ボードゲーム例会:2015年9月19日の浜log+9月21日の重たいゲームの特別例会に参加してきました

 さてシルバーウィークがとうとう終わりますが皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
 今回はシルバーウィーク中に参加したボドゲ例会のレポートなどをまとめて紹介。

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 まずはシルバーウィーク初日となる9月19日に参加した浜logさんの様子から。
 ここはいろいろ不運とか重なり6月ぐらいから全然参加できなかったので、えらい久しぶりの印象です。
 では、この日浜logで遊んだゲームなどを色々。なんか妙に古いゲームが多かった印象です。

●きこりのレース

  • 子供向けらしいボードゲーム。タイトルはきこりだが、背負っているのは宝石の固まりという謎の設定。このパーツを運ぶのが目的ですがコマの取り回しが悪く非常にぽろぽろ零れます。子供向けとしてこれはどうなんだ…。
  • 基本ルールはサイコロを一つしか使わないキャント・ストップみたいなもので、シンプル極まりない内容です。


石器時代

  • 中央に木製の切株を置き、その上に本物の石を積み上げていくバランスゲームのようなもの。石の大きさの概念が結構あやふや(大中小で分けるのだが、大⇔中はどれがどれやら分かりにくいサイズ)だったり、肝心のルールが微妙にわかりにくかったりと完成度としては微妙ですが、コンポーネントは非常にユニークなゲームです。


●ペッボ

  • 磁石で鉄球を引きつけてコマを弾き飛ばす子供向けゲーム。これもギミックが非常にユニークで一見一プレイの価値あり。


●アブルクセン

  • 他の卓が終わるまで時間が微妙にあったのでつなぎでプレイ。ルール説明から実プレイまで15分程度で遊べるお手軽さがよいね。


サンクトペテルブルグ

  • これは最近出た新版サンクトペテルブルグ。基本的なルールは一緒だが、新要素として「市場」のカードが追加されています。

  • 市場ではいろいろな商品が購入でき、5種類の商品カテゴリーごとに最も多くのポイントを持っているプレイヤーが決められた得点を得られるというもの。建物に似ていますが、こちらは他プレイヤーと絡む要素になっており、最終的に結構点数を稼いでくれるため案外侮れません。
  • 基本版と違い、10枚のカードを並べるようになっているのでカード数が増えた割には結構終わるのは早く、プレイ時間はあんまり変わっていない印象。なかなか悪くない追加要素ではないでしょうか。


ユーコン河の黄金

  • これまた古いゲーム(1990年製らしいので25年前のゲームですね)。内容としては陣取りに近いのですが、ダイスを振ってコマを動かしていくというシステムの古さが辛い。1と6の目に天と地の差がありすぎる。


●スカルキング

  • 「ウィザード」に近いトリック宣言型トリックテイクゲーム。10回のトリックを行う割には結構短時間で終わるのでこれも時間つぶしに最適ですね。


●王への請願

  • 最近はリメイク版がそれなりに出回っていますが、これは元のバージョン(なので絵が濃い)。この日のプレイではサイコロが7つになったところで完全に偶然に7つのぞろ目を作れてしまい、思いがけず最終ターンになってしまうアクシデントがw


ルアーブル

  • 最近私の中でブームとなっている開拓ゲーム。この日のプレイではいろいろなアクシデントが重なり、残り3ラウンドとなるところまで船が作れないという事態に。流石にこれはキツ過ぎた。流石に船がある程度無いと厳しいね、食料も得点も。

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 続けて、9月21日の「重たいゲームの特別例会」。池袋で主催されている「袋小路」の娯楽堂さん主催の特別例会で、そのタイトル通り
とにかく重いゲームを続けて遊ぼうぜというコンセプト。
 実際この日も朝から夜までいたのですが、気が付くと3つしか遊んでいなかったw ではこの日遊んだゲームなどを。

●ロストレジェンド
 

  • ホビージャパンが日本語版を出しているファンタジーカードゲーム。基本的にはドラフトでカードを獲得→モンスター退治フェイズでモンスターを撃破、という二部構成。ドラフトフェイズでカードをうまく獲得できないとあっさりモンスターにやられてしまうかなりシビアなバランスで、そういう意味では好き嫌いが分かれそう。

●洛陽の門
 

  • ウヴェ・ローゼンベルグの「アグリコラ」、「ルアーブル」に続く「収穫三部作」の一つといわれるゲームですが、それらに比べあんまり遊んだとか評価を聞かないゲーム。実際どうなのか気になっていたところで今回初プレイです。
  • 実際にプレイしてみると非常にソロプレイ感が強く、他プレイヤーと絡むところが最初のカード選びぐらいしかない(しかもそのせいかカードの取り回しが非常に分かりづらい。後述のルールミスは明らかにこのややこしさのせい)。基本的にちまちま作物を作っては売りさばくだけなのでひたすらに地味と、確かにアグリコラルアーブルとはだいぶ違う感覚のゲームです。同時に前二作に比べあんまり話題にならない理由も分かった気がします。
    • あとこの日のプレイは前半ルールミスがあり、固定客が大量に集まってしまい異常にキツイプレイに。後半に気が付いて修正してからはかなり楽になったのでたぶんあれが本来のバランスだったのでしょう。


●村の人生(拡張・酒場+港)

  • この日の最後のプレイは村の人生、拡張全部入り。村の人生はこれまで何度もプレイしていますが、何気に拡張全部入りはこれまで一度もプレイしたことがありませんでした。酒場ありだとなかなか豪快な得点の入り方になったりで結構プレイ感覚代わりますね。
  • なかなか悪くありませんが、やはり点数の大半が航海由来になってしまうので港は結構劇薬ですね。初プレイ等の場合は酒場までに抑えた方が遊びやすいかもしれません。

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 というところで私のシルバーウィーク終了。休みの半分以上は家にこもっている生活でした。もう少し外に出ればよかったかもしれません。