朧村正レビュー(百姫編クリア後)

百姫編クリア。 「無双」モード、プレイ時間は大体7時間ほど。クリアレベルは38。<ここからネタバレ>
鬼助編より敵のスケールのでかさが際立ったシナリオだった。殆ど神仏の類なんだもの。
あと、鬼助編と比べザコ敵が強かったような気がする。鬼とか、ザコの癖にでかい奴との戦いが多いせいか。

ただ、敵のスケールのでかさの割に百姫(の中の人、陣九朗)の行動が主に「生き延びること」
に始終していて、イマイチ大きな流れのストーリーという感じではなかったのがちょっと残念か。

エンディングは、不動明王に挑むも敵わず、百姫の中の陣九朗が、その罪ゆえに地獄に落とされてしまうもの。
彼に一生懸命尽くしてきた紺菊も報われず、命を助けられた百姫も結局は家を失い、結婚の申し出も断って
出家してしまったわけで、クリアしたのに誰も救われてない感がありまくりのエンディングであった。
(よくよく考えたら百姫は巻き込まれただけで、陣九朗に迷惑をかけられただけなのに、彼のために出家して仏の
慈悲を請うとは、かなり出来た人間だなぁ)

きっと分岐エンドではまた違った結末になると信じよう。

とりあえず「鬼助編」と「百姫編」をクリアしたことで以下のことが可能となった。

・お互いの刀を装備できるようになった。
・「無銘玉ノ緒」と「憑き落とし」というクリアすることで手に入れられる刀がある。
 これを装備して各編をクリアするとまたエンディングが分岐するらしい。
・道中にいくつかあった、白い結界を破れるようになった。