43回目のボードゲームレビューは「それってボードゲーム?」とちょっとだけ首をかしげるかもしれない「くるりんパニック」。
くるりんパニック (Looping Louie) ボードゲーム
- 出版社/メーカー: ハナヤマ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ぶっちゃけてしまうと、ボードゲームというよりは子供向けのおもちゃといった感じの内容のゲームで、電池でぐるぐる回る飛行機から、自分のチップ(ブタが描かれていて、ブタ泥棒から守る、という状況らしい)を守り抜くことが目的。
- かつて「クルクルケッコー」という名前で1994年のドイツ子供ゲーム大賞を受賞しているのでボードゲームとして扱うことにする。
飛行機が自分のところにやってきたら、フリッパーを叩いて飛行機を跳ね上げてチップを守る。このときうまく飛行機を跳ね上げることでほかのプレイヤーを攻撃するようにするのが基本。ただしこの飛行機は結構ふらふらと予想外の動きを示すことも多く、あまり強く叩きすぎるとくるんと宙返りをして自分に戻ってくるw まさしくタイトル通りの「くるりんパニック」。
- フリッパーとコインの間のところ(防御できない)に落とすのが基本。フリッパーを力を込めて叩くのではなく、力を入れずに素早く叩くのがうまく跳ね上げるコツ。
このゲームマジで面白いです。大の大人が夢中になってプレイしてしまい、一度ゲームが終わったら黙々とチップをセットして再スタート、というのを繰り返してしまうぐらい。ルールは説明するまでもなく簡単で、それでいて熱くなってしまう
難点は耐久性そのものが結構微妙な上にバンバン叩くから壊れるのが心配なことと、4人いないとゲームバランスが悪いこと。逆に4人いた場合は最高のショートプレイゲームとなります。