ドラゴンクエスト3 「戦う」を使わずクリアしてみる(6)

 なんとか年内完結に間にあったドラクエ疾風魔法大作戦6回目にして最終章。
 今回は最後の決戦編、対ゾーマ戦です。

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◆最終決戦に向けての準備◆
 あと少し最終決戦の準備を整えるため、ルビスの搭で引き続き殺戮続行。レベル44まで上昇したところで、ここまで稼いだ資金を持ってマイラへ。

 目的はすごろく場の道具屋で売っている「ドラゴンローブ」。炎・吹雪に耐性のある強力な装備ゆえ、なんとしても獲得したかったのだが問題なのが値段。一着27000Gで、僧侶・魔法使い・賢者の分が必要なため計81000G必要だったのだ。
 まぁ、一着をここのすごろく場のゴール景品である「ひかりのドレス」で補うという手もあったのだが、問題はここのすごろく場。ゴールに至るルートが二つあり、「ひかりのドレス」が商品のゴールに至るルートと、「ドラゴンローブ」を買える道具屋があるルートは別々になっている。
 じゃあ二回クリアすればいいじゃんと言うところだが、ぶっちゃけメンドイ(酷ぇw)ので今回はドラゴンローブ優先で挑戦することに。
 道具屋のマスはわずか一マスなため、止まるのは難しいと考えて何度も挑戦するつもりだったが、実際には四回目のプレイであっさりと到着。無事ドラゴンローブ三着を購入できた。しかも、その勢いのままゴールまで到達してしまう。こんなあっさりでいいのかw

  • ちなみに道具屋方向のルートのゴール景品は「グリンガムの鞭」。通常だと強力な装備だが、今回のプレイではまったく何の役にも立たないので袋の肥やしに。

 これでレベルに装備はほぼ出揃ったので、ついにゾーマ城へ挑戦を試みる。予想ではもう勝てると思うが


◆VSゾーマ戦◆
 ゾーマ城はさすがに最後のダンジョンだけあって強敵ぞろい。惜しみなくギガデインやドラゴラムを使っていかないと厳しい敵が多く、苦戦が続く。

  • まず地味な強敵が「バルログ」。こいつはザラキをとにかく連発してくるので事故が怖い。出会い頭にマホトーンを連打して呪文を封じないと怖い。
  • 同じく「トロルキング」もたまに打ってくるバシルーラが鬱陶しい。実際、なんどかメンバーが飛ばされてアリアハンへ戻る羽目になった。
  • 「マントゴーア」も強力な呪文を連発してくるが、こいつはマホトーンをかけてしまえば、攻撃力はしょぼいの一言。後はマホトラ連打でMPを回復させることができるので、出てきたらラッキーチャンス。こいつからMPを回収してどれだけ消耗を抑えられるかがカギ。

 奥に行ったところでキングヒドラVS親父の戦いが。いつも思うのだが、ここでバギクロスとかライデインとか無駄に呪文を使わずにベホマ用に取っとけよ親父。通常攻撃の方が威力高いんだから。
 まぁそんなイベントを挟みつつ、この階にある宝箱より最終兵器「けんじゃのいし」をゲット。MP消費なしでベホマラーを使える神アイテムで、これがあるかないかで最終戦の難易度が大きく変わる。どいつに持たせるかは悩みどころだが、とりあえずは最終戦であまりやることがない僧侶に渡しておく。

 ゾーマ城最深部にて、ようやくラスボス・ゾーマとご対面。そして、ゾーマ戦の前哨戦となるボス三体ラッシュ。
 まずは親父の敵である「キングヒドラ」戦からですが、ぶっちゃけこのレベルだとキングヒドラはそんなにたいしたことない。序盤にフバーハスクルトで固めてしまえば、あとは王者の剣+ドラゴラムの炎連発でいずれ倒れる。全員の装備を耐性優先で揃えたため、激しい炎を連発されても充分耐えられるしね。
 というわけで特に苦戦もせずにあっさり勝利。

 続けて「バラモスブロス」戦。こいつも基本的にはキングヒドラと同じくフバーハスクルトだが、時々3回攻撃時にイオナズンを連発してくることだけが怖い。
だが、実はマホカンタを事前に唱えておくと、イオナズン反射ダメージで結構削れてしまうw 結構お茶目なやつだ。
 こいつも防御を固めてしまえば、あとは王者の剣+ドラゴラムでカタがつく。今回はそれ+マホカンタによる反射ダメージまであるので正直キングヒドラより早く片付くぐらいかも。

 そしてボスラッシュ最後の一匹となる「バラモスゾンビ」戦。こいつは物理攻撃しかないのだが、その攻撃力が尋常ではなく、スクルトで固めまくらないと大ダメージを喰らう(勇者でも200前後喰らう)という三匹の中では一番事故が起こる強敵。
 特に攻撃技となるドラゴラムを使った直後は防御力が下がる(素早さが下がる関係と思われる)ので、この直後のタイミングがとにかく危険。即効でスクルトを連発して防御を固めるべし。防御さえ固めてしまえば後はほかのボスと同じく王者の剣+ドラゴラムで自動的に勝てる。

 前座ボス3体を倒し、いよいよ最終戦となる「ゾーマ」戦。
 いざ勝負・・・と挑んだところで、光の玉を持ち忘れたことに気がつき、さっくり全滅。最後の最後で何やってるんだw

 気を取り直して二回目のゾーマ戦。今度はちゃんと光の玉を持っていることを確認して、再度挑戦。
 これまでのボスと違い、ゾーマにはその代名詞とも言える「いてつく波動」があるため、補助呪文による強化が難しい。そして一番の問題としてドラゴラム戦法がほぼ封じられるのが最大の難関。そのうえ、こいつはバギ系が一切効かないため王者の剣による攻撃もできない。
 そこで、まずはフバーハスクルトを最小限だけかけて、勇者はギガデイン、魔法使いはメラゾーマで攻撃。僧侶は基本的に回復(賢者の石)だけ行い、賢者は場合によって補助、回復、メラゾーマで攻撃と使い分けていくという戦法で挑む。

 この戦法で安定こそしているものの、勇者のギガデインは消耗が激しすぎるので、長期戦を考え途中からライデインに切り替えつつ攻撃。1ターンごとのダメージは下がるが、GB版ゾーマは自然回復しないので、堅実にダメージさえ与えていけばなんとかなる。
 時折いてつく波動フバーハ解除→直後に凍える吹雪の順で二回攻撃が来て、大ダメージを受けたりすることもあるが、なるべくフバーハを絶やさないよう心がけ、ちょっとHPがヤバくなったら即賢者を回復に回していく。
 そして、最後の最後に突き刺さった魔法使いのメラゾーマの前についにゾーマが倒れた。なんか意外とあっさり倒せてしまった。これだとバラモスの時の方が苦戦したような気が(制限プレイではよくあることだが)。

 かくして、一度も物理攻撃をしたことのないインテリ集団は、ついにその呪文(とマジックアイテム)の力を持って大魔王さえ撃破した。まさしく魔法こそが世界を救ったのだ。魔法万歳!!

【最終決戦時のレベルと装備】

  • ゆうしゃ レベル44 セクシーギャル
    • HP378 MP198 
    • ひかりのよろい ゆうしゃのたて ミスリルヘルム ルーズソックス
  • そうりょ レベル43 がんばりや
  • まほうつかい レベル44 しあわせもの
    • HP254 MP287
    • ドラゴンローブ まほうのたて ぎんのかみかざり ガーターベルト

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 というわけで、無事こうげきなしの呪文オンリープレイで見事ドラクエ3攻略できました。
 このときのプレイは大体一か月ぐらいかかったのですが、想像していたよりは楽なプレイでした。レベル上げこそ手間取ったものの、なんかそこまで詰んだ状況にはならなかったし。
 また普通にプレイしていれば気が付かない、モンスターの呪文抵抗力の違い、マホトラやドラゴラムといった普段使わない呪文の便利さなどを再評価できたことが今回のプレイ最大の収穫かも。

 さて、今年はこんなもんですかね。なんだかんだで7年も続けている当ブログ。来年もよろしくお願いいたします。