Nintendo Switch Online版「ピンボール」で遊んでみた

 「Nintendo Switch Online」の加入特典でプレイできるファミコンソフトに「ピンボール」が追加されたので早速遊んでみました。かなり嬉しいけど、ちょっと前にファミコンソフトを購入していたのでちょっと複雑でもあるw

 

 「ピンボール」はファミコン初期ごろの任天堂製ソフト。あの任天堂の社長も務めた「岩田聡」氏がプログラム担当していたことで古のゲーマーでは有名な奴ですね。

  • こいつのアーケード版はアケアカで出ていたけど、やっぱりなじみ深いのはこのファミコン版。ゲーム開始時のチープなBGMが溜まりません。

 

 システムとしては非常にオーソドックスなピンボールゲーム。上下二画面で、ファミコン初期ゲームながらピンボールにありがちな役物は一通りそろっています。

  • 基本的には役物の多さや、ボールを落としても即ミスにならない点などから、上画面の方が得点稼ぎ易い(かつ、意外と下画面から上に上げにくい)のでなるべく上を維持すべし。
  • 左レーンを通過するとアシカが玉突きを初めて100点ずつ自動的に入る。それでいて得点が高いトップレーンにボールが戻るので基本はこれを狙うのがいいかな。

 

 下画面はこんな感じ。

  • まず狙うべきはトップレーン。ここを通すとトランプが公開され、5枚すべて公開されるとフリッパー中央のアップポスト(下にボールが落ちないようにしてくれるやつ)が出現します。コレがあるとないとでは安定感がかなり違います。
  • また、フリッパーのそばにあるヒヨコのギミックを揃えると、アウトレーンに一回だけボールを止めてくれるストッパーが出ます。こっちも不意の事故を防げるのでなるべく狙っていきたい(慣れると案外簡単にそろえられます)。

 

 一番狙いたいのがボーナスゲーム。下画面のホールから行くことができ、マリオを使ったブロック崩し的なゲームが始まります。

 ボールを当てて数字の色を揃えると床が縮小していき、上にいるレディ(ポリーン)を救出することで1000点が入る。左右の穴からボールを落とすまで続けることができ、ミスしても上画面からのスタートとなるなどメリットばかりなので積極的に狙っていきたい奴ですね。

 

 ほかにも面白いギミックとして、10万点を超えるとフリッパーが見えなくなります(見えないだけでフリッパーそのものは存在している)。

 これになると一気に難易度がアップしますので、できればこの前に中央アップポストと左右のストッパーを揃えておきたい。

  • このゲーム良く遊んでいたのは30年以上前だというのにこのギミックは覚えていました。それぐらいインパクトがあるなぁコレ。リアル志向なピンボールシミュレーターではできない、ゲームならではのギミックですね。得点が15万点になると再度見えるようになりますのでそれまで粘ろう。

 

 とまぁ、ファミコン初期作らしくシンプルなピンボール(プレイ中のBGMさえ無い)ですが、役物は結構豊富で、シンプルさゆえに延々遊んでしまう魅力があります。ピンボール初心者向けのゲームとして、今でも全然オススメできる名作といえるでしょう。