「朧村正」PSVita版ファーストインプレッション

 かつてないほどに積みゲーであふれているというのに、PSVita版「朧村正」(+DLC)を購入してしまいました。というわけで今更レビューです。

 ↑とりあえずVita版+DLC全部入りのAmazon版。でも今回はDL版

 

 かつてWii版を完全攻略(全エンディング制覇)まで散々遊びつくしたゲームだというのに今更購入したのは、なんかVitaのダウンロード版がセール中で本編1000円+DLC全部で1000円の合計2000円という破格の値段だったので何となくです。4月1日までセール中なのでまだ間に合うぞw

  • 今見たらWii版感想レビューが2009年だから、あれから10年経ったのか…。
  • というかVita版2013年発売だから、こっちももう6年前なのか。

 とりあえずDLC「元禄妖奇譚」モードのひとつ「津奈缶猫魔稿」を通常クリアまでプレイ。これ元が500円(セール中につき250円)のDLCとは思えないぐらい凄い完成度ですね。

  • グラフィックはマジで凄い。もともと朧村正自体がドット絵のクオリティが高いゲームではありましたが、DLCでも全然手を抜いていないのはさすがのヴァニラソフトといったところでしょう。猫又の三毛は人間モードも猫又モードも非常に可愛らしい&動き一つ一つが良くできていて、操作していて楽しい。特に猫又モードからの化け猫に変身した際の「猫が集合して巨大な猫になる」ビジュアルは面白い(最後に猫がばらけていくところとかはドッターの執念を感じる)。正直Vitaのゲームとしては最高峰のグラフィック表現じゃないでしょうか。
  • お話としては化け猫が飼い主の敵を討つという分かりやすいもので、鍋島の猫騒動が多分モデル(というか鍋島の化け猫もゲスト登場している)。ゲームとしてはとりあえず通常エンドまでは大体4時間半ぐらいでしょうか。実際には稼ぎを1時間ぐらい入れているのでもう少し短いくらい。このあたりの短さは元の朧村正譲りではありますが、もともとの値段が安いのでそんなに気にならない。今なら250円だしw というかそんなに長くても遊ぶ暇がないので、正直これぐらいのほうが遊びやすい。
  • 刀ゲージの維持が重要なゲームではありますが、「津奈缶猫魔稿」では人間モード、猫又モードの実質二本しか刀ゲージがない状態(化け猫モードは変身ゲージが必要になるので狙って出しづらい)であるため、ちょっと強い敵と戦うと割と簡単にブレイクされがち。ゲージなしだとあっという間に体力が削られていくので、本編以上にゲージ管理が重要。難易度は本編よりも高いかも。
  • とりわけラスボスである剣客、重松はガチで強い。守りが固く、飛び道具や縦方向に判定が強い攻撃まであるためジャン部での回避も難しい。ちょっと事故るとたちまちゲージ破壊→そのままKO負けがある。今回はレベル32まで稼いでから挑んだが、これでもHP残量2桁というギリギリの勝利だった。安定させるなら40ぐらいはあったほうが良い。エンディングも、本編に繋がる(飯綱陣九朗がサラッと出てきて驚いた)余韻を残す感じがこれまた朧村正っぽさ全開。久々に本編のほうも遊びたくなってきました。

 とりあえず通常エンドは迎えましたが、この後は本編ボスの解禁→全クリアで別エンドという流れのようで、500円のDLCでそこまでやっていいんだろうか。とりあえずいつかクリアしたいが、まずは別DLC攻略からかな。

  • というかこの間シータで買ったソフトもまだ全然手を付けていないし、積みゲーばかりが溜まっていく…。そろそろヨッシーも出るし、それも買わなきゃ。でも遊ぶ暇がねぇw