Switch版「スーパーロボット大戦T」クリア後レビュー

 気が付けば連休ももう1日…。お、俺はこの3日間何をしていたんだ(何もしてない)。

 今回のゲームレビューはひっさびさのスパロボスーパーロボット大戦T」。 今のところ最新作(2019年作)で、シリーズというわけではないがV、Xから続く単発作の3本目。

  • ちょいこの前、新作の「スーパーロボット大戦30」が発表された関係から、セールやっていたので購入。このシリーズ初代からプレイしてるけど、もう30周年なのか。
  • というかVをプレイしたのが2017年だからもう4年も前なのか。年取ると1年1年が早くなるな…。

 

 とりあえず一か月ほどかかったけど、何とかクリアできた。大体プレイ時間は40時間ぐらい。

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 なお、スパロボTの仕様上、序盤以外のスクショが取れないので今回は画像控え目です。

 

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↑このオジサンが主人公の野獣ネクタイことサイゾウさん。

 

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↑実はあんまり出番がない「わが青春のアルカディア」のエメラルダス。ぜったい隠しキャラで仲間になると思ったのに、仲間にはならないらしい…。残念。

 

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↑今回のストーリー上、主役級の活躍を見せる「ガン×ソード」のヴァン。

 

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↑ヴァンとよく絡むドモン。あとはアキトも復讐者つながりかよく絡む。

  • 基本システムはV(たぶんXも)とほぼ一緒。小隊を組まない単体出撃、Tacポイントを使って養成するあたりはほぼ一緒。そのためこの2本をプレイしていれば比較的分かりやすい。ただ部隊強化系システムのあたりはもう少し説明あっても良かったかな(一週目は中盤近くまで忘れてたよ…)。
  • 今作のユニットでまず強いのが「ゴッドガンダム」。序盤で仲間になって、そこからずっと主力として活躍できる。攻撃力が高く、ハイパーモードと明鏡止水でパワーアップし、中盤になるとさらに強くなるという本作の最優遇と思われるユニット。
  • あとはマップ兵器が凶悪な強さの「ZZガンダム」。後半はフルアーマー化してパワーアップするので、マルチアクションを使ってマップ兵器連発→エネルギーが切れたらパーツを切り離して回復といった感じで一人で敵陣半壊を狙える。ストーリー的にも重視されていて、本作のガンダムのストーリーはZZ後半+逆シャアといった感じで、ジュドーが結構きっちり関わってくるので存在感もデカい。
  • というか本作はマルチアクションの関係もあってかマップ兵器持ちユニットは大体強くて強力。主人公機の「ティラネード・レックス」は射程が長いマップ兵器と2人乗りということもあって最後まで活躍できる(撃墜数ではZZとの1、2トップだった)。また、「ガンバスター」「グレートマイトガイン」「スターガオガイガー」などのスーパーロボットも何気に使えるマップ兵器が意外な活躍をしてくれる。
  • マップ兵器無し勢だとリアル系のユニットが強く、楽園追放の「ニューアーハン」、ボトムズの「スコープドック」、ガンダム系の「Hi-νガンダム」あたりが回避率と射程の長さもあって扱いやすい。スーパー系ならば攻撃力がバカ高い「真ゲッタードラゴン」「ダン・オブ・サーズディ」あたりが他に一枚抜けて強い印象。
  • 逆に扱いに困ったのが「レイアース」。というかレイアース系の主役3機全員。パワーアップが遅く、射程が全体的に短く、かつP系武器が少ないという三重苦。最終的には強いんだけど、そこに至るまでが長く険しいのが辛い。逆にランティスが乗ってくる「魔神ランティス」(スパロボのオリジナル機体)は射程長い、精神コマンドが2人分かつ強力なので『鉄壁』を使って雑に敵陣に放り込むだけで反撃で敵壊滅を狙えるという強機体。
  • まぁ、なんだかんだで本作の難易度はそんなに高くない(SPポイントを狙わないのであればぶっちゃけ楽勝)ので、好きな奴を使うべしw
  • シナリオについては主人公たちが『サラリーマン』である点が強調されていて、主人公含む「特務三課」というチーム全体で主役を張っている感じでシナリオ上も結構他メンバーともよく絡み、かといって出しゃばり過ぎない感じ。敵オリジナル勢力もサラリーマンという関係からか、なんかそんなに「宇宙の命運をかけた戦い」といった気負った感じじゃなく、「苦労する中間管理職」「いやな上司」など分かりやすい企業戦士感がありますw 中間管理職ことルーディさんがしれっと味方に加わっているあたりもあんまり憎めない存在というかw
  • ただ、今作だと太陽系から外に行かない(木星あたりまで)ので、なんかVあたりと比べるとスケール小さい感がちょっとあります。せっかくガンバスターもいるのに「宇宙怪獣」あたりもそんなに本格的に攻めてこないし(クロスボーンがいるので木星をぶっ放すわけにはいかんでしょうけど…)、強大な敵感があった奴だと「デボネア」「カギ爪の男」「Drヘル」と個人としては強いけど、強大な勢力っぽい奴がいないのもこのこじんまり感あるのかも。「Zマスター」あたりはデカさといい強さといい後半ボスっぽさあって、正直ラスボスより格上感があったけどw
  • 今回はDLCシナリオも購入したんですが、意外な組み合わせありで中々悪くなかった(ちょっと高いが)。「エクストラシナリオ」もそのうちやっておきたい。Xもプレイするべきかな…。

 というわけで、本作もなかなか面白かった。難易度もお手軽難易度で(Vよりは難しいかも?)、ストーリーも主人公たちを中心に割とまとまっていて悪くない。V以来のプレイでしたが、やっぱり面白いシリーズですよね。今度出る30も久々に発売日に購入してみるかな…。

横浜の「イエローサブマリン横浜」に行ってきた

 ちょいと横浜に行く用事があったので、せっかくだから横浜のボドゲショップ「イエローサブマリン横浜」に立ち寄ってきました。

 

 2年ぐらい前に横浜ゲーム屋巡り時に行ったことがありましたが、あの時とは違うビルに移転していました。あの八百屋の上じゃなくなってたのでちょっと戸惑ったよw

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 今はこの浜西ビルの4Fにあります。駅からも結構近い。

 

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 この黄色いシャッターを見るとイエローサブマリン感ありますw

 

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 入口はちょっと奥まったところにあります。

 

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 店内は天井が高く、フロア全体も広々している感じ。以前の店舗がすれ違うのも難しいぐらい狭かったので凄い広く感じますw

 

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 カードゲームのコーナーも併設。

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 「青眼の白龍」 が9000円…。値段が上がっているとは聞いていましたが、うかつにデッキ組めないぐらいに高まってますねw

 

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 ゲームマーケット新作のコーナーがあった。コロナ過以降ゲムマ行けてないなぁ…。

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 中古ゲームのワゴンセールもあった。比較的小箱系が多めかな。

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 書籍系も多め。なんか最近の流行りなのか「謎解き系」の本が1コーナーを占めてた。

 

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 プレイスペースは2人席のこじんまりとした感じ。基本的にはカードゲーム用のスペースといった感じですかね。

 

 という感じで、やはりだいぶ広くなりましたね。いや、前の店舗が狭すぎだっただけかもしれませんが。アクセスしやすくなったのも良いところで、この日も(休日だからか)結構お客さんも入っていました。横浜に映画を見に行った時は立ち寄るようにしよう。

 

無料配布の「ニンテンドーマガジン(2021夏)」を貰ってきたので読んでみた

 このブログのアクセス解析を確認したところ、なぜだか「無料配布の「ニンテンドーマガジン(2020冬)」を貰ってきたので読んでみた」の記事のアクセス数が急増していた。これは何だと思ってみたら、どうも2021年夏版の配布が始まっていたらしく、その関係のようです。

 

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 ということで、さっそくヨドバシカメラに出向いて「ニンテンドーマガジン(2021夏)」(無料)を貰ってきた。2020冬の真っ赤なマリオと比較して、夏らしい爽やかさな色合いの表紙で、相変わらずおしゃれ感あふれまくり。

 

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 ファッション誌みたいだなと思ったら、リアルな任天堂アパレルの広告も挟まっていたw

このたぬきちアロハシャツはちょっと欲しい(LLサイズがあればなぁ…)。

 

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 「クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み」が 見開き2ページでどーんと取り上げられている。この夏らしい光景に恐竜が混じっている不思議な光景がスゲェわくわくする良い広告。

 

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 「ミステリー」というカテゴリーでファミコン探偵倶楽部大逆転裁判とバディミッションが並んでいた。この3つをまとめて紹介しているのは凄い「分かっている感」あるなぁw

  • バディミッション実は買ってたんですが、やる暇がなくてずっと放置している。大逆転裁判3DS版で1と2両方持っているんですが、こっちも2を放置しているし、この辺はいつか気合を入れてプレイしなきゃあかんな。

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 メトロイドの新作にポケモン2本とならんで女神転生Vが並んで紹介されているページ。女神転生任天堂からの評価の高さが伺えますw

 

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 オンラインゲームのオススメとして、任天堂の並みいる強豪ソフトに並んで紹介されている桃太郎電鉄。本当にキミ一気にビックタイトルになったね…(感慨深い)。

 

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 なんと「インディーワールド」の拡張版としてインディータイトルも紹介されている。

  • 「ハデス」「とらきちのとらキッチン」はどちらも面白そうなんですが、今大量にゲームを詰んでいるので遊ぶ暇がない…。

 

 いやぁ、前回も思ったけどコレ無料冊子でいいんだw おしゃれかつ情報量満載。下手なゲーム雑誌以上に読みごたえがありますね。

 電子版もあるので、情報を抑えるだけならそちらでも確認できます。でも、やっぱりフリーペーパーとは思えないクオリティの冊子版がオススメ。みんなも近くの電気屋さんにもらいに行こう。

町田マルイの「キン肉マンTシャツフェスティバル」にいってきた

 町田のマルイで「キン肉マンTシャツフェスティバル」なる催しがあることを知り、最終日となる本日に行ってきました。知ったタイミングが週末だったのでギリギリだったぜ…。

 

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 会場にはキン肉マン等身大フィギュアがどーんとお出迎え。というかこうして等身大になると本当にスゲェ筋肉の厚みだ。そりゃキン肉マンだもんね。

  • しかもパンツが黄色い奴だ。アニメとかの影響で赤いパンツの印象が強いですが、わりと初期の単行本だとこの色だったっけ? 結構レアなコスチュームだ。

 

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 シャツのチョイスは王道からマニアックなものまでかなりの種類が。過去のイベント限定Tシャツの復刻とかもあったようです。

 

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 デザインはどれもこれも中々お洒落で、特にこのキン骨マンとか普通にメタル系のTシャツっぽい。

 

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 当然ですがネタTシャツもあり。なんでよりによってプリプリマンなんだよw

  • まぁ、キン肉マンでネタTシャツ作れと言ったらコレかカニベースあたりになるでしょうけど…。

 

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 というわけで本日の戦利品。

 ぶっちゃけ柄は迷いまくりましたが(マンモスマンとサンシャインの奴もデザインがかなりお洒落で良かったが)、ここはアタル兄さんで。あと、小物として最後の晩餐のパロディ絵柄となっている悪魔超人ポーチも購入。

ゲームショップ巡りの旅(秋葉原・BEEP/駿河屋ゲーム館/スーパーポテト)

 週末にかけて内臓が死にかけてしばし絶食生活でした。ヨーグルトとサプリだけでなんとか生きながらえていたよ…

 ということで憂さ晴らしに秋葉原ゲームショップ詣出してきました。というか今まで秋葉原ゲームショップの話していなかったのか。

 

 まずはレトロゲーム専門ショップの「BEEP」。如何にも秋葉原っぽいマニアックさが魅力のショップです。

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 このすれ違いさえできない狭い階段を下りるのが凄い隠れ家っぽくってワクワクしますw

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 BEEPの特徴はレトロPC系が異常に充実していること。この棚の光景がいつみてもスゲェ。

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 もちろんコンシューマ系のレトロゲームも充実している。というか割とコンシューマ系はお手頃価格で種類も豊富なので、結構重宝している。

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 当然レアゲーも豊富。ここのPCエンジンLTとGTが並んでいる光景何気にスゲェな。

  • LTは16万、GTもACアダプターなしなのに8万とお値段もお高いw

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 あとこのWindows以前のPCゲームが大量に並んでいるのも凄い印象深い。何気に今年にリメイクした「同級生」「同級生2」と並んでいるのもポイント高いw

 

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 この辺のPCパーツ系が充実しているのも良い感じ。というかフロッピー(3.5インチ)がメディアとドライブ両方普通に売っているのには参るねw

 

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 ゲームショップ巡りといえばレアゲー。もちろんBEEPにもレアゲーは豊富ですが、お高い奴で目に留まったところだとこの「雪ん娘大旋風(PS2版)」が20万円。

  • 今だと普通にSwtich版(Wiiの奴の移植版)があるので遊ぶだけなら簡単です。内容はまぁ、割と普通…。

 

 続けて「駿河屋ゲーム館」。BEEPの隣にあるので来訪しやすいよw

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 秋葉原には大量に駿河屋がありますが、このゲーム館の正面にはアナログゲーム系を取り扱っている駿河屋もあるので、ついでにそちらにもハシゴするのがいつものムーブですw

 

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 ここはコンシューマ系ゲームの取り扱いが豊富。ファミコン時代のレトロなものからSwtichやPS4あたりの最新版まで幅広く取り扱われています。

  • ここはDS、3DS系の取り揃えが良く(意外と秋葉原だと少ないのよね…)、この辺のソフトを探すときにはよく利用します。

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 また、レトロハードのジャンクを大量に取り扱っているのも特徴かな。マジで所狭しと並べられているので、パーツ探すのもいいかもしれません。

 

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 ここでのレアゲーで目についたところだと、DS、3DS系のソフト。うちのブログでも取り上げたことがある「星霜のアマゾネス」が17800円ってスゲェな…。

  • 他にも私が遊んだことがあるやつだと「アイビィ・ザ・キウィ?」が21800円に驚く。いや、確かに出回り少なかったとは思うけど、それにしたってスゲェプレミアになっちゃったな。

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 あとPCエンジン屈指のレアゲーと誉れ高い「マジカルチェイス」が7万円。これでもこのゲームの価格としては割とお安いほうなのがクラクラしますね…。

 

 そして最後は秋葉原レトロゲームといえばここ、「スーパーポテト秋葉原店」。

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 レトロゲームが2フロア、レトロゲームセンターも1フロアという、まさにレトロゲームの殿堂。

 

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 レトロゲームはもとより、電子ゲーム系や古のハード、ゲームグッズやサントラなど、レトロゲームにまつわる幅広い商品層を取り扱っているのが特徴。このゲームウオッチ系がずらっと並んでいる棚とかちょっと圧巻。

 

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 ゲーム系書籍も数多く扱っており、ゲーム雑誌系や古い攻略本を探すのに向いてます。

 

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 ゲームグッズ系も豊富。というかやたらとカービィグッズが推しなんですよねw ほかにも任天堂系の小物が揃っているため、ちょっとした贈り物に良いかもしれませんw

 

 

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 個人的にいつも立ち寄るのがGBのコーナー。この大量につるされたソフトを見ているだけでワクワクしますね。

 

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 レアソフトが並んでいるところを見て驚いたのがGB「ブレインドレイン」が裸ソフトなのに6468円というプレミア値だったこと。これ私んちに普通に転がっているんだけど…。

 

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 あとスーパーポテト秋葉原の名物ゴールデンカートりッジ(非売品)。激神フリーザキン肉マンマッスルタッグマッチオバケのQ太郎の3本が揃っています。スゲェ光景だw

 正直マニアはこれ観に行くだけでも価値があるかも。

 

 ということで本日の戦利品。

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 「脱衣麻雀文化研究概論」。著者のみぐぞう氏の同人誌「ニチブツ毒本」と「ダイナックス毒本」のレビュー記事再編版となります。私はこれどっちも持っているんですが、つい購入w

 

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 タワードリーム2の攻略本。私自身、「タワードリーム2」をネタで同人誌を作ったことがあるぐらいには思い入れがあるソフト。古めの攻略本なのに1000円とは割かし安いな。

 

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 「パーフェクトカタログ」系の中でも珍しい、「バンダイのゲーム機」というメーカーに絞ったちょっと珍しい本。

  • バンダイといえば日本だとワンダースワンあたりのイメージですが、ちゃんとインテレビジョン、アルカディア、光速船といった海外ライセンス系ハードから、RX-78といったホビーパソコン系、「世界一売れなかったハード」として有名なピピンアットマーク、マイナーハードとして逆に知名度があるプレイディアLSIゲームまでがっつり網羅されています。このへんぶっちぎりで資料少なそうだし、調査大変だったろうな…。

 

Swtich版「Ghost Blade HD」レビュー

 気が付いたら一か月以上もゲームレビューをサボっていた。どうにもこのところゲームやる気力不足な感じで、そもそもそんなにゲーム遊んでいない。

 こりゃアカンなということで、買ったきり積んでたゲームから一本をチョイス。

 

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 今回はなんかのセールの時に買ってた「Ghost Blade HD」。ジャンルはシューティングゲーム

  • コイツはもともと2015年ごろに突如としてドリームキャスト用ソフトとして(多分非公式?)発売されたドイツ産ゲーム「Ghost Blade」のSwtich移植版。他にもPS4があるが、海外だとWiiU版もあるらしい。

 

 で、肝心のゲーム内容ですがまぁ、次のスクショを見てもらえば分かりやすい。

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 ゲーム開始時に3人のキャラクター(多分アンドロイドかなにか)から選択。選んだキャラによって射撃タイプが異なる

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 基本は弾幕シューティング。パターンよりはアドリブが求められるタイプで攻撃はショット(範囲攻撃)とレーザー(集中攻撃。移動速度も低下する)を切り替えられ、敵を倒すとボーナスアイテム(星)が大量に出現する…って、これ「怒首領蜂」じゃないかw 

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 この斜めの道路を戦車が通ってくるシーンなんて「これ進研ゼミで見た奴だ」となるレベルで逆にビックリするわ。少しは隠せよw

 

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 ということで元々がドイツのゲームとは思えないぐらい日本産弾幕シューティングをオマージュした内容となっている。その全く包み隠さないスタイルは逆に清々しささえ感じるほどw

  • あまりに「怒首領蜂」シリーズのオマージュとして忠実過ぎるためか、出来は非常に良く、操作性、爽快感、BGMの熱さやゲームバランスなどなど細部までスキがない作り。またゲームシステムとしてもボス戦だけ遊べるトレーニングモードや専用ステージのスコアアタックモードなどもありと、遊びごたえも満点。
  • 怒首領蜂」シリーズと違う点を挙げるならば「ハイパーがない」、「ボムはオートボムのみ(ONOFF切り替えできない)」、「ショットとレーザーが完全にボタン別になっている(押しっぱなし切り替えができない)」あたりでしょうか。個人的にショット押しっぱなしによるレーザー切り替えできないところはとっさの切り替えし時に戸惑いやすいのですが、この辺は慣れかな。
  • 全体的な完成度が高い本作ですが、あえて難点を上げるならば本当にまんま怒首領蜂なんで、「怒首領蜂大往生」以降のシリーズを持っている人ならわざわざこれやらんでもいいんではという気がしてしまうことかなw

 

 スクリーンショットだとちょっと野暮く感じますが、プレイしてみれば2D弾幕シューティングとしてオーソドックスかつ完成度が高い内容。オートボム標準かつエクステンドがやたら頻繁に発生するため、クリアするだけならそこまで難しいものでもないですので(スコアアタックするとなると別ですが)弾幕シューティング初心者の入り口としてもオススメできます。

 元々の価格も1500円と元は十分に取れる出来ですが、今だと(7月14日まで)セールで400円で購入できる。ぶっちゃけこの価格ならシューティングゲーム好きとして即買いで問題なしでしょう。

最近プレイしたゲーム(119) 宝石の煌めき(GBA版)

 緊急事態ではなくなったけど、まだまだコロナ過の影響が大きい昨今。

 ボドゲ会などもなかなか開けないので、ボードゲームを遊ぶならば「BOARD GAME ARENA」(以後GBA)という状況が続いています。オンラインボドゲ会もすっかりお馴染みに。

 

 ということで今回のボドゲレビューは「宝石の煌めき(GBA版)」。

 オフラインではもうすっかり定番となったゲームで今更感ありますが、改めてGBA版遊んだら「やっぱ面白いな」と思ったので、せっかくだからレビューだw

 

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GBA版。ボード上は案外シンプル。

 

プレイヤーはターンごとに4つのアクションのうちから1つを選んで実施します。

  • ターンの度に「異なる色の宝石トークンを3つ獲得」
  • 「同じ色の宝石トークンを2つ獲得」
  • 「発展カードを予約し(最大3枚まで)、オールマィティとなる黄金トークン1つを得る」
  • 「場の発展カード(または予約したカード)1枚を宝石トークンを使って購入する」

 発展カードを獲得すると、そのカードに書かれた色の宝石を「持っている」扱いとなります。そのため、まずはレベルが低い発展カードを獲得していきながら資産を増やし、徐々に効果が強い発展カードの獲得を狙っていくのが基本的な流れ。

  • 「貴族カード」は発展カードに書かれた宝石の数が条件を満たしたとき、自動的に獲得することが可能(1手番に1枚まで)。なので基本的にはこのカードを目指して発展カードを取っていくのが良いと思われます。
  • 宝石トークンは最大10枚までしか獲得できないようになっており、ひたすら資産をため込むようなプレイはできないため、きちんと計画性を持って発展カードを獲得していくのが勝利の鍵となります。発展カードの予約をうまいところ活用していきましょう。
  • とりあえず「3枚いっぱいまで予約してしまい、それ以上カードが取れない」という状況はかなり危険なのでなるべく避けたほうがいいんじゃないかなと(このゲームそこまでうまくないのでこの戦略が正しいかは自信ないですが)。
  • そんなこんなで誰かが15点を超えたらそのターンでゲーム終了。一番得点が高い人が勝者となります。

  プレイしてみるとこの流れはすんなりと理解でき、またそこまで複雑な要素も無いためルールは非常にシンプル。ですが、実際に遊んでみるとプレイ感は重厚。1プレイは30分程度と短めながら、遊んだ後の「満足感」は無茶高い、まさに「シンプルにしてディープ」。

 その面白さは、さすがに定番として遊ばれるレベルの名作ゲームと行ったところでしょうか。

  • というかこいつがドイツゲーム対象の候補になったのが2014年ということはもう7年も前だったのか…ついこの前だった気がしてたよ。

 

  このGBA版の良いところは「宝石トークンの感触が良い」こと。元ゲーの方も、宝石トークンは重量感があるコイン状で取り扱ったときの感触に高級感がある感じなんですが(間違いなくこのゲームの魅力の一つ)、GBA版ではトークン取得や使用時に「カチャッ」と鳴る音で再現されています。この音がまた良いんだw 

 また、「今の宝石でどの発展カードが取れるのか」をナビしてくれる機能が異常に便利。プレイに慣れないうちはこの機能を活用していくと凄く遊びやすいよ。

  • ナビ機能はカットしたバージョンでも遊べる。慣れたらリアルに近いこちらで腕試ししよう。

 GBA版については、どうせなら拡張も遊べるようにならないでしょうか。期待していますw