ドラゴンクエスト3 「戦う」を使わずクリアしてみる(2)

 忘備録とかも兼ねたドラクエ疾風魔法大作戦2回目。 前回、ロマリアに到達したところから続き。

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 まずはカザーブを経由して、アッサラームまで出張。途中で現れる恐怖の「あばれざる」および、このパーティの天敵「キャットフライ」(マホトーン使ってくる)に怯えつつ、なんとか到着。装備を買い占めたら即リターンして、夢見るルビーの眠るノアニールの洞窟へ。
 ノアニールの洞窟はこの時点のレベルだと強敵が多く、特にヒャドを使ってくる「バンパイア」と集団で現れては甘い息を連発してくる「マタンゴ」がやばい。
 だがその分経験値の見返りは大きいので、洞窟奥地にある回復の泉を拠点にしばし張り込んでのブートキャンプ。戦闘ごとにMPを使い切る勢いで呪文連打→回復を繰り返してひたすらにレベル上げ。
 レベル12を超えたところで、ようやく僧侶が念願の攻撃手段であるバギを取得。同時に魔法使いもイオを覚えてくれたことで戦闘がだいぶ楽に。
 勢いのままに夢見るルビーも回収し、ノアニールを開放したところで念願の「みかわしのふく」もゲット。また保険としてメラの効果がある「まどうしのつえ」も購入する。

 さて、このあたりから問題となってきたのがモンスターの呪文耐性のきつさ。
というのも、メラ・イオ・ギラ系のメイン攻撃手段として連発している呪文はモンスターにもよるがわりと抵抗されやすく、ドラクエ3においては抵抗=ノーダメージなため、実質一回攻撃ミスに等しい。ヒャド・バギ系は抵抗される割合が(ギラやイオに比べて)低めなため、多少威力が下がってもこちらをメインに使っていったほうが良い場面も多い。
 普段のプレイではモンスターの呪文抵抗についてはあまり気にしてなかった(というか攻撃呪文を使う機会があんまりない)が、今回のプレイでは各モンスターの呪文耐性を見極めていかないと攻略はおぼつかないと思われる。というわけで今後はその地方に出てくるモンスターの呪文抵抗をメモりながら、先へ進めていくことに。

 みかわしの服も手に入れ、先へ進む準備が整ったところで一路イシスへ。
 ここで手に入れた「ほしふる腕輪」は、ラリホーマホトーンを即効で唱えるため僧侶へ渡す。ここから先はこの二つの呪文が先制で効くかどうかで結構変わってくるので重要。それがなくとも僧侶は素早さが低いので、意外と防御力がない(この時点で魔法使いより低い)から、防具としても使えます。
 しばしイシス近辺でレベル上げ。ここのあたりだと、アッサラームから引き続き登場の「キャットフライ」マホトーンのみならず呪文耐性も強い)や、「かえんムカデ」(同じく高い呪文耐性のほか、全体攻撃の火炎の息がやっかい)など強敵ぞろいだが、その分もらえる経験値はこれまでとは段違い。経験値やGが一度の戦闘で100を超えるようになってきた。

 レベル15になり、魔法使いがベギラマも覚えたところでピラミッド攻略。
ピラミッドの宝箱にはこの時点ではまず勝ち目がない「ひとくいばこ」が何体かいるので、基本的に無視して先へ進み、一直線に「まほうのかぎ」取得を目指す。
なお、地下の「おうごんのつめ」は今回は見送り・・・というか地下のエリアは呪文禁止エリアなのでこのパーティだとどうしようもないし。うっかり落とし穴に落ちないように気をつけつつ進む。
 落とし穴さえ気をつけれていれば、後はピラミッドには特に厄介なモンスターもいない(呪文耐性が強力なやつもあまりいない)ので、あっさり魔法の鍵をゲット。

 「まほうのかぎ」を取ったら、そのままこれまでの地域から宝箱を掠め取りに戻る。
 重要なのはアリアハンにある「ルーンスタッフ」と「ごうけつのうでわ」、あとイシスにある「ルビーのうでわ」「おうごんのティアラ」あたりか。
 普段なら強力な装備だが、今回のプレイではこれらの装備は使用しないためとっとと換金してしまう。これで持ち金が一気に3万ゴールドを超えた。ここまでくればそうそうお金には困らないだろう。
 あと、イシスの王女様より「いのりのゆびわ」を貰う。今回のプレイではMPを回復できるこいつは最重要アイテム。エルフの村で購入できるまではなんとか持たせたいところだ。
 宝箱を一通り回収したところでポルトガへ。バハラタへ行くための「おうのてがみ」をもらうとともに「まふうじのつえ」も取っておく。無限に使えるマホトーン、しかも魔法使いが使えることも重要。これで安定感がぐっと増します。


◆序盤の壁 VSカンダタ

 目的のバハラタは最寄りのアッサラームからでも地味に遠く、とりわけ道中に現れる「ヒートギズモ」は、集団で現れるくせにギラ・イオ系無効なので呪文主体だとかなりキツイ。幸い、こいつはラリホーに弱いので、眠らせてとっとと逃げるのがベスト。

 事故に気を付けつつ慎重に道中狩りを行い、レベル16になったころにようやくバハラタ到着。
この街には重要装備である、「まほうのたて」が売っている。魔術師も装備できる貴重な盾で呪文耐性まである素敵装備。バハラタの価値はほとんどこの装備にあるといっても過言ではないだろう。
 なお、肝心の黒胡椒を手に入れるイベントだが、GB版だと「カンダタ」の一回戦(ジャンパーニの塔にいるやつ)を倒していないと発生しないようになっている(ゆえにこの時点ではイベントが発生しない)。ので、そのまま街をスルーして、ダーマ地方まで進むことに。

 ダーマ地方はさほど敵が強くないうえ、そこそこの経験値がもらえる敵が多い、宿屋が安いと、レベル上げに向いている場所。
 とりわけここに登場する「マッドオックス」は集団で出る、呪文耐性低いとまさに今回のプレイにうってつけの敵。こいつをひたすら狩ってレベル上げ。たまに出る「メタルスライム」は倒す手段がなく、逃げるしかできないのはご愛嬌といったところですが(メダパニが使えればまだ倒せるんですが、現時点では手も足も出ない)。
 ひたすらレベルを上げ、レベル17になったところで魔法使いがメラミを覚えた。序盤の切り札とも言えるコイツを覚えてくれたならばと、一旦レベル上げを切り上げ、さっそくカンダタ一回戦に挑むことに。

 結果。超楽勝でした。カンダタ子分はメラミ一発。肝心のカンダタもメラミ四発ぐらいで沈む。さすが序盤のリーサルウェポン。
そのままカンダタ二回戦・・・の前にピラミッドの残った宝箱を回収。ここの四階宝物庫には大量の宝箱があり、なかには「ルビーのうでわ」もあるので売って換金。GB版はFC版と比べ、この手の高換金アイテムが多めなのでほとんどお金に困らないなぁ。

 ぼちぼち準備を整えたところでバハラタの洞窟へ。
 レベルはもう充分(と思われる)、準備万端いざカンダタ二回戦・・・と意気込んでいたところでまさかの事故発生。
 開けた宝箱がひとくいばこだったのだが、最初のラリホーが効く前に魔法使いが一撃で落とされてしまう。残った勇者や僧侶の貧弱な攻撃呪文ではどうしょうもなく、逃げることもできないまま甘い息→全滅の憂き目に合う。まさかの初全滅。
 幸い、所持金のほとんどは預けていたため実質的な被害は少ないが、戦闘力がとにかく魔法使いに集中しているため、ここが落ちるとどうしようもないがキツいなぁ。

 気を取り直して再びバハラタの洞窟へ。今度はとくに問題なくカンダタ(二回戦)へ到着。これに勝てば船が手に入る大事な一戦。
 カンダタファミリーは基本物理攻撃のみなので、まずかけられるだけスクルトをかけてしまう。これでほとんどダメージを封殺できるが、カンダタは時々痛恨の一撃を放ってくるのでそれだけは注意が必要。今のところ痛恨の一撃一発では倒れないため、ダメージを受けたら即回復をしていれば死ぬことはないので回復さえ絶やさなければ楽勝・・・と思いきや、なぜかカンダタがメラミをほぼ封殺する(でもメラはあんまり抵抗されない。何故だ)謎の耐性を見せる。

 仕方ないので、勇者と僧侶はまどうしのつえ、魔法使いはメラミからヒャドに切り替えてちまちまダメージを与えていくことに。
 結果、異常なまでの長期戦と化し、途中で魔法使いのMPが切れ、勇者と僧侶がホイミ分のMPも残らないぐらいのぎりぎりになってやっと勝利。これGB版の仕様だから良かったけど、FC版だと自動回復の分倒しきれないところだった。危ない危ない。

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 本日はここまで。