アイビィ・ザ・キウィ?

 世界樹の迷宮二週目を始めたのですが、そればっかりでも飽きるので、ちょっと前から気になっていたタイトルを中古で購入。
 それがこの「アイビィ・ザ・キウィ?」。DS版とWii版同時発売だったゲームですが、今回はDS版を購入。

アイビィ・ザ・キウィ?

アイビィ・ザ・キウィ?

↑絵本チックでかわいらしいパッケージ。というか実際に絵本も発売されているみたい。

 基本ルールは単純で、マップを勝手に歩いて行くキウィ?*1の赤ちゃん「アイビィ」を、タッチペンで描くツタを使い、ゴールまで導くというもの。
 操作は基本タッチペンのみ。とにかくゴールまで導くのみというシンプルの極みにしてわかりやすいルールだけにのめり込めるアクションパズルゲームです。

  • アイビィの歩く速度は結構早いが、なにぶん赤ちゃんなせいか(卵の殻をつけたままだし)、ツタの角度がちょっと急だと登れなかったりする。
    • 基本的にはツタを歩かせて誘導、ではなく、ツタを描きながらスライドさせて弾くようにアイビィを飛ばしてゆく事になると思う(公式ページでも「エレベータ」という名前でテクニックが紹介されている)。この操作に慣れる事がクリアへの早道。
    • なお、ツタはアイビィだけでなく、ネズミなどの一部の敵も弾ける。これ以外と忘れがちだが覚えておくと後半楽になる。
    • よくやってしまうのが、間違ってツタを描いてしまい、アイビィの行く手を遮ってしまう事。こうなった場合、ツタは一度に画面に三本までしか描けない(それ以上描くと古いツタから消える)、というルールを利用し、全く関係ない場所に三本ツタを描くと、間違って描いたツタを消せる。結構この状況に陥りやすいのでこれまた必須のテクニック。
  • ゲームとしての難点は、マップが重要なゲームだけに、マップを何らかの手段で確認する方法が欲しかったところ。スタート時に少しだけ確認できるが、一瞬過ぎるうえにごく一部のみのため、正直参考にならない。死にながら覚えるしかないのがちょっと(しかもオートセーブなのでやられた場合はリセットしても残機は減っている)。

 このゲームのいやらしいところ(ほめ言葉)は、実はクリアするだけなら簡単だったりするところ。
 各マップには10枚の「羽根」が散らばっていて、これを集める事で1UPする。ただ単にクリアするだけなら、集める必要がないのだがついつい集めてしまう。そして、これを集め出すととたんに難易度が高くなるようなマップの構成になっていたりする。非常にいやらしいw
 
 世界樹の合間にちょこっとプレイするつもりで買ったのですがまさかのドはまり。これは昨年の「A列車で行こうDS」並の個人的ヒットかも。
 軽くプレイできるだけに、クリアできないと悔しく、クリアしてゆくとやめどころが見つからない。
 近頃、DSのタッチペンを余り使っていないという方にもオススメのゲームです。

*1:正式タイトルも「アイビィ・ザ・キウィ?」とハテナマークが付いているのがミソ