最近プレイしたゲーム(14):カルタヘナ

今回のゲームは「カルタヘナ」。実際にあった城塞都市カルタヘナからの脱獄をテーマとした双六のようなゲーム。

↑プレイ風景。

 プレイヤーは6つの駒を持ってスタート。各ボードにはシンボル(ドクロとか鍵とか、銃とかいかにも海賊っぽいもの)が描かれていて、手札を出した時、そのカードに書かれたマークに一番近いマスに駒を進める事が出来る。このとき、他の駒がそのマスにいる場合は、さらに先のマークまで進める事が出来る。
 これを繰り返すと、たった一枚のカードで凄まじい距離を一度に進む事も出来るようになる。ただし、カードの補充を行うには、任意の駒を、その駒に一番近い他の駒のマスまで戻す必要がある。

  • 駒を戻した時、そのマスにいる他の駒の数だけカードを引ける。一マスに入る事の出来る駒は最大3つまでのため、一度に最大2枚まで引く事が出来る。
  • コレを利用すると、他のプレイヤーに先んじて駒を戻し、マスを埋めて駒を戻せない、といった状況を作ったり出来る。というか後半は確実にその応酬となるw
  • 一手番にプレイヤーが行えるアクション回数は1〜3回となっている。1回のルールでプレイすると深い読み合いが、3回のルールでプレイするとダイナミックな展開が楽しめます。お好みに合わせてどうぞ(どっちも場合も30分ぐらいで終わると思う)。

 どの順番でカードを出し、どのタイミングで駒を戻すか。そしていつ駒をゴールさせるのかがこのゲームの肝。
 基本ルールはおそろしくシンプルでありながら、いざプレイするとアブストラクトゲームのような先の読み合い、布石の張り合いとなるある意味ガチなゲームでもあるw


↑どのルートで進めるか検討中。 というかこの赤いシンボルは一体何?*1

 ボードは分割されているので組み合わせを変える事で毎回違う盤面にも出来る
(ちょっと特殊な形なのでしまうのが難しいけど)。値段もそんなにしないし、子供と大人が遊ぶ場合に最適なゲームといえるかも(大人同士でも面白いです。かなりガチの勝負になりがちですが)。

*1:海賊帽じゃね? とのことだが私には自転車のサドルに見えるw