引っ越し記

 一か月ブログを放置しましたが、なんとか生還を果たしました。
 というわけで、この一か月の間ですが、実は引越しを行っておりました。これが無茶キツかったぞ。いやぁ、思いつきで行動すると痛い目にあいますね。

 まず引っ越しを思い立ったのが2月末ごろ。それまでに住んでいた部屋はなんだかんだで10年以上住んでいたのですが、ある段階から部屋にモノが溢れすぎ、掃除が面倒→掃除しない→汚れる→掃除が面倒…のコンボにより荒廃の一途をたどっておりました。どう考えてもあの狭苦しい部屋に色々置きすぎでした(メタルラックと本棚が3つもあるとか明らかに過剰)。
 そのくせ、生活に必要と思われる家具は全然なかったんですよね。今どき冷蔵庫も洗濯機もテレビもないという文明人とは思えない状態。そのうえ風呂の換気扇は壊れ、エアコンは水漏れとあらゆる面で生活が立ちいかない有様。
 流石にこれはマズイ、と思ったので断捨離と生活改善を目指して引っ越しを決意しました。ちょうど職場も異動になったしタイミングとしては悪くない感じでしたので。
 ただ今思えば流石にこれほど急に当てもなく引っ越しを行うのは流石に不味かったw 計画性の無いいきあたりばったりな計画だったためここから大変なことに。


 まずは部屋探し、と行動を開始したのが三月早々。そして新居移転が決まり、カギを貰ったのが三月の初週…っていくらなんでも早いよw 不動産屋も学生社会人の異動時期で書き入れ時のなか、なぜか良い物件が結構残っており、その中でも条件が良かった物件を即選択、即入居決定。

  • まず広い。以前の部屋から2倍近い広さ。そして最寄駅が近い。どのぐらい近いかといえば徒歩1分ぐらいw いくらなんでも近すぎる気もしますが(駅のホームで騒いでいるのが聞こえるレベル)。それでいてそこそこに新しく、家賃も以前の住居と1万ちょっとしか違わないという好条件。

 即断即決、なのはよかったのですが問題はここから。物件についてはスムーズに決まったものの、3月は異動シーズン。肝心の引越し屋が捕まえられません。そしてなりよりゴミがありすぎてどれを持っていけばよいのか分からない有様と来た。
 そこで以前の部屋を3月末まで借りることで一か月の猶予期間を得て、地道に自分の手でちょっとずつ引っ越しをする。そして大荷物は基本捨てる、という方向で引っ越しをすることにしたわけです。
 …今思えばこれが失敗のもとでしたね。一か月もあるんだし何とかなるだろう、という甘い見通しで引っ越しをしてはいけない。

 特にきつかったのがごみの搬出。一般ごみをまとめて捨て、粗大ごみを部屋から運び出すだけなのですが、自分の体力の衰えまでは計算していなかったw
 ちょっとずつ運び出しては動けなくなる…を繰り返し、遅々として進まない。年齢のせいか体が言うことを聞かない。正直、この一か月ずっと体の調子が悪くてしようがなかった。結局、このゴミ捨て作業と掃除が終わったのが大家引渡しの6時間前というギリギリ加減w

  • 部屋の収納が妙にデカかったため、ひょっこり部屋の奥から大荷物が出てくることも大変でした。なぜ私は部屋にデスクトップPCを3台、ノートPCを2台、ディスプレイ2台もキープしていたんだ…(これに実際に使用しているディスクトップPC、ノートPC、ディスクトップが1台ずつ別にある)。
  • 他にもなぜか加湿器とヒーターが2台ずつ出てくる。電気毛布は3枚あるわとよく分からないことに。多分購入した後収納にしまって、そのあとしまったことを忘れていたのだと思うのですが…。多分こんなことをやっているから
  • ゴミ捨て時もこの私の忘れ物癖のせいでいろいろ苦労しました。なぜかボールペンが30本ぐらいあったり、はさみが10丁ぐらいあったり、謎のケーブルが大量にあったり、現金が数千円分落ちていたりw
  • ただとにかく大量にいろいろなものがあるため、本やらゲームやらボードゲームやらをいろいろかき集めて売ってみたところ、大体10万円ぐらいになった。まぁ、その分家具を20万円以上買っているんですが。
  • また、部屋の窓がほとんど開けられない(すぐ隣のアパートなので見られる)ため、ずっと閉めきっていたこともあってとにかくカビだらけなのもまいった。というかこんな所に住んでいたらそれは体調壊しますねw
    • 部屋そのものはボロボロの有様でしたが、なんだかんだで10年以上住んだので敷金が返ってこないぐらいで済みました。というか流石にこの状態では敷金帰ってくるとは思ってなかったし、むしろ請求されるかもと思っていたのでまだマシです。


 なんだかんだでとにかく疲れた一か月でしたが、なんとか無事に引っ越し完了できました。大量のいらないものを処分し、冷蔵庫や洗濯機も揃えて文明人の生活が戻ってきましたw これだけ部屋が広くてきれいだと、一か月苦労した甲斐があったというものです。