しぶとく続けていく遊戯王LotD構築編。一か月ぶりの更新です。
前回、マイナー種族代表みたいな雷族の「サンダー一家」を使ったデッキを作りましたが、今回は同じく雷族の「エレキ」を使ったデッキ構築です。
「エレキ」といえばステータスが低い代わりに独特の効果を持つ種族ですが、今回はこのカードをメインに構築してみます。
エレキカンシャ
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
- 自分フィールドの雷族モンスターの種類の数まで、デッキから「エレキカンシャ」以外の「エレキ」カードを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
- 墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から「エレキ」モンスターを可能な限り特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
サーチと複数特殊召喚を一枚で完結しているというむっちゃ強いことしか書いていないカード。とはいえ、サーチに使うと、特殊召喚は1ターン待たないといけないという弱点があり、それをどう補うかという点が今回の構築のカギかな。
■エレキ速攻デッキ
<モンスター>19枚
<魔法>13枚
- エレキカンシャ:3枚
- 強欲で貪欲な壺:3枚
- 強欲で謙虚な壺:1枚
- 団結の力:3枚
- 魔導師の力:3枚
<罠>8枚
- 威嚇する咆哮:3枚
- 魔法の筒:2枚
- 和睦の使者:3枚
<エクストラ>15枚
やることは超シンプルで、直接攻撃できる「エレキ」9枚を投入し、こいつらを「団結の力」や「魔術師の力」「ジュラゲド」などで強化しまくってぶん殴るだけ。そしてそこまで如何に持って行くかだけを考えたデッキです。
- なるべく初ターンに「サンダー・シーホース」「エレキカンシャ」を使って「エレキ」を手札に溜め、次のターンに一気にエレキを召喚+強化して決着をつけるのが理想的な流れ。
- どうやっても1ターンは待つ必要があるため、返しのターンを耐えるための8枚の罠カードを投入。これ+「オネスト」「ジュラゲド」の存在により、低耐久のエレキを守りつつしのぐことができます。というか「魔法の筒」今入れても案外強いですねw バカみたいなカードですが、とにかく速攻を決めなければいけないこのデッキだと守りつつダメージを与えられるのは結構嬉しい。
- 当初はここにさらに「光子化」までぶち込んで守り+打点強化を狙っていたのですがさすがにやり過ぎだったので抜いた。罠を増やしすぎると速攻に差し支えるしこの辺はバランス調整が必要かな。
- 1ターンしのいで「エレキカンシャ」によるエレキ一斉召喚が決まれば後は一気呵成に攻め立てるのみ。主役である「エレキ」たちが直接攻撃メインのため、壁を立ててくるようなデッキにはめっぽう強く(「時界神」とか)、その分バック除去が全然ないので罠を踏んで一発アウトになることも多いw ハイリスクハイリターンな攻めが売り。
- 一応「竜巻竜」などでバック除去していくこともできなくはないですが、結構「強欲で貪欲な壺」の性でエクストラデッキから全部いなくなることも多いのでめっちゃ不安定w この辺はなんかカバーできる手段があればいいんですが速攻との両立は難しいな…。
- バック除去不足以外でも、「そもそもエレキカンシャを引かない」あたりは結構致命的。どうせ「サンダー・シーホース」があって1ターンは特殊召喚できないので、「強欲で貪欲な壺」と「強欲で謙虚な壺」2種類を投入し、頑張って引きます。でも罠カードが多いので結構チクチク殴る戦いでも粘れたりしますがw
- 前回と同じく雷族主体なのにデッキ構築の方向性がまるっきり違うのは面白いですね。特に魔法、罠カードに至っては1枚も一致するカードがないのはなんか凄いw
- 逆にエクストラは全然練り込んでいなくて、ホープと竜巻竜、ハイパースターをぶち込んだだけ。どうせ「強欲で貪欲な壺」で落としてしまうので3枚ずつ積んでおくといういい加減さで、ここら辺はまだ詰められそう。
直接相手の顔面にパンチを入れる奴らがメインのため、(相手のバック次第ですが)場の状況を無視して一発KOできる可能性がある。強くはないけど使ってて楽しいデッキです。
- 理想的には直接攻撃できる「エレキ」がもう1種類欲しかった。これでも十分強いんですが、攻撃力1000前後の直接攻撃系がもう一つあればかなり安定する感じします。