このところ短めのレビューばっかりですが今回も短め。
ということで今回はかの任天堂謹製という珍しい一品「ホッピングゲーム」です。
↑この濃いめのパッケージが時代を感じます。流石にというか当たり前というかAmazonにもなかったw
なんと発売は1971年ということで、実に40年物のこのゲーム。さて、肝心のゲーム内容ですが、パッケージを見ただけで何をすればよいのか殆どわかりますw
↑発射台。ここからカタパルトのごとく弾を発射する。
まずゲームはばね仕掛けの「発射台」と、同じ色の弾(三角コーンみたいなやつ)を10発受け取ります。
そして、ゲームスタートと同時に中央に置いた的に向かって弾を発射します。手番とかは特になく、とにかく打ちまくって的に入れていきましょう。
- 弾(三角コーン)は頂点部分に鉄球が入っていて、発射すると重さのある頭から落ち、うまくいけば的に空いた穴に入る、という仕組みになっています。これ何気によく出来た仕組みですね。それでもばね仕掛けの発射台の調整がかなり難しく、慣れるまではなかなか的に入れられないでしょう。
- 的は外周部から中央部に向けてちょっとずつ高くなっており、入れるのが難しいようになっていますが、その分点数が高くなっています。
また面白いルールとして「弾が重なった場合、後から入った弾のプレイヤーのみ得点できる」というものがあります。これにより、相手の得点を減らしつつ、自分の得点を増やすことも可能。
- しかも、弾が重なった段数分、得点が掛け算で手に入るため狙う価値は高いです。とはいえ、狙ってできるなら苦労しないのですがw
ゲームそのものはルールを10秒ほどで理解可能なほど単純ですが、カタパルトで弾をポンポン飛ばすのがとにかく楽しいw ゲームそのものも非常に短く(全力で打ち合えば1分ぐらい)、ついつい繰り返し繰り返しプレイしたくなる謎の魅力にあふれています。このような面白さのゲームを40年も前に出していたとは任天堂あなどれねぇw
古いゲームなのでルール調整は結構適当ですが(明らかに相手の撃つのを待ってから発射した方が良い)、その辺は調整しながら遊ぶとよいかも。
- とりあえず、誰かが弾を打ち切ったらそこでゲーム終了となる「打ち切りルール」を使うとそれなりに良いバランスになった。
- 今回手に入れたこのセットが何気に新品だったこともあり、ばねがしっかり生きていたのも有難い。古いゲームですので、今手に入れようとするとばねが伸びていたりするかもしれません。
ちなみにかなり謎なのが、カタパルトが3つしかない=つまり最大3人用であること。結構この手のゲームで3人用って珍しいよね。