「天穂のサクナヒメ」クリア後レビュー

 「天穂のサクナヒメ」ようやくクリアしました。ライザ2と交互にプレイしたり、艦これやアズレンのイベントに忙殺されたりで足かけ2か月もかかってしまいましたが、なんとか攻略完了です。

 最終的なプレイ時間32時間ぐらい。ゲーム内年月だと17年目での攻略となりました。あまり寄り道はしなかったのですが、それでも結構かかった。

 

 というかラストの方はストーリーにむしろ引き込まれて、一気にプレイしてしまった。農業のやり込み度に、本気のアクション、そして素晴らしいストーリーまで兼ね備えている名作。インディーゲームですがフルプライス払っても全然お釣りがくる出来だよ。

 

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 個人的に一番グッと来たシーン。タマ爺との別れに悲しんだ後、頑張って決意したけど、分かれずに済むと分かってとうとう堪えきれずにうれし涙を流すところ。この一連の流れはサクナの成長とかも伺えてベタだけど本当に良かった。

 


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 ラスボス「大禍大龍」戦は結構苦戦した。というのもここにきて新しい羽衣アクションが増え、攻略にはこれを使いこなす必要があるため(無くても行けなくもないと思うけど)、慣れないうちは連戦連敗を期すことに。戦闘前のイベントをカットできなかったら厳しかったw

  • ラスボス戦では右の首→左の首→真ん中の首の順に戦うが、一番きつかったのが初戦となる右の首。こいつの吐く炎が多段ヒットな上に攻撃範囲が広く、喰らうと高確率で即死する。羽衣ガードで防ぐ必要があるのだが、これがなかなか慣れるまではシビアなタイミングで、早めに発動すると途中でガード効果が切れたりで安定するまで何度も倒される羽目になった。
  • 左の首も時たま放ってくる稲妻攻撃が多段ヒットの即死級ダメージ伎でこれも何度か倒された。ただこっちは躱せる余地があるだけまだマシでしたが。

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  • 最後の首はむしろ一番弱く感じた。というかこいつの攻撃は割と普通に躱せてしまうため、羽衣ガードを使う機会が少なく、むしろ当たり判定がある顔が常に画面上の方にあるため、ダメージを稼ぐのに時間がかかってしまう点がきつかった。武技を使えばいいんだけど、それをやるといざという時の羽衣ガードができなくなって困るかもしれないし…というジレンマw

 

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 ということでエンディング。やはりインディーズゲームということなのかゲームの出来のわりにスタッフ少ないねw マジでこれをこれだけの少人数で作った事実にビビるわ。

 

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 エンディングで皆が後にどのような経歴をたどったのか出て来るエンディングはスゲェ好き。こういう昔のFEやスパロボみたいな余韻を残すエンディングは今時珍しいけど、このゲームだとこういうの凄い似合う。

 

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 いや、本当に楽しませてもらいました。まだ買っていない人はぜひ購入してやるべき。2020年のベストゲームが「あつまれどうぶつの森」ならば、2020年のインディーズベストはコイツですね。「えーでるわいす」さん、素晴らしいゲームをありがとう。