Switch版「進撃するカブトムシ」レビュー

 GW中セールやってたのでなんか勢いで買った「進撃するカブトムシ」のレビュー。いわゆるタイトル買いというやつですね。

  • なお、ゲームの主題が昆虫のため、今回のゲーム内容ダメな人はマジでだめだと思う。一応注意。

 ゲームそのものはステージ周回型で、大量の昆虫同士がぶつかり合って「群れ」を取りあうという感じのゲーム。的確な例えではないが、ピクミン同士で対戦しあっているような感じだと思ってもらえればよいかと。

 

 

 

  ステージ開始前に使用する昆虫を選択する。昆虫はカブトムシ、クワガタ、チョウチョの三種類で、ステージクリアごとに公開されていく。結構種類がいるけど、特にどういう虫なのかの説明はない。お前ら分かってんだろ?と言わんばかりである。

  • お金やネジを支払うことでレベルの強化も可能。というかなんでネジがいるんだ…。実はこいつら昆虫の形をしたロボットかなにかなのか?

 

 フィールド内には他の昆虫たちの群れがうろついており、これらを1体倒すごとに、こちらの昆虫が1体増えていく(群れを蹴散らすことでさらに+10体)。制限時間内にフィールドで一番デカい群れに育てることでステージクリアとなる。

  • 昆虫たちはアニメーションしないため、ホバー移動してフィールドを駆け回る。グラフィックは正直めっちゃチープw ただ、バトル中のBGMは結構良い感じ。シャカシャカしたホバー移動と相まって、妙な疾走感があります。ここは評価点。

 

 昆虫はカブトムシ、クワガタ、チョウチョの三種類、さらに炎、水、雷の三属性との間で二重の三すくみの関係にあり、それぞれの相性により戦闘結果が左右されるようになっている。

  • 炎属性の昆虫とか何なんだとか気にしてはいけないw
  • 三すくみの関係はそれなりに重要で、どちらか一方だけならそこまででもないが、二つ重なるとかなり不利となる。ステージ開始時はぶつからないように避け、ある程度自軍の数が増えたところで端っこから削り取るように攻めるのが基本。

 

 最大300匹を超える昆虫たちがぞろぞろと歩き回る姿は結構おぞましいw(アニメーションとか無いので余計に)。これマジでダメな人はアカンと思うw

  • ゲームバランスとしては、中盤あたりからやたら硬い敵が多くなり、群れは削り切れるけど群れのリーダー昆虫は全然倒せないという状況が多くなる。そのくせ、敵はこちらよりも戦力が低いと全力で逃げ出すし…。ここはマジでちょっと苛つくレベル。
  • そのため稼ぎやすいステージで資金を増やし、徹底的にパワーレベリングしてから挑むべし。オススメは1-5で、ボス含めて1週3万ぐらい稼げるため、序盤は先に進むよりも効率よくレベリング可能。

 正直グラフィックはショボいし、昆虫の群れはちょっとキモイし、ゲームバランスはそんなに良くもないんですが、ノリノリのBGMをバックにダラダラとプレイしてしまうぐらいには遊べるゲーム。

 大量の昆虫のビジュアルに耐えられるなら、まぁアリかな。安いし。