最近プレイしたゲーム(35):力持ちブルーノ

 今回のレビューは初めてのHABA社製ゲームとなる「力持ちブルーノ」。


↑このクマがブルーノ。ブルーノが持っているボードの上にコマを重ねていく。

 HABA社といえば、黄色いパッケージでおなじみの子供向けボードゲームを多く作っている会社で「ワニに乗る」や「スティッキー」をはじめとした名作ゲームを多数出版しているメーカー。そして、この「力持ちブルーノ」もそんなHABA社謹製の傑作アクションゲームです。


↑サイコロを振って、ブルーノを進める+コマを載せていく。

 プレイ方法は非常に簡単(子供用ですから)で、各色のタイルを円形に並べ、そこにブルーノを配置します。
 サイコロを振って出た目の数だけブルーノを進め、止まったタイルの色のコマをブルーノが持っているボードの上に重ねていきます。

  • ブルーノを進めるときは必ず片手だけを使い、かつタイルの上に置いていかなければならない。(2歩進める場合はタイルをポン→ポンと起きながら移動する)序盤はともかく後半はかなりキツイ縛り。


↑コマを重ねたところ。まだまだいけます。

 こうしてコマを重ねていって、崩してしまった場合はライフポイントとなるはちみつドロップをひとつ失います。
 すべてのはちみつドロップを失ったプレイヤーが出たところでゲーム終了。もっともドロップを持っているプレイヤーの勝利となります。


↑もうかなり限界w 

 ルールは至極単純明快ですが、それだけにわかりやすく面白い。特にこれを大人がやるとわざとコマをずらして置くなど日常茶飯事。ほのぼのとした見た目とは裏腹に高度な足の引っ張り合いの応酬となりますw

  • 反対に子供とプレイした際には、見ているこちらがハラハラするぐらい豪快に進めたり無造作にコマを置いたりで、これはこれで見ていて楽しめますw でもそんなプレイなのになぜか勝てない。
  • サイコロの種類やブルーノに持たせるボードの形などで難易度調整できるところも良いところ。サイコロはどっちかといえば初級用の簡単な奴のほうがよりシンプルで面白いです。

 子供でも簡単で、大人も交じって遊べる良質なアクションゲーム。値段もHABA社製のゲームの中ではお手頃価格(3200円)なので、子供と一緒に遊べるプレイヤーにはぜひおすすめ。