Switch版「アイドル麻雀ファイナルロマンス2」レビュー

 「スーパーリアル麻雀」シリーズを一通り出し終わったシティコネクションだが、今度は「ファイナルロマンス2」をリリースするという暴挙に出たw この令和の時代に。そういうことならば挑戦は受けて立たねばなるまいと購入し、今回レビューしてみることにしましたw

  • 今調べたらオリジナルのファイナルロマンス2は1995年発売。多分このゲームの元になったであろうセガサターン版も同年発売なので、26年前の作品。マジかよ承太郎…。
  • なおこのゲーム結構ややこしいタイトルのゲームで、当時の事情を知らない人には、なぜいきなり「2」から発売なのか謎だと思いますのでちょっと解説すると、タイトルのアイドル麻雀どおり、「1」は同時のアイドル似キャラが脱ぐ脱衣麻雀でした(当時良くあった)。ただ、さすがに肖像権的なまずさがあったのか「2」からいきなり方向転換してアニメ調キャラにすげ変わったという(この辺、スーパーリアル麻雀シリーズが実質「2」から始まってるのと同じ事情ですね)。なお続編は「R」でその次が「4」という、シリーズタイトルさえ混乱させられるゲームでもありますw 

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 うわぁ、記憶のままのオープニングだw Switchの携帯モードでもわかる画像の荒さがもはや味を感じるレベルの懐かしさ。

 

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 この娘は1番手のキャラで、おそらくこのタイトルの看板娘にて1番人気と思われる「布川ミク」。のちのシリーズにもアイテム販売キャラとして登場していたのでなじみ深い。

 

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 修正はスーパーリアル麻雀のときと同じ光の線入り。ちゃんとアルバムモードもあるので後から見直すことも可能なので安心w

 

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 ゲームとしては脱衣麻雀定番の二人打ち麻雀だが、いわゆるイカサマアイテムを使った攻略が可能。いろいろあるが、リーチすると一発で上がれる「メガトン立直棒」と、初期牌を積み込みできる「ツミコミンVドリンク」が鉄板。


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 こいつを使えば、このような四暗刻もやすやす上がれるw このゲーム3回上がって服を脱がすか、得点を飛ばしてしまえば勝ちとなるため、後半のキャラになればなるほどこの技が有効となる。

  • イカサマアイテムを買うためのゴールドは前のキャラで上がった点数が反映されるため、積み込みで高得点を取る→次のキャラ攻略のためのアイテムを買う、というループが有効。このゲームは一度躓くと一気に厳しくなるのでなるべくノーコンテニューで進みたい。
  • ただ、どのキャラとの対戦においても1000点からのスタートのため、最初の一局目で事故ることも多い。とはいえ、コンテニューは無限だしそんなに理不尽な難易度でもないですが(難易度設定も可能)。

 

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 なお、このゲームエンディングがあり、そこではゲーム本編とは別のスチルが出て来るのですが、なぜか全キャラ分ではなく、ゲーム前半キャラのみである。なんでこんな仕様なんだ…(セガサターン版からこうだったと思うが、なんでこうなのかは謎)。

 

 とりあえず、ゲームそのものは割と元ゲーと思われるセガサターン版に忠実な移植(だと思う。もはや記憶があいまいだ…)。往年のファイナルロマンスファン(もはや絶滅危惧種)ならば、令和の現代にこのゲームが移植された奇跡を嚙み締めつつぜひ買って遊ぼうw 今ならセール期間中だし。

 

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