けとしては、このレールみたいなやつを使って一気にショートカットできる部分が増えたこと。本作マップの広さのわりにファストトラベルできる地点が少な目のため、これによる高速ショートカットがちょっとありがたい。

  • 前作のロープアクションに使うエメラルドバングルのような特殊なアイテムも必要なしで、起動するだけで使える点もありがたい。ありがたいがどういう原理なんだ…。
  • 一見上から下に向かって進む装置に見えますが、逆側に登っていくことも可能。ありがたいがどういう原理なんだ(二回目)。

 

 また街中や冒険場所にはいくつか動物がおり、撫でることでアイテムを貰ったり、タクシーとして背中に乗せってもらったりできるようになった。

  • このためかクーケン島の町中にやたらネコと犬がウロウロするようになった。畑とか荒らされそうw

 

 錬金術要素はこれまでのシリーズと同じ。強い装備を作るためには素材レベルからきっちり品質、スキルを管理し、計画性を持って作成していかなければならないという点もそのまま。ここはもうちょい楽にしてほしかったな…。

  • とはいえ、この複雑な錬金術こそがライザシリーズの醍醐味ではあるんですけどね。システムを理解してくると、本編そっちのけで素材を集め捲ってのスキル吟味で時間が溶けていくのが超楽しい。
  • 2までとの大きな違いは、錬金中の素材環が微妙に斜め見降ろしになったことw あと背景は前作まで海っぽかったのが宇宙っぽくなった。ライザに何があったんだ…。

 

 戦闘システムは2と基本的に同じ(だと思う)。リアルタイムでガンガンスキルを使っての連続攻撃という、割と忙しくもド派手なバトルを繰り広げられる。

  • 今回はLV20スタートのためなのか序盤から敵が強めで、ストーリーから外れた寄り道をしていると結構気軽に死ねるバランス。回復アイテムの「グラスビーンズ」や「ドライビクス」と爆弾系アイテム何個かを操作キャラに持たせてフル活用していかなければ結構厳しいぞ。
  • あと、バトルオーダーのタイミングが微妙にズレるときがあるというか、達成してから発動するまでに間があるのが少し気になる。なんかたまにめちゃくちゃ遅れるときがあるんだよね…。まぁこれはきっとタオとレントが戦闘中ぼんやりしているんだろうと脳内解釈するw

 

 ということでちょいちょい問題点が散見されますが、なんだかんだでRPGとして面白い。まぁオクトパストラベラーⅡもあるしゆるゆる遊んでいきますかね。水着DLCも買ったしねw