遊戯王LotD ~デッキ構築(15):ウォール・シャドウデッキ

 ソシャゲとあつ森に追われる日々を過ごす中、唐突に遊戯王のデッキ構築がしたくななってしまった。

 今回はほぼ大多数のプレイヤーに無視されるであろう伝説の紙屑カード「ウォール・シャドウ」を使ったデッキ構築です。我ながらなんでこんな苦行をw

 

ウォール・シャドウ

レベル7 攻1600/防3000

このカードは通常召喚できない。「迷宮変化」の効果で特殊召喚できる。

 

迷宮変化

装備魔法

「迷宮壁-ラビリンス・ウォール-」にのみ装備可能。「迷宮壁-ラビリンス・ウォール-」をリリースして発動できる。デッキから「ウォール・シャドウ」を特殊召喚する。

 

迷宮壁-ラビリンス・ウォール-

レベル5 攻0/防3000

 

 何だこのカードは…。わざわざレベル5通常モンスターに専用装備魔法を使ってやっと特殊召喚でき、しかもそのステータスは元の迷宮壁とくらべて攻撃が1600に変わっただけ。手間暇かけて下級モンスターを呼び出したぐらいにしかならないという、存在意義すらよく分からんカードである。原作ではそこそこ強敵だったのに、全くそれらが再現されていないというガッカリさ加減もポイントが高いぞw

 

 とまぁ、散々な評価ですが、ギリギリマシなところを見出すならば、一応デッキから直接呼び出せることと、なぜか種族が戦士族なのでサポートだけは豊富なことかな…。あと、下敷きとなる迷宮壁のほうは、レベル5で守備3000はあるから、文字通り壁として使うならば使いやすいほうでしょう。

 というわけで、今回頑張ってこのクソカードを使おうとあがいてひねり出したのが以下のデッキになります。

 

■ウォール・シャドウデッキ

<モンスター>17枚

  • おもちゃ箱:3枚
  • 腐乱犬:3枚
  • ジェムナイト・サフィア:1枚
  • 魂虎:1枚
  • デブリ・ドラゴン:3枚
  • 千年の盾:3枚
  • 迷宮壁ーラビリンス・ウォール:2枚
  • ウォール・シャドウ:1枚

<魔法>17枚

  • アームズ・ホール:1枚
  • 暗黒界の取引:3枚
  • 簡易融合:1枚
  • 思い出のブランコ:1枚
  • 最強の盾:3枚
  • 死者蘇生:1枚(制限)
  • ツインツイスター:1枚
  • ブラック・ホール:3枚
  • 迷宮変化:2枚
  • ワン・フォー・ワン:1枚(制限)

<罠>6枚

<エクストラ>15枚

  • サウザンド・アイズ・サクリファイス:1枚
  • カルボナーラ戦士:1枚
  • 重装機甲 パンツァードラゴン:1枚
  • 瑚之龍:1枚
  • 氷結界の龍 ブリューナク:1枚
  • 蒼眼の銀龍:2枚
  • No.39 希望皇ホープ:1枚
  • CNo.39 希望皇ホームレイ:1枚
  • ガガガザムライ:1枚
  • 鳥銃士カステル:1枚
  • 始祖の守護者ティラス:1枚
  • 発条装攻ゼンマイオー:1枚
  • SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング:1枚
  • No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー:1枚

 

 これはもはやただのランク4+5エクシーズデッキでは無かろうか…w

  • とりあえず基本的な動きとしては、「腐乱犬」か「おもちゃ箱」を出し、何らかの方法で破壊(相手を巻き込む用のブラック・ホールか激流葬に巻き込むのが理想)し、その時の状況に応じてレベル4かレベル5の通常モンスター2体を召喚→エクシーズに繋げ、エクシーズから墓地に送った後はデブリ・ドラゴンからシンクロに繋げます。
  • このとき手札に「迷宮変化」が運よくあれば、そこから「ウォール・シャドウ」を特殊召喚できるという寸法。呼び出した後は、戦士族にのみ装備可能な「最強の盾」を装備させます。こいつは攻撃力に守備力を足すという装備魔法ですが、「ウォール・シャドウ」なら攻撃力は4600。後は速やかに殴り倒しましょう。
  • ただこの装備、どう考えても「ガガガザムライ」か「クリムゾン・シャドー」に装備させた方が強いというのが問題なんですがw あと一応「千年の盾」にも装備できますので、いざという時には役立つかも。

 

 一応、攻撃力を超強化できるモンスターということでギリギリ存在意義は見いだせたかな? いや、それでも微妙ですがw

  • 今回はじめて「おもちゃ箱」を利用するデッキを作ってみたのですが、思った以上に「迷宮壁」と相性が良かった。相方となる「千年の盾」ともどもレベル5かつ攻撃0守備3000というステータスであるため、呼び出して壁に、その後はエクシーズにしたりデブリ・ドラゴンから蘇生して「青眼の銀龍」に繋げたりと様々に活躍してくれます。

 割と無茶苦茶なコンセプトでしたが、最終的にはランク5エクシーズの強さもあってか、回りさえすれば案外まともに戦えるデッキになってしまったw

  • というか普段ほとんどランク5使わないので、ティラスとゼンマイオーの強さに初めて気が付いたよ。こういうデッキを使ってみないと分からんもんですねw

 

 難点は「初手で身動きが取れない」パターンが多めなこと。やはりどうしても上級カードの多さやら「迷宮変化」などの使いどころが微妙なカードが足を引っ張りがち。やられるときは大体このパターンにハマります。

 今回は何とかその辺を解消しようと「暗黒界の取引」などを入れたりと工夫していますが、多分一番良いのは「ウォール・シャドウ」をきっぱり諦めて、ランク4・5特化型にすることでしょうか。デッキコンセプトガン無視で身も蓋もない話ですがw