二ヶ月に一度のお楽しみ。ボードゲーム専門誌「ゲームリンク」のVol.8が出たので買ってきました。
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: おもちゃ&ホビー
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- 今号の特集は「デッキ型カードゲーム」。ドミニオン以降、雨後の筍のごとく登場した数々のデッキ型カードゲームの紹介。前々から多いなぁと思っていたのですが、こうして記事にするとホント多いなw
- 海外の派生型だとプレイしたことのあるのは「サンダーストーン」と「アセンション」ぐらいか。どれも面白そうに見えるが地球環境をテーマとした「地球進化史:環境大激変」と130コのオリジナルダイスを使うという「クォーリアーズ!」あたりが特に面白そう。
- 日本の派生系として上げられたカードが「萌え」か「同人」ばかりなのは何事かw
- あと、版型が変わってから無くなっていた「あなたにとってのベストゲーム」がデッキ型カードゲーム限定という形で復活している。「遊戯王TCG」や「金色のガッシュベル THE CaRD BATTLE」などが挙がっている辺りがさり気に面白い。うん、昔の遊戯王はまぁそこそこ面白か・・・いや、あんまり面白くはなかったか?w 今の遊戯王は完全にアレですが。
- そういえば今回の「ボードゲームに恋して」はこの特集がらみなのか「アセンション」の紹介になっている。なっているのだが微妙に酷いこと言っている気がするw
- 創刊当初から続く「最新ゲーム事情」のコラムもドイツのデッキ構築ゲームがテーマ。ドイツでは戦争をテーマとしたゲームは教育上好ましくないととらえられるのでドミニオンのパッケージが変わった、という話が興味深い。
- 田中としひさの「次が本番だし」は「ファクトリー・マネージャー」。前回に引き続きフリードマンのゲーム。
- タイトル絵が卑怯w 「ウチと契約して派遣労働者になってよ」じゃねぇだろw
- このゲームはまだプレイしていないのでよくわからなかったが「電力会社」の簡易版みたいなゲームだと思っていた。テイストに同じところはあるが結構違うっぽいね。
- 土屋つかさのLet'sアナログゲームのコラムは「ホワイトチャペル」。切り裂きジャックをテーマとしたゲーム・・・って結局またホラー系かいw
- ようは「スコットランドヤード」タイプのゲームですが、追跡ターンが4つに分かれているとか
- 「ゲームレビュー&イントロダクション」を見ていたら、以前鈴木銀一郎氏のテストプレイに参加させて頂いた「くにとりっ!外伝」が無事発売された模様。というか拡張の奴とは別に出すという辺り凄ぇなぁ・・・。
- 「セーブ・ドクターラッキー」は「キルドクターラッキー」の続編・・・というか前日譚のゲーム。キルドクターラッキーの方はプレイしたことがあるが、自分の手で殺すために博士を助ける、という設定は酷い話だ。「死ね」とか言ったらペナルティというルールまで完備。どんなゲームか一度プレイしてみたい。
- 「アサラ」はわりと最近よく見るようになったゲームだが、これクラマー&キースリングのコンビ*1だったんですね。始めて知りました。
- チケットトゥライドウの拡張である「アルヴィン&デクスター」。宇宙人アルヴィンと怪獣デクスターのセットってなんだよ・・・。もはやそれば別ゲーだw
- その道の職業の人にゲームをプレイさせる「等身大のゲーム」。今号では「大聖堂」をテーマとして建築家の黒崎氏にプレイして貰う、という内容なのだが「一番最近に大聖堂に行ったプレイヤーがスタートプレイヤー」というルールがマジで適用される
あたりがいかにもプロ相手っぽいw
- ゲーム紹介記事の「げーむおんせん」、今号での紹介は「あいどるぷろじぇくと」。これ、「エミーラ」システムのタイプのゲームだと聞いたのですがさすがにアレよりはルールが簡略化されている模様。ただ、一度破綻するとどうにもできなくなる辺りの弱点はどうもまだあるっぽい。とりあえずどこかでプレイできないモノか。
- これそのうち「アイドルマスター」そのまま互換タイプの奴とかどこかで出すんだろうなぁw
*1:ゲーム大賞も受賞した「ティカル」などを作ったコンビ。