Switchでいろいろダウンロードソフトを遊んでみた(8)

 今日も今日とてゲームレビュー。今回のダウンロードソフトレビューはSwtichで展開が始まった「G-modeアーカイブ」のゲームから。

 

くるりんカフェ

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 いかにもガラケー時代のゲームらしい、シンプルなパズルゲーム。

 

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 システムはシンプルで、カーソル(2×2)内のパネルをボタンを使って回転させ、3つ以上そろえることで消していく3マッチパズル。連続で消したりするとコンボとして得点が跳ね上がるし、点滅するパネルを消すと同じ模様がすべて消えるので結構豪快に連鎖したりして非常に爽快。

 この消したパネルがお客のオーダー(左側のやつ)分消すことができればノルマ達成でステージクリアとなる。

 

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 モードとしては通常ルールの「カフェ」のほかに、ボタンを押したときに1/4しか回転しなくなる「モーニング」(すごく消しづらくなる代わりに連鎖の起点を組みやすい)や、逆に回転範囲が3×3になった「バー」(回転が大きいため一気に大量けしができる)などがある。3マッチパズルという基本は同じながらガラッと手触りやバランスが変わるのは面白い。

 ステージクリア式以外にもエンドレスモードなどパズルゲームとして欲しいモードはきちっとそろっており、オーソドックスながら出来は非常に良い。というか全然今遊んでも古びれていない。

  • オンラインランキングもあるが、上位陣はすでに魔境のような得点となっているw

 今時のスマホゲーとしては売れる感じじゃないですが、Switchで遊ぶ手ごろなパズルゲームとしてはかなりいい感じのゲームじゃないでしょうか。

  

●ビーチバレーガールしずく

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 案外珍しいビーチバレーがテーマのスポーツアクションゲーム。

 

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 主人公で人の話を聞かない熱血系「しずく」と、全キャラ中最も常識人な「はるな」のコンビが、ビーチバレー全国大会「シンデレラカップ」を勝ち抜いていくという分かりやすいストーリー。

 敵キャラはどいつもこいつもアクが強く、怪しい仮面をした奴や忍者や異常に胡散臭いアメリカ人(水着が星条旗なので多分)などと戦い抜いていく。

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 ビーチバレーのゲームとしては割と良く出来ていて、基本的に移動はオートで移動、1ボタンでレシーブにトス、アタックまで簡単にこなせる。

 

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 ゲージが溜まれば必殺技を使うこともできる。基本的に強敵相手だとこの必殺技を絡めないとポイントするのは難しい。

  • ただ、なぜかこの必殺技が妙に出にくい。↑でジャンプしてボタンでアタックする際に↓を押すと必殺技とマニュアルにはあるのだがこの操作だと無茶苦茶出づらい(タイミングの問題か?)。実際に出すときはアタック時に↓を連打する感じにすると出しやすい。

 

 操作系の欠点としては、元がガラケーのゲームゆえに画面が狭く、敵側の攻撃時に自軍の様子が見えないため、今操作しているキャラが前衛なのか後衛になっているのかが分かりづらいこと。このためブロックはまず使い物になりませんw 

  • 幸いレシーブが非常に優秀で、オート移動してくれることもあって慣れればほとんどのボールを拾えるため、そんなに困らないのが救い。ただ一部の起動が変わる系の必殺技はちゃんと移動しないと取れないため、自軍の様子が分からないのは案外つらい。
  • あと、トスも基本同じ高さにしか上げられないためクイックできないのが不満かな。これは操作系ややこしくなるから仕方ない気もしますが。

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 キャラクターや背景などのグラフィックは元がガラケーのゲームと考えてもかなり良く出来ていて、ライバルを倒すごとにその水着を獲得して着替えるといった要素もある(水着剥ぎデスマッチか何かかな?)。ちゃんと試合中のミニキャラにも反映される。ちゃんと乳揺れもする。このあたりはドッターの魂を感じますw

 

 とまぁ、ビーチバレーのゲームとしても、セクシーさを売りとしたゲームとしても意外と良く出来ている印象。これまた500円なら全然現代のゲームとしても通用するんじゃないでしょうか。