何だかんだで10回目になる遊戯王レガシー・オブ・ザ・デュエリスト(LotD)デッキ構築編。
今回は、かつての環境デッキ「真竜」をLotDの制限下で組んでみるという内容。ぶっちゃけLotDでは真竜は制限要素が多く、とりわけアドバンス軸は結構厳しい感じですが、そこを何とかしてみるのがデュエリスト魂というものw
■真竜(アドバンス軸)デッキ
<モンスター>:11枚
- 真竜騎将ドライアスIII世:3枚
- 真竜騎兵ダースメタトロン:1枚
- 真竜拳士ダイナマイトK:1枚(制限)
- 真竜戦士イグニスH:3枚
- 真竜導士マジェスティM:3枚
<魔法>:20枚
- 命削りの宝札:3枚
- 強欲で謙虚な壺:3枚
- 進撃の帝王:3枚
- 真帝王領域:3枚
- 真竜鳳の使徒:3枚
- 真竜の継承:3枚
- 帝王の烈旋:1枚(制限)
- ブラック・ホール:1枚(制限)
<罠>9枚
- 一回休み:2枚
- 真竜皇の復活:1枚(制限)
- 真竜の黙示録:3枚
- スキルドレイン:1枚(制限)
- デモンズ・チェーン:2枚
<エクストラ>:0枚
真竜以外のモンスターは一切なし、その分に「帝王」サポートカードと「命削りの宝札」を積んだメタビート構成型の真竜デッキとなります。
- 徹底して相手の特殊召喚モンスターを封殺していきつつ、真竜によりアドを取っていくのがこのデッキの勝利パターン。先行で完全に決まればほぼ封殺も可能、かつ先行制圧できなくともコツコツとアドバンテージを取る戦いもできるため、安定感は強い。
- 真竜と相性が良い「スキルドレイン」がLotDでは制限カードであるため、互換カードである「一回休み」を入れていますが、何気にこのカード真竜と相性が良くて使いやすい。スキドレと違い相手ターンでの真竜サーチ効果を封じることなく、かつ相手の効果モンスターをしっかりと足止めできる点はかなり強い。これをあと1枚追加してもよさそう。
- 「真竜剣皇マスターP」は禁止カードであるため、代わりのフィニッシャーとして「真竜騎兵ダースメタトロン」を採用。何気にコイツDEFも3000あるため、ドライアスIII世や真竜皇の復活の効果で相手ターンに召喚しても壁になれる点が強み。エクストラデッキがないため、ATK3000打点としてしか使えませんが、意外と打撃力が足りないこのデッキでは重要な戦力(「ドラゴニックD」さえ禁止じゃなければもっと楽だったのに)。
- エクストラが一切ないため、ちょっとグダると長丁場になりやすいという点が欠点。特にこちらの封殺体制が整う前に高攻撃力モンスターを複数出されてしまうと厳しい。先延ばしカードとして「デモンズ・チェーン」を採用したけど、ここはもっと即効性のあるカードにした方が良いかも。
こうしてみると真竜デッキ、核となるカードが禁止や制限になっているくせに十分すぎるぐらい強い。なんというか、雑に扱っても強いw
- このテーマで組んでみるまではもっと派手に動くデッキかと思っていたのですが、どちらかといえばかつての「帝」デッキのような使用感。
比較的少ないモンスター数でも回るため、メタカードを入れやすい点が強力さの元で、カードの入れ替え次第でいろいろな展開に対応可能であるため、何気にサイドデッキの考えがいがある。そういう点では使用者によって結構幅がありそうで構築しがいがあるテーマですね。
- 今回は命削りと相性が悪かったので手札誘発は入れていませんが、ドローサポートカードを別に入れ替えてそちらにシフトするのも悪くなさそうです。