久々のボードゲームレビューは、かつてこのブログでも紹介した、ドイツボードゲーム大賞受賞作「クワークル」の版権キャラクターもの。あの名作SF映画「スターウォーズ」とのコラボレーション作として帰ってきた「クゥワークル:スターウォーズ」です。
クワークル スターウォーズ (Qwirkle: Star Wars) [並行輸入品] ボードゲーム
- 出版社/メーカー: Schmidt
- メディア: おもちゃ&ホビー
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<クワークルのレビュー>
http://d.hatena.ne.jp/kaz20001/20110703/1309701219
↑すでに5年も前なのか…。
ゲーム内容については基本と全く一緒。
- 6枚の手牌から「同一色で別の模様のタイル」か「別の色で同一の模様のタイル」を場に配置していきます。置いたタイルにつながったタイルの数に応じて得点。6個の列を作れれば+6点のボーナス点が得られる。タイルを配置したら同じ枚数のタイルを袋から補充します。
- 手番の際にはタイルの配置のほかに、任意の枚数タイルを交換することも出来る。実質パスとしても機能するため、このタイル交換のタイミングが駆け引きどころ。
- 誰かがタイルを使い切ったところでゲーム終了。その時点で得点を一番稼いだプレイヤーが勝者となります。
さすがに元ゲームはドイツボードゲーム大賞に輝いただけのことはあり、今遊んでも非常に面白い。
ルールも単純でプレイ時間もさっくり短め。遊びやすく面白いと、パーティゲームとしてもガチゲームとしても楽しめるまさに名作。
で、このバージョンは基本と何が違うのかといえば、なんといっても元ゲームではただの記号だった各タイルの模様がすべてスターウォーズキャラに置き換わっている事。
↑スターウォーズキャラクターになったタイル。
- キャラクターはR2D2、C3PO、ヨーダ、ダースベーダー、ストームトルーパー、ボバ・フェットの6種類。肖像権の関係か俳優キャラがいないのが残念ですが、とりあえず人気どころは一通りそろえている感じです。ボバ・フェットは人気出たのは知っていたが、この5キャラに並べるほどだったのは意外ですが(ジャバ・ザ・ハットとかじゃないんだ)w
- 無機質な記号がキャラクターに置き換わったことにより盤面の把握がやりやすくなった気がします。☆の列とかより、ここはヨーダの列とか、あとR2D2とC3POがいれば列が揃うとか認識した方が分かりやすく感じるというわけですね。ただ記号のシンプルさも捨てがたい魅力だったため、ここは一長一短かも知れませんが。
というわけでクワークルという元々のゲームのシンプルな魅力が、スターウォーズのキャラとうまくかみ合っている感じです。元のクワークルも入手しづらくなっていますし、このスターウォーズ版もなかなかオススメできるでしょう。
- 難点を言えば、このゲームではタイルを専用の袋から取るのですが、その袋はオリジナル版と一緒で白地。せめてそこはスターウォーズのロゴを入れておいてほしかった。
そういえば今調べてみたらこのスターウォーズ+ボードゲームシリーズは結構いろいろあるらしく、スターウォーズ・カルカソンヌは知っていましたが、ウボンゴ・スターウォーズやラビリンス・スターウォーズなどもあるようです。サンリオやガンダム並の浸食度ですねw