ドラゴンクエスト3 「戦う」を使わずクリアしてみる(5)

 忙しくて始めた埋め草企画なのに、年末の忙しさ(ゲーム)にかまけて更新忘れてたドラクエ疾風魔法大作戦5回目。
 前回バラモスを撃破し、いよいよアレフガルド編です。

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◆荒野を行く◆
 さて、バラモスを倒したところで前半戦終了。ここからはアレフガルドの旅となる。
 ドラクエ3は何度もプレイしているが、未だにアレフガルドに到達した時のBGM「荒野を行く」が流れるところで感動する。ドラクエ1の時は淋しい曲だと思ったけど、ドラクエ3をプレイしていると、アレフガルドにはこれ以上ないぐらいぴったりの曲だと思える不思議。

 まずは船を入手したらラダトームを目指す。ここでは守備力が高い「ミスリルヘルム」が売っているので装備できるメンバー分購入する。

  • なお「みかがみのたて」は呪文やブレス耐性が無いので購入せず。今後は呪文やブレス耐性の有無が重要となってくるので、守備力の高さに惑わされず装備を選んでいく必要がある。

 あと城の二階でアレフガルドの地図をもらう。普通にプレイしているとここ来ることがまずないので案外忘れがち。

 取り敢えず地図に従って、ルーラで行ける先を増やすべく、道なりに歩いていたらアレフガルド北あたりで「サラマンダー」と遭遇。
 こいつは複数体で登場するくせに、「もえさかるかえん」で全体に90近くのダメージを与えてくる強敵。久しぶりのドラクエ3だったせいで、こいつの存在をすっかり忘れていたため、多数の死者を出す大惨事に。やばい、危うく全滅するところだった。
 サラマンダーに限らず、アレフガルドは強敵ぞろい。どの敵にどの呪文が通用するか、どれだけのダメージを与えれば倒せるかの知識はこれからの冒険に必要不可欠。戦闘で確認していったことをメモリつつ、慎重に進軍。

 以下は戦闘で実際に確認した、アレフガルドのフィールドのモンスターに対するメモ。

 ある程度レベルが上がり、モンスターの情報を得たところで、とりあえず一通り街を回ってみることに。
 まず立ち寄ったドムドーラで「オリハルコン」を回収。あとはこの街には特に買うべきものがないのでとっとと次へ。
 ドラクエ1ではゴーレムのいた町メルキドは、この時点では何もない特徴のない町。なので一度だけ立ち寄って、ついでに精霊の祠へ。

  • ここでもらえる「あまぐものつえ」は使うとマホトーンの効果がある杖。途中で無くならなかったら、二本目のまふうじのつえとして活躍できたのに、残念。

 そして、マイラの村。ここは装備充実という意味ではアレフガルドで一番の重要地点。
 まずは道具屋でオリハルコンを売り払い、「おうじゃのけん」を入手。使うとバギクロスの効果が得られる勇者にとって最高の攻撃アイテム(装備品にあらず)。続いて「みずのはごろも」と「けんじゃのつえ」を買えるだけ購入。みずのはごろもは高い守備力に加え、炎耐性が強い強力な防具。けんじゃのつえはノーリスクでベホイミの効果を得られる杖で、どちらもかなり使える。
 あと、この街にはすごろく場がある。これまでのすごろく場は取り立てて立ち寄る利点がなかったのでスルーしていたのだが、ここのすごろく場では強力な装備「ドラゴンローブ」が売っている。守備力、耐性、そして勇者以外全員装備できるという夢の防具だが、さすがに買い物しすぎたため、アリアハンの預金がすっかり空っぽの状態。よって、今回は見合わせ。後々お金が貯まったら購入しに戻ってこよう。

 マイラでの買い物が終わったら、最後の町リムルダールへ。
 ドラクエ1の世界だとこことマイラは海底洞窟を使って陸路で行き来できるのだが、ドラクエ3の段階ではまだトンネルが開通していない・・・ということを実際に歩いて初めて気がついたw 何回もドラクエ3やっているくせにこういうことは忘れている。
 ともあれ、リムルダールも対した装備がない(通常プレイなら使える装備ばかりだが、今回の攻撃禁止ルールだと役立たず)のであんまりありがたみがない。
 全部の町を回り、ここからは対ゾーマ戦を意識した攻略を始めることに。


◆最恐ダンジョン「魔王の爪痕」◆
 まず、勇者の最強装備である「勇者の盾」「光の鎧」の獲得。そしてゾーマ城に行くために必要な「にじのしずく」の材料となる「聖なる守り」の入手。
 この中だと厳し目なのは「勇者の盾」かな。この盾があるダンジョン「魔王の爪痕」は、一切の呪文が使えないという今回のプレイの天敵のようなダンジョン(というか、このダンジョンがあるため、呪文効果のあるアイテムを禁止にしなかったようなもの)。
 ともあれ、いつまでも先延ばしにはできないので、装備を整え、勇者たちのレベルが40になったところで魔王の爪痕攻略を目指す。

 呪文禁止なため、こちらにはまともなダメージ源がおうじゃのけんぐらいしかないという有様。そのため、戦闘になったら全員がねむりのつえを使って敵を眠らせる→逃げる(またはけんじゃのつえで全開するまで回復)というチキン戦法でガンガン先へ。
 ここ普通に戦っても苦戦する「トロルマスター」やら「サラマンダー」やらがガンガン登場するのでかなり辛い。ただ「サタンパピー」だけは例外で、いつもは怖いメラゾーマを、かき消されながら連打してくるさまはなんか愛らしいw
 予想していた通り、サラマンダーに大苦戦。炎を吐いてくる様を呪いつつ、ねむりのつえが効いてくれることを祈るのみ。
 もう確実に全滅しただろ、というような場面もあったものの、なんとかギリギリで勇者の盾を回収して生還。文章だとあっさりだが、むちゃくちゃ胃が痛くなるダンジョンだった。もう少しレベルを上げるか、あるいは勇者の盾を諦めたほうが楽だったかもしれんw


◆ドラゴラム開眼◆
 ともあれ、アレフガルド最大の難所を突破。次に目指すはルビスの搭。ここには「光の鎧」と「聖なる守り」の二つがあるダンジョン。
ここの敵はそこまで強くないが、面倒なのが「ラゴンヌ」。こいつのマヒャド連打はかなり痛く、そのうえラリホーマホトーンが効きにくい&攻撃呪文も効きづらい。
 こいつをどうやって倒そうかとあれこれ試していたところで、はじめて「ドラゴラム」の優秀さに気がつく。
 というのもドラクエ3(リメイク版)のドラゴラムは、龍に変身して炎を吐き続けるというものだがこの炎はほとんどのモンスターに無効化されない(ダメージカットされることはある)うえ、その威力もメラゾーマ級で、しかも全体攻撃という異常な攻撃性能を誇るのだ。難点は消費MPの高さ(24)だが、魔法使いがメインで使うベギラゴンマヒャドの消費MPは12。一回の戦闘で二発打つことを考えると同じ、むしろ抵抗されて余計に打つことを考えると充分元が取れる。ドラゴンに変身するのに1ターンかかるが、それはラリホー連打で埋められる。
 結果、ラゴンヌを始めとするこのダンジョンのモンスターはドラゴンの炎に焼かれることに。普段全然使わない呪文だったがこんなに強力だったのかと目からウロコ。
 さらに、ここのダンジョンにはそこそこの頻度ではぐれメタルが登場する。こいつはドラゴラム→ピオリムの順で呪文をかけるようにすれば二ターン目に確実にドラゴンの炎で焼けることに気がつき、メタル狩りが一気に楽に。
 しばし目的を忘れてレベル上げに没頭。これまでのちまちましたレベル上げとは違い、一方的な殺戮に。これまでは見逃すしかなかったメタル系もバリバリ撃破できる。まさにドラゴラム樣々である
 その結果、勇者がレベル42に上昇したことで、ついに念願の最終兵器「ギガデイン」を取得。その威力は凄まじく、ルビスの搭にいるモンスターはほぼこの呪文で一撃。ドラゴラムと併用して使っていくことでモンスターの屍を築いていく。おかげであっさりと「光の鎧」、「聖なる守り」を獲得。
 さて、これでゾーマ城に乗り込めるようになった。前回攻略時のセーブデータを確認したところ、通常プレイでゾーマを倒したのがちょうどレベル42だったので、もうそろそろ戦いを挑めそうだ。

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 今回はここまで。次回はいよいよ最終決戦です。