・・・ついにやってきてしまったゲームサイド休刊号。
GAME SIDE (ゲームサイド) 2010年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2010/07/03
- メディア: 雑誌
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そんな記念すべき最終号ですが・・・なんというか代わりありませんね、いつもとw まぁ、いかにもゲームサイドらしいといえばらしいのかw
- 特集はシミュレーションRPG。かつて同じテーマの特集を2007年6月号でもやっていますが、奇しくも両者ともファイアーエムブレムがモチーフの表紙。
- それでいて、2007年次の時よりも古い作品のイラスト*1が表紙にくるとはさすがゲームサイドらしいというかw
- 前回との違いは作品ごとではなく、傾向(シリアス系とかダーク系とか)ごとに紹介となっている(2009/9号のときのシューティング特集と同じ体裁)。その分、個別の紹介記事は少なめだが、とかくマニアックなゲーム紹介が中心。
- 「バウンティソード」とか懐かしいなぁ。主人公ソードが30過ぎの中年でむやみに格好良かったり、ヒロインが基本役立たず(子供だし)といういろいろ斬新なゲームだった。で、3はいつ出るのでしょうか?
- DSの隠れた・・・というか隠れすぎた傑作ソフト「昆虫ウォーズ」が2ページも記事を組まれているのは嬉しい(「ナムコ×カプコン」でさえ1ページなのに)。このゲームはどう考えても名前で損しすぎだけど、名作と呼ぶにふさわしいゲームなので是非やるべし。だまされたと思って(そして変態パンツ紳士のヒョードルさんに惚れるべし)。
- SRPG名キャラクター紹介の記事に「ヨーグルト」*2と「ヴァイス・ボゼック」*3が並んで紹介されるような記事は他に類を見ないだろうなぁw
- あとヒロインとして紹介されているキャラが「シルキー・レディ」*4と「タムリン・タンバリン」*5 というマニアックにもほどがあるキャラ。まぁ、この本の読者なら分かるだろうけどさw
- 今回のゲーム名品館はなぜかプチ「バイオニックコマンドー」特集。PS3/XBOX360版「バイオニックコマンドー」に、ダウンロード版「マスターD復活計画」あとGB版という3本立て。
- 最終号という事だからか、連載コーナーの看板娘イラストをずっと描いておられた「坂本みねぢ」さんの過去イラストが1ページに掲載されているのが地味に嬉しい。
- とりあえず連載コーナーは大体が「Game Bridge」引き継ぎとなるようで一安心。
- でも出来れば、地獄ゲーム先生も移行して欲しかったw このコーナー地味に好きだったのに。
- あと妄想エンジンコアグラフィックも残念ながら最終回の模様。コレもぜひ引き継いで欲しかったなぁ。
最後のスタッフ紹介「ゲームサイド横町」を読むに従って、ああ本当にコレで終わりなんだなぁ・・・という寂しい気持ちになりました。
かつてユーズドゲームズの1号が発売された時、私はまだ高校生でした。日本初の中古ゲーム専門誌という、前代未聞なゲーム雑誌の存在に衝撃を受けた私は、以後毎号この本を購読し続けてきました。
たぶんこの本がなければ、今の私のゲームライフは無かったように思います。
あれから14年。ゲーム業界も様変わりし、雑誌の名前もユーズドゲームズ→ユーゲー→ゲームサイドと変遷し、誌面も大きく変わってきました。
それでもなお、このゲーム雑誌から感じられる「ゲーム好き」達の魂はずっと受け継がれ、私も毎号楽しみに読み続けてきました。
ともあれ、長い間本当にお疲れ様でした。今後は「Game Bridge」の更新を楽しみにさせて貰います。でもできればまたいつか、往生際悪く復活したりしてくれないかな、などと願いつつw