ソラトロボ クリアしたでござる

というわけでソラトロボ、第二部もクリア。これでストーリーは全部終了。
第一部で残った謎もほぼ綺麗に解決し、いかにも冒険活劇らしい爽やかな大団円。やっぱり物語の終わりはこうでなくては。

  • レッドが実はメルヴェーユによって創られたハイブリッドである、ということを知ってからの展開や、オーダーによりエルを殺してしまいそうになった後など、落ち込んでもショコラやエルの励ましできっちり立ち直り、強大な敵にも臆することなく挑んでいくレッドがマジ格好良い。ここしばらくのゲーム主人公としては屈指のかっこよさじゃなかろうか。
  • あと第一部ではあんまり目立たなかったメルヴェーユが第二部で大活躍。とくにネロとブランクに対しての「私に罪を償わせなさい!」と啖呵を切るシーンはこのゲーム屈指の名場面だと思う。
    • でもメルヴェーユさん、9年前にレッド創った・・・っていま何歳なんだ?
  • あと、エルのヒロイン度も第二部ではマックス! 「あなたになら殺されてもいい」はすげぇ殺し文句(文字通り)だと思う。落ち込んだり悩んだりするレッドをしっかり最後まで支えてあげるところといい、タルタロスに侵入したレッドがかならず帰ってくると信じて待つ健気さといい、凄い正統派ヒロインとして活躍したなぁ。
    • ただ、某クエストで「胸がない」をネタに男扱いされていて不憫に思っていたが、エンディングのとあるカットシーンでショコラとエルが並んだシーンを見て納得。たしかに13歳のショコラより胸が無い、というか絶壁。当初少年扱いされていたのもこれは仕方ない・・・かも。
  • ストーリー場の見所としては、最終面のタルタロス侵入時にこれまで登場したハンターや空賊たちが一斉に集まってきて攻撃に参加するシーンなどが、ベタだけど感動する。なんかこう、これまでの冒険の本当に総決算的な感じがして。その後の、タルタロスへと侵入するレッドのダハーカに、ネロとブランクの機体が合体するシーンも併せて、凄いクライマックスに向けてテンション上がった。
  • 第二部に入るとダハーカがMk2に進化し、パワーアップバリエージョンが手に入るようになる。そのせいか、ボス戦の難易度などは第一部より楽に感じた。ボス戦の最中にも形態を変更できるので、状況に応じて一番戦いやすいパターンに変更できる事も大きい。
    • タイプチェンジで使いやすいのがデフォルトの「タイプS」と、防御型の「タイプG」。タイプSのハイパードライバーは連続で決められるため、コンボ投げの際、これを決めると凄い威力になる。タイプGのほうはガードが出来るため、攻撃を避けにくいボス戦で大活躍する。
  • ラスボスのバイオンは流石に苦戦したが、攻撃モーションそのものは読みやすいので、タイプGで戦えば比較的楽。むしろその前の、シューティング面のほうが苦戦した気がするw

 とりあえず、クリアした感想としては「DS持っていたら買え」と言いたくなる傑作。
アクションは簡単で、世界観は奥深い。キャラデザインも可愛らしくストーリーは王道と、子供にもお勧めしたい一品。
 これホントアニメ化とかしないかな・・・。