ゼノブレイド始めました(1)

 というわけで6月10日はWiiの注目ソフト「ゼノブレイド」の発売日。当日にヨドバシでサントラ付きの奴を購入。

Xenoblade ゼノブレイド 特典 サントラCD付き - Wii

Xenoblade ゼノブレイド 特典 サントラCD付き - Wii

 Wiiで本格RPGはコレまで余り出てないので、結構楽しみにしていた一品。でも、任天堂はあいかわらずあんまり宣伝していないというか・・・。
おかげでうっかり発売日忘れるところだったよ。もうちょっと派手に宣伝しても良かったんじゃないかな?

 購入に際してはほぼ情報を入れず、ぐっと発売まで我慢してのプレイ。
 とりあえずいまのところ三時間目ぐらい。序盤の山場イベントっぽいコロニー9襲撃終了まで進んだところでの感想を。

  • 世界観はかなり良い。巨神と機神、その骸の上に広がる世界ということを示す導入部はかなり引き込まれた。
    • というかダンバンさん、しょっぱなの話の流れだと明らかに死ぬ流れ(機神兵を唯一切り裂ける剣の力を解放して一気に蹴散らす)だったのにしぶとく生き残ってるしw 後々のストーリーへの関わり方も含めてかっこよすぎるキャラだ。
    • 宇宙船っぽい洞窟などの存在が、それとなくコレまでのゼノシリーズとの繋がりを示唆しているっぽい。これからはっきりとつながりを示す何かが出てくるんだろうか*1
  • マップ移動は結構自由度高い。高いところから飛び降りたり(ダメージを受けたりうっかり死んだりするがw)、湖を泳いで渡ったりと移動アクションも結構多彩。マップ上にある「ランドマーク」を見つければ経験値がもらえる事もあって(けっこうこれが馬鹿にならない)、とにかくマップ上をうろつく事が楽しい。こういうのは個人的に理想的なRPGだなぁ。
    • ランドマークは見つけた後は、マップ昨日でそこまでワープできるようになる事もあって長距離移動もらくらく。また全滅した時は一番最近のランドマークからコンテニューとなるので、積極的に探していくと後々楽に。
  • 戦闘システムはかなり独特で最初は戸惑ったが、なれればマップ移動から戦闘シーンまでがシームレスなこともあってかなりスピーディに敵を蹴散らせる。
    • 通常攻撃は敵をロックオンしてしまえば後は勝手に通常攻撃してくれる。それでいて操作キャラのアーツ(必殺技)を適格に叩き込んだり(タイミングや敵の向きで大きくダメージが変わる)、仲間に指示を出したり援護したり、突発的に発生するキズナアクション(タイミングよくボタンを押せば味方のテンションがあがる)に対処したりと、やれることは結構多い。
    • 体力はフィールドを歩いているうちに勝手に回復する(しかも結構早く全快する)ので、回復しに戻ることなく、テンポ良く連続戦闘も可能なのは嬉しい。
    • ただ、序盤は戦闘中の回復手段に乏しく、ちょっと強い敵が出てくるとすぐ泥仕合になりがち。たまにフィールドにうろついている名前つきの敵(ユニークモンスター)は、最初は無視するようにしたほうがよさげ。
  • 面白いのが街の住人の中に名前持ちのキャラがたまにいて、そのキャラクターとの関係やキズナがみれるところ。コレのおかげで無意味に街を歩き回り、街の人たちに話しかける楽しみが生まれている。
  • 地味に凄いのが装備がきちんとキャラのグラフィックに反映されているところ。ムービーシーンにもきちんと反映されます。意外とこれが出来ていないゲームも多いだけに素直に驚いた。
    • これのおかげでネタ装備をつけてもう一回ムービーシーンを見返すという間違った楽しみが増えたw
  • ゲームの欠点として、ちょっとストーリーを説明する部分にムービーが多いかな、と感じるところ。ムービーは飛ばせるけど、飛ばすと訳わかんなくなるし。こればっかりは日本の現代のRPGに共通の欠点だな。
    • ここだけはスターオーシャン4で採用していた「ムービー部分をかいつまんで説明してくれる」機能が欲しかった。

 様々なイベントとか、ランドマークの存在、街の人とのキズナなどとにかく歩き回ることが楽しめるようになっているゲームデザイン。これ本当に良く出来たRPGだわ。単にストーリーを追うだけではない楽しみ方がある。

 とりあえずコロニー9を襲撃した黒い機神兵を追って、旅立つ主人公シュルクとライン(というかヒロインっぽかったフィルオンが早々にパーティ脱落って・・・)。
旧タイトルにもなっていた「モナド」もいきなり手に入ったところで、次回に続く!
 

*1:正直なところ、過去のゼノシリーズの記憶がもうほとんどないので、出てきても分からないかも><