「遊戯王 タッグフォースSP」わりと真面目にデッキを組んでみる(1)

 じんわり続けているタッグフォースSP。今回は割と真面目な、ガチに勝ちに行くデッキを組んでみました。
 せっかくなのでTF6までになかった新しいテーマの内容で組んでみたいということで、今回のは「シャドール」をテーマにデッキ構築をしてみたいと思います。

 「シャドール」はリバース効果と墓地に落ちたときに効果を発揮する能力を多く持ち、融合からの展開力が魅力的なテーマですが、これをいざデッキにまとめてみようと思ったら、自由度が高すぎて逆に難しい。今回は所持しているカードとの兼ね合いで、墓地落としの効果を活かせる「ライトロード」との組み合わせで、以下のようなデッキを構築してみました。 

◆ライト+シャドールデッキ

  • モンスター(26枚)
    • シャドール・ファルコン:2枚
    • シャドール・ヘッジホッグ:3枚
    • マスマティシャン:2枚
    • ライトロード・サモナー ルミナス:2枚
    • シャドール・ドラゴン:2枚
    • シャドール・リザード:3枚
    • ライトロード・アサシン ライデン:2枚
    • ライトロード・マジシャン ライラ:3枚
    • 錬金生物 ホムンクルス:2枚
    • シャドール・ビースト:2枚
    • ダーク・アームド・ドラゴン:1枚
    • カオス・ソルジャー 開闢の使者:1枚
  • 魔法(11枚)
    • 神の写し身との接触:1枚
    • 大嵐:1枚
    • おろかな埋葬:1枚
    • サイクロン:1枚
    • 死者蘇生:1枚
    • 影衣融合:2枚
    • 太陽の書:1枚
    • 超融合:1枚
    • 貪欲な壺:1枚
    • 光の援軍:1枚
  • 罠(3枚)
    • 影衣の原核:2枚
    • ブレイクスルー・スキル:1枚
  • エクストラデッキ(15枚)
    • エルシャドール・エグリスタ:1枚
    • エルシャドール・シェキナーガ:2枚
    • エルシャドール・ネフィリム:1枚
    • エルシャドール・ミドラーシュ:1枚
    • A・O・J カタストル:1枚
    • スターダスト・ドラゴン:1枚
    • 天狼王 ブルー・セイリオス:1枚
    • 氷結界の龍 トリシューラ:1枚
    • ブラック・ローズ・ドラゴン:1枚
    • 空海竜リヴァイエール:1枚
    • 発条機雷ゼンマイン:1枚
    • ダーク・リベリオン・ドラゴン:1枚
    • 鳥銃士カステル:1枚
    • 励輝士 ヴェルズビュート:1枚

 1枚挿しがやたら多いせいか(特にエクストラデッキ)、デッキリストがクソ長いw 見ての通り、シャドールにライトロードにさらにカオス要素を組み込んだデッキとなっています。おかげでデッキ調整がかなり難しく、今回のデッキも当初作成したデッキからは相当変化しています。まだまだ多分変わりますw

  • シャドールとライトロードを組み合わせる場合、ライトロードを多めの構成にするほうが多い気もしますが、今回はシャドールを多めにしてよりコントロール寄りにしています(というかシャドールデッキというくくりだしね)。ライトロードだけでなく「マスマティシャン」「おろかな埋葬」などのカードも追加し、よりポンポイントな墓地送りを行って効果を使い場をコントロールしつつ、打点の補強のカオスモンスターをより出しやすいようにしています。
  • デッキのメイン攻撃手段ともなる融合召喚を行うカードを3種類も入れていますが、「影衣融合」と「神の写し身との接触」は「シャドール・ヘッジホッグ」でサーチから使い分けできます。3つともそれぞれに強みがありますが、「超融合」はサーチ出来ないため、使いたいタイミングで来ることが少ないんですよね。これは抜いて別のカードにしてもよいかも。
    • 融合召喚を使い分けるために「錬金生物 ホムンクルス」「影衣の原核」も投入しています。「錬金生物 ホムンクルス」は殴る打点と、手札や墓地では光属性のコストとしても使える事、「影衣の原核」はシャドールなのでデッキから直接墓地送りにしての墓地落とし効果とそれぞれに強みがありますが、今回は両方投入しています。
  • むちゃくちゃ悩んだのがエクストラデッキの選択。融合モンスターはあまり悩まない(制限が多いので)のですが、問題はシンクロモンスターとエクシーズモンスター。
    • シャドールはレベルがバラバラのため、シンクロ召喚は5〜9ぐらいまでばらけてしまうのでそれぞれのレベルのモンスターから1体ずつ突っ込んでみた。所持しているモンスターを割と適当に突っ込んだので、レベル6の「天狼王 ブルー・セイリオス」とレベル8「スターダスト・ドラゴン」はもっと別のモンスターの方が相性が良いかも知れない。
    • エクシーズモンスターについてはレベル3と4が多いので、この二つを活かせるランク3、4からそれぞれ突っ込んでみた。こちらも割と汎用性中心で組んでみたので、ちと数が多いかも。「鳥銃士カステル」は対CPU用としてグダッた時用に入れましたが、このデッキのスピードだとそこまで役に立ちませんし、いらないかな。「ダーク・リベリオン・ドラゴン」も使ってみたいので入れましたが、効果除去が多いのでそこまで使いませんし、こっちも更新候補で。

 このデッキ、融合と絡めた展開力とコントロール力が魅力で、融合で強力なモンスターを場に出しつつ、墓地落としと回収を繰り返して相手の場を荒らせるのが非常に面白い。モンスターが多めに入っている事、起点となる墓地落としがモンスター効果によっても可能なので事故率も結構低く、除去されても立て直しが割と簡単と安定して戦えますので、CPU相手の稼ぎプレイにも向いています。もう少し改良すればかなりガチのデッキとして使えそう。

  • ただ効果モンスターを墓地に落して効果で使いまわす、という関係上「マクロコスモス」を出されるとかなり厳しいですが。一応「ライトロード・マジシャン ライラ」か「サイクロン」で対処できますがこれを引かないとかなり厳し目。あとライトロードを使っているため、早いところ決着をつけないとデッキが切れることもあるのが問題といえば問題かもw さすがにこのデッキでこちらになることは少ないですが…。