映画「ゴジラVSコング」を観てきた

 連休の最後の最後でようやく「ゴジラVSコング」を観に行ってくることができました。もう1日1回とかしか上映してなくて、いつ終了するかヒヤヒヤしてたよw

  • さすがに夏休み真っ最中だけあってか、観客の9割は子供連れでした。子供はみんなヒロアカ見に行くと思っていたので結構意外(いや、ヒロアカ目当ての子供もめっちゃ多かったけど)。

 というわけでネタバレありの感想などを。

 

  • モンスターバースシリーズの最後を飾る作品ということでかなり楽しみにしていたんですが、とりあえず「VSもの」に求めるものはすべて詰まっていたような一本でした。バトルまたバトルといったたっぷりかつド派手なバトルシーンの連続は怪獣ファンも大満足。
  • 特にキングコング側はゴジラに比べて、パワーはともかく決め手に欠ける点がVSものとしてどうなるかと気になっていたんですが、まさか「武器(斧)を使う」というシンプルな強化をしてきたのには驚きつつも納得しました。そうか、それアリなんだw 相変わらず「誰がそんなもんを作ったんだ」という部分には全く説明がないんですが、「細かいことはいいんだよ」の精神で観るのがいいでしょうw 
  • タイトルとなっている「ゴジラVSコング」の対決は大まかに2回あり、海上での第一ラウンド、コングが武器を取っての第二ラウンドとどちらもド迫力かつ、お互いの特性を生かした見どころたっぷりのバトルで大満足。海上バトルでの息継ぎなしで行動できるゴジラの恐ろしさや、逆に街中でのバトルではコングの身軽さと格闘能力を活かした立ち回りなどは「そうそう、そういうの観たかったんだよ」と納得すること請け合いですw
  • あと、まったく情報を仕入れずに見に行ったので、ラスボスとして「メカゴジラ」が登場したのには驚いたのですが、パイロット役が小栗旬だったのにも二度驚いたw しかもめっちゃ思わせぶりに登場した割には何もバックボーンとかは紹介されないし。なんだったんだお前は…。
  • その分「メカゴジラ」は作中大活躍で、ゴジラの熱戦放射とコングの格闘性を合わせたようなスペックで、その二体を相手に大立ち回り。ここはマジでド派手な展開で、この強敵相手に、ゴジラとコングがツープラトンで戦うシーンは「そうそう、そういうの観たかったんだよ(二回目)」となりました。最後の合体攻撃でとどめを刺す展開といい、まさにVSものに求める展開が詰まったバトルでした。
  • ただ、全体的には良く出来ているんですが、やはりコロナ過による延期の影響からか、ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のようなハチャメチャさはなく、割と毒がない無難な作りといった印象。特に「ゴジラ」視点の話がほとんどなく、終始「敵役」としてしか登場しないのはちょっとファンとしては悲しい。

 

  というわけで怪獣映画としてはめっちゃ満足した本作。これでモンスターバースシリーズが終わっちゃうのは悲しいなぁ…。コロナ過が収まったら、また別の怪獣でシリーズやってほしいな(ガメラあたりで)。