Switch版「Re:CENTO」レビュー

 本日のゲームレビューは「Re:CENTO」(リ:チェント)。なんかセールで100円だったので何となく購入したが、なかなか悪くないゲームでした。

  • このソフトの発売元はハッピーミール。まさかの「マサラドライブ」に続けて二回連続の登場である。完全に偶然(全く知らないで購入した)だっただけにめちゃびっくりしたわw

 

 本作の元ネタは同名のカードゲーム「Re:CENTO」。学研から出ている奴で、何度かボドゲ売り場で見たことがあるやつですね。

↑ジャンル的には知育ゲームってことになるのかな?

 カードゲーム版の「Re:CENTO」には複数の遊ぶ方がありますが、本作はその中でも「100までの数ゲーム」ルールで遊ぶことができます。

  • 残念ながら「足し算・引き算」ルールや「掛け算・割り算」ルールは未搭載。

 

 ルールはシンプルで、まずプレイヤーは1~100までのカードを配り切ります。

 

 手番が来たら、隣(下家)のプレイヤーからカードを1枚引き、そのカードを見て、もう1枚を自分の手札から出します。

 そしてこの2枚のカードに対し、各プレイヤーは手札から「2枚の間の数」を出すことができ、このカードを引き取ります(最初の2枚は捨て札になる)。

 

 最終的に手札が無くなったら上がりとなり、その時点で「全員の手札に残った枚数」が得点となります。

  • 基本的に「自分の手番時はなるべくカードを出されない」ことを目的としていくため、引いたカードに対し、間が開かないカードを出していくことが基本戦略となります。
  • ここで面白いのが手札のカードの並べ方は必ず「順番に並ぶ」ということ。このため前回手札を出した位置などから、カードを引くときに「大体このあたり」といった推測が可能となっています。この予測がバチっとハマった時はめちゃめちゃ嬉しいぞ。
  • また、上りの時は場に残った枚数が得点となるため、ちまちま出してターンを経過させるよりも一発を狙ってカードをため込み、一気に押し付けたほうが稼げる場合もあるなど、対戦ゲームとしても結構駆け引き要素がある。
  • またゲームとしてはAボタンで動作の早回しが出来たり、今出せるカードを1ボタンで全部出せたりとシステム面は割と良く出来ています。プレイがめっちゃ快適。

 

 シンプルなルールながら、中々駆け引きがアツいカードゲーム。元価格も300円と安いですが、今だとセールで100円と破格のお値段で超お得。ミニゲーム感覚で遊べますよ。

  • 本作の残念なところは「CPU戦しかできないこと」。せっかくのカードゲームですが、対人戦がありません。こればかりは値段が安い奴だし、対戦機能までつけることは難しかったのかもしれないですが、この点だけは非常に残念。

ゲームショップ巡り(中央林間→つきみ野編)

 本日のゲームショップ巡りは小田急江ノ島線「中央林間」から、田園都市線で隣駅となる「つきみ野」まで歩いた範囲にあるブックオフハードオフを巡っていきます。

  • この二駅間の間になぜかハードオフが二店舗、ブックオフも一店舗もあるんですよね。しかも歩いて行けなくもない範囲に詰まっているので、今回はそこ歩いていってみようという企画になります。

 

 というわけで、まずは中央林間駅。ここは大抵小田急小田原線に乗って本厚木に行くとき、間違って(うっかり江ノ島線に乗って)来てしまった記憶しかない場所です。ここに降りたのたぶん初めてw

 

 この日はもはや春全開な温かさで、一応ジャンパー持って行ったものの、とても来ていられないぐらい暑かった。

 

 ということでまずは中央林間駅から30分ぐらい歩いたところにある「ハードオフ・オフハウス 中央りんかんモール店」にやってきました。

  • なんか適当に写真撮ったら指が映ってた…。

 

 郊外のショッピングモール店舗だけあって店内はかなり広め。ゲームコーナーもこの写真の範囲内程度あってそこそこの広さ。

 

 DS、3DS系が丸々一角並んでいるなどかなり充実している。このあたりもあと数年するとレトロゲームというカテゴリーに入っちゃうのかな(戦慄)。

 

 レトロゲームの釣るしもあったが、ラインナップはまぁ普通。最近はなかなか釣るしの掘り出し物とか見つからなくなってきたなぁ…。

 

 代わりにこのお店のショーケースは中々カブいており、良くある携帯系ハードの裸ソフトに混じって、PCエンジン系ソフトが平然と並んでいます。「キアイダン」がディスプレイされているとか始めて見たぞw

 

 ではレアソフト探索。この「ハイスクールD×D」の3DS版プレミアソフト筆頭みたいなやつなんですが、ハードオフで見かけるのは珍しいですね。

 

 PSP版「季節を抱きしめて」。このやるドラシリーズのPSP版はどれもプレミア付きがちな奴なんですが、その中でもこいつは見かけることさえ稀なレアソフト。PS版だと500円以下なのに…。

 

 裸ソフトだとこの「ポケモンカードGB2」も中々高い。私が入手した時はまだまともな値段だったんですが、いつの間にか裸でも定価越えしているんですね。これSwithオンラインに早く出してよ任天堂

 

 おもちゃコーナーでちょっと懐かしい、カプコンカタンを発見。この値段だったらついでに買っておいても良かったかなw

 

 うわ、忍者タートルズの映画版3サントラがあった。これ映画版がタートルズシリーズでも最低の出来(1は名作、2は凡作といったところに3がスゲェ駄作という評価)だったことで一部数寄者には知られたタイトルなんですが、サントラとかあったんか。

 

 続けて「ハードオフ・ホビーオフつきみ野」店へ。歩いて行ける範囲にハードオフが二つあるとか中々珍しい配置だ。

 

 1階が駐車場、2階全体が店舗という郊外店らしい構造だが、ここもかなり広い。規模に比べてゲームコーナーはそこそこといった感じ。

  • ただ、お店としてはいいところだったのですが、店員の「いらっしゃいませ」の挨拶がクソデカい。ラーメン屋だってそこまでデカい挨拶じゃないだろってレベルで(この広い店の反対側にも聞こえるレベル)、頭が痛くなってくるレベルでひどかった…。案外頻繁に客が出入りするのでマジで十秒に一回はコレが飛んできてスゲェ不快だった。

 

 スーパーファミコンの試遊台もあった。このソフトもハードもテレビも全部売り物という珍しい状態w

 

 ここでもレアソフト探索。この「ルカの大冒険」は、もはや懐かしのゲーム雑誌「マル勝スーパーファミコン」のマスコットキャラのゲームという中々のレアソフト。裸取説無しで22000円なら妥当な値段というのが恐ろしい。

 

 PSPで出た超兄貴の続編「零超兄貴」。これ何気に名作らしいんだけど、プレミア付き過ぎてとても買えないんですよね。6666円という値段は何らかの示唆なのか…。

 

 タペストリーを見ていたら、まさかの「風雲カブキ伝」のサイン入りタペストリーがあった。こんなグッズがあったのか。



 最後に「ブックオフ つきみ野」店。ここは以前田園都市線ブックオフ巡りで訪れたことがありますね。

 

 かなり広くて良いブックオフなんですが、何気にキャラグッズ系が充実している点がちょっと変わっている。郊外店でここまで攻めたお店は珍しいぞ。

 

 ただゲームコーナーはわりと普通。以前訪れた時より若干狭くなっとりますね。

  • 以前はPSP用のUMD映像ソフトがいっぱいあったけど今回来店したら少ししか無くなってた。そこは残念。

 

 サントラチェック。タイトルからめちゃ分かりづらいけど、「ボトムズ」のOVA「野望のルーツ」のサントラっぽいですね。

 

 

 というところで帰宅。久々に結構歩いたので体がガタガタに(老化を感じる…)。

 本日の戦利品はこんなところ。

 DSの裸ソフトで目についた奴を3本ほど買ってきた。

  • 「漢字の渡り鳥」「絶対音感オトダマスター」「脳内覚醒ハムカニビート」の三本。なんか全く統一性が無いメンツになってしまった。

 

 ハドフのジャンクボックスから拾ってきた三本。同じソフトが二本あるw

  • FF零式PSPソフトが2本入る特殊ケースなので、スリーブとして購入。たまにジャンクに100円で落ちているとつい買ってしまう。
  • ディシディア012」のほうはヒット作らしくかなり安い値段で売っていることが多いんですが、意外とジャンクでは見かけない(初代はまずまずジャンクで見かけるんですけどね)。

Switch版「マサラドライブ」レビュー

 本日のゲームレビューはe-ショップでもかなり異色ともいえる、サイケデリックなタイトル画面が目を引くゲーム「マサラドライブ」です。

  • 開発はスマホ系ゲームを数多く発売しているハッピーミール。Switchだとレトロ風アドベンチャーの「ミステリー案内」シリーズなどが有名なところですが、たまに出すやたら弾けたゲームが結構ツボなんですよねw

 

 もうタイトル画面を見ただけで分かる癖の強さよ…。タイトルやビジュアルだけでこれでもかとインドモチーフを叩き込んできます。なんならBGMまでインド音楽っぽいトランス感。

  • 実際BGMはかなり名曲揃いでサントラまで発売されている。

 

 言語変更すると手前のオッサンがデカい眼鏡をかけます。なんだこの変更点は…。

 

 ゲーム内容は非常にシンプル。この(物理的に繋がっている)ハンドルでバスを操作し、道端に落ちている客を轢き殺す回収。障害物にぶち当たらないように避けつつゴールを目指します。大昔のエレメカでこんな操作形態見たことあるなw

  • 回収した客は丸見えな上、障害物にぶつかるとまき散らしてしまうため、おそらく屋根に乗っているものと思われる。クッソ危ないなw でもめっちゃインドっぽい。

 

 道中事故って客が振り落とされてもゲームは続きますが、牛または電車にぶつかると一発アウト。インドだから牛がダメなのね。

  • 障害物の位置はランダム性が高く、たまにどうしようもない配置になる場合もあり。幸い牛出現前には予告があるので避けやすいが、牛を避けたら別の障害物に接触というパターンが結構多い。クラクション(Aボタン)で敵を散らす操作もうまく織り交ぜて安全を確保しつつ回避していきたい。
  • バスは時間で燃料が減っていくため、道中落ちているガスもある程度回収していく必要がある(全くとらない場合、ゴール前に燃料が切れる)。これも出現位置がランダムなので牛や障害物に阻まれて取れなかったりする。獲得チャンスは逃さないように(だいたい半分ぐらい取れればゴールまで行けると思われる)。

 単純にステージクリアするだけなら、燃料を取ることを意識しつつも即死を避けて慎重に進めばそんなに難しくもないのですが、実績となる「カレー回収」「無事故」「乗客ノルマ」も同時にこなそうとすると一気に難易度が跳ね上がります。ここからがこのゲームの真の姿だ。

  • 実績を獲得していくことで隠し要素がアンロックできるので、とりあえず解放だけ考えるならば一度に3つクリアするよりは、1つずつクリアしていくのが無難かな。それでも難しいけど。
  • 特に「乗客」がかなりキツイ。体感8割ぐらい取らないといけないため、ちょっと障害物運が悪いとギリギリ足りないといった事態が発生しやすい。燃料を逃さず獲得しながらゆっくり目に行く方が達成しやすいかな。
  • 今のところこの隠し要素全攻略できていないんですけど、すべてアンロックした際に解放される「悟り」がめっちゃ気になるわw

 

 おまけのミニゲームとしてクリケットも遊べる。確かにインドといえばクリケットだがw

  • なおゲーム性としてはピンボール。次々と投げられるボールをはじき返して守備を間を抜ければ得点。真ん中のウィケットを倒される(=野球でいうストライク)とゲーム終了というシンプルなルール。ちゃんとクリケットしてますねw

 1コイン(500円)で買えるシンプルだけど意外と熱くなるゲーム性とイカした音楽が耳に残る面白バカゲー。セールとかで売っていたら全然アリじゃないでしょうかねコレ。

ゲームショップ巡りの旅(平塚編・ドキドキ冒険島/ブックオフ平塚駅西口店)

 一か月ぶりのゲームショップ巡り。本日の舞台は平塚駅近辺のゲームショップとなります。

 

 というわけではるばるやって来たぜ平塚。平塚に来たのは人生で初めてですが、意外と賑わっている町ですね。さすがサッカーと競輪場があるだけのことはあります。

 

  中々雰囲気が良い商店街があるのが下町感あっていい感じ。そんな商店街を抜けて、本日一つ目の目的地へ。

 

 というわけで今回の平塚探訪の第一目的となる「ドキドキ冒険島」。今時まさかのゲーム専門店ですよ。完全に偶然このお店を知ったので、わざわざ平塚まで出向いたというワケ。

 

 この「TVゲーム」の欄に記載されている機種の古さよw うーん、これは期待できますぞ。

  • 一番新しい「PS3」でも2006年だから、もう18年前だぞ。一番下に「レトロゲーム」とあるけど、ここに載っている機種全部もうレトロゲームといって差し支えないじゃろ…。

 

 店内に入ると「昔のゲームショップ感」がすんごい。入口直後から「3DS」の二面陳列という、現代とは思えない光景が広がっています。なんだここ、理想のゲームショップかw

  • 店内はゲーム+トレカで、どっちかといえばトレカメイン(デュエルスペースもあり)だが、ゲーム売り場もめっちゃ広い。というか古い時代の古い機種のスペースがそのまんま残っているといった感じ。

 

 ちょっと珍しいのが、ケースではなく棚側に値札が付いていること。あんまり見たことが無いやり方ですが、いちいち抜き差しして値段を確認しなくても良いという点は非常に便利。面配置が多いからこそのやり方ですね。

 

 この一角とか、目に映る3面棚すべてがPS2ソフトというトンデモねぇコーナーw 今時こんなお店があるとは…。マジで端にあるのでここ客が来ることあるのかな。

  • DSや3DSもかなりのスペースがあるのですが、それ以上にPSPPS2PS3あたりのソフトは売り場が広く、かなり充実しています。というかPSPが一番売り場面積がデカいw

 

 もちろん、GBやFCやSFCといったレトロゲームジャンルのゲームもちゃんとあります。

 

 カセットは直接ワゴンに入っているのではなく、パッケージ部分だけバインダーで並んでいるため、スペースは小さいものの結構ソフトラインナップは豊富。そういえばカメレオンクラブはこの方式でしたね。古の記憶が蘇ってきた…。

 

 DS、3DSの裸ソフトを陳列しているショーケースがめちゃデカい。ブックオフとかにあるショーケースだとこれの半分くらいなのでかなり

 

 周辺機器のコーナーを覗いてみたら、プロアクションリプレイPS2用)が売ってたw 

  • というかこのEZってなんぞ?と思っていたらサイバーガジェットではなく、開発元のデイテル日本法人が発売していたバージョンみたい。そんなもんあったのか。

 

 なおちゃんとSwitchやPS4、PS5といった最新ハードのソフトもあります。いや、一安心w

  • でもSwitchの棚が微妙に狭い(PS系が広すぎるだけかも?)のは気になりました。

 

 ちょっと珍しいのが「トレカ」のつるし売り。ストレージでもシングルでもない、こういう売り方は中々珍しいんじゃないでしょうか(少なくとも私は始めて見た)。

 

 かなり満足したところで次の目的地へ。ブックオフ平塚駅西口店。名前通り駅前店舗ですが、中身は駅前店舗とは思えないぐらいかなり変わっています。

 

 まず奥行きが凄い長い。横幅は割とある方なのにめっちゃ奥行がある。あまりに奥行きがあり過ぎて向こうが見えないw

 

 そして、奥まで行くとちょっとだけ段差があって、さらに奥に続いている。どんだけ奥行あるねんこのお店w

  • この奥側のスペースだけで並みのブックオフより広いレベル。駅近店舗でこれだけで買いところはかなり珍しいね。

 

 広いだけあってゲームコーナーもそこそこ広い。ブックオフらしい品揃えって感じ。

 

 ただ、PS3PSPソフトを置いている棚のところがやたら狭い(↑)。すれ違いはおろか、しゃがむことも難しいレベルの隘路になっている。なんでそんな柱に近いところに棚を置いたんだ。

 

 あと、釣るしソフトがかなり大量にあったもの位置が低い(ほぼ床)。ここからゲームを探すには床に座って探す必要があるぜw オッサンがそれをやるのは厳しいな…。

 ブックオフコーナーを覗いてみたら雑誌コーナーに週刊漫画誌が置いていた。これもかなり珍しいなw

 

 いつものゲームサントラ確認。こいつはワイルドガンズリローデッド(リメイク版)が出たときのサントラですね。これ定価3800円もする奴だし、この値段なら買っておいても良かったな(家に帰ってから値段を確認するので後で気が付くやつ)。

 というところで帰宅。いや、マジで冒険島がめちゃめちゃ当たりのゲームショップで興奮した。こういうゲームショップはもはや絶滅危惧種になってしまっただけに、いざ見つけるとテンションが上がるねw

 というわけで今回の戦利品。

 

 今は亡き戯画のアクションエロゲー。オリジナル版のデュエルセイバーは持ってた(発売がもう20年前か…)んですが、アッパーバージョンのこちらは持ってなかったので購入。

  • 当時、戯画のゲームにはまっていたのでクッソ懐かしいな。デュエルセイバーのSS(これももはや死語だな)とかもめっちゃ読んでた。

 

 勇者シリーズテーマソングコレクションと、DS版「遊☆戯☆王5D's WORLD CHAMPIONSHIP 2010」。

  • 勇者シリーズテーマソングコレクションは聞きたかった曲、「風の未来へ」(ダガーン)、「太陽の翼」(ファイバード)、「危険なゴールド」(マイトガイン)、「僕らの冒険」(ゴルドラン)なんかが揃っていたので購入。でも、ガオガイガーが入っていないのは発売時期的なものかもなので仕方ないとして、なんでエクスカイザーが入っていないのか…。
  • 遊戯王のほうはPSP版とGB、GBA版を一通り集めたのでDS版を揃えはじめとしてまずこれからチョイス。

 

鳥山明 逝去

漫画家の鳥山明さんが死去 68歳、急性硬膜下血腫で(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

 まさかのニュースにめちゃショック…。まだ68歳だったのか。

 今年に入ってからも「ドラゴンボールDAIMA」とか活動されていただけにまだまだこれから…という時での逝去。非常に残念ですが、ご冥福をお祈りいたします。

Switch版「メイド・オブ・ザ・デッド」レビュー

 なんか二か月も開いてしまったゲームレビュー。本日のタイトルは「メイド・オブ・ザ・デッド」。お色気系ゲームを多数発売しているゲームブランド「qureate -キュリエイト-」の新作ですね。なんだかんだでここのゲーム割と買っている気がする…。

  • 毎回、コンセプトは結構いいんですよねキュリエイト。あと、何度か配信停止もやらかしたことがあるので新作出たらとりあえず買っちゃうブランドになりつつある。

 

 タイトル通りメイド+ゾンビ、そしてキュリエイトのゲームではお約束な秋葉原を舞台としたヴァンサバライクゲーム。今回は大体15時間ほどプレイ、一通りクリアして隠しキャラも出した(サバイバルモード攻略済)という状況でのレビューとなります。

 

 ゲームの基本構造はヴァンサバそのもので、ステージ中にわらわらと湧いてくるゾンビ(たまに動物)をばっさばっさとなぎ倒しながら、レベルを上げてスキル(攻撃6種+バフ6種)を獲得していき、敵を全滅させたり規定時間耐えることでクリアとなります。

  • ヴァンサバと違う点を挙げるならば、まず移動と射線をそれぞれのスティックで操作できる、いわゆる「ツインスティックシューティング」になっていること。大量に敵が出て来る要素と合わせて、往年の名作「スマッシュTV」みたいなゲーム性になっています。
  • 一定時間でオート射撃されるのとは別に、ボタンで近接攻撃もできる。クールタイムがあるため連打は出来ないですが、囲まれた状況などを突破するのにかなり便利。

 

 そして回数制限があるカットイン攻撃。キャラごとに大きく違いがあるものの、ピンチを切り抜ける一発逆転要素となっています。

 

 1ステージ攻略は5~15分程度と短め。ラスト付近になるとめっちゃわらわら敵が出て来るのは本家と同じ。大量に迫りくる敵をなぎ倒しまくる爽快感は中々良い。

  • ただ本作にはヴァンサバにあった獲得スキル組み合わせで新しいスキルが生まれるといった要素はないため、基本的にはドローン強化を集中して取っていくのが吉。というかドローンが強すぎてそれ以外が使いづら過ぎるのはもうちょっと何とかならなかったのか…。
  • とりあえずクリアするだけなら、ドローンミサイル+ドローンレーザーを取って、後はドローンを増やすスキルを選択して取っていけば大体何とかなります。
  • 使用できる各々のキャラはかなり個性的かつ一長一短な性能なので、バフ6個に何を積めるかという部分だけはちょっと考える必要があるかな。

 

 舞台が秋葉原なので、どこかで見たような光景も見られます。富士そばならぬ武士そばw

  • ただ、この秋葉原というロケーションを活かすためなのかステージの大半が路上となっており、どうしても似たり寄ったりの単調感が拭えない。もうちょっと見た目が違うエリアとかも欲しかったな。

 

 ダメージを受けると2段階に服が脱げるお約束の脱衣要素もあり。この辺はキュリエイトのゲームだし当然だねw こういう部分のグラフィックには本当に気合が入っているんだけどなw

 

 ストーリーが進むごとに使用キャラが増えていき、拠点の光景が華やかになっていく。こういう細かい演出は結構好きだな。でもこの見た目はメイド喫茶じゃなくて完全に風俗だよw

 

 キャラの見た目は色物だけど、ストーリーは終始シリアス。ただそんな凝ったシナリオでもなないし、もっとビジュアルに寄せたお気楽バカゲーでも良かったと思うんだが。

  • 過去に配信停止タイトルとかあったのでさすがに懲りたのだろうか…。でも一ファンとしてはもっとキュリエイトらしく弾けた内容であってほしかった。

 

 ストーリー攻略後にはサバイバルモードが解禁。30分耐久という本家ヴァンサバ的なモードですが、ここではキャラ強化が一時的にリセットされるため、スキルの取捨選択と立ち回りの実力が要求される。最後らへんはマジで敵が固すぎてキッツいな…。

  • ぶっちゃけ時間のわりには報酬がしょぼいのであんまりうまみはないが、隠しキャラを出すにはここの攻略が必須。迫りくる敵から逃げやすいレイラがオススメ。

 

 隠しキャラの「水鏡 花音」を解放。キャラ性能としては攻撃力高い、攻撃範囲も広い、足も速い、近接攻撃が投擲武器で判定が檄強い、そのうえレベルアップによるドローン強化スキル持ちというぶっちぎり最強キャラ。

 

 脱衣時の脱げっぷりも最強かもしれん。そうはならんやろw

 

 というわけで何だかんだでだいぶ楽しんでしまった本作。いろいろ不満点などはあるものの、ヴァンサバ系ゲームとしての基本的な面白さは抑えている一本。キャラクターのビジュアルが気に入ったのなら中々悪くないんじゃないでしょうか。

  • ただ、今だと本家ヴァンサバがDLC込み1000円で買えちゃうので、本作のお値段の微妙な高さ(2780円)が少し気になるかな。フルボイスだったりと結構頑張ってはいるんですが…。本家が安すぎなのかもだけど。
  • 後は歴代キュリエイトのキャラが使えるとかそういうファン向け要素とも欲しかったかな。この辺はそのうちDLCとかで配信してくれないかな。

 

<簡単攻略>

  • 強化要素があるゲームですが、強化素材の出が結構渋いのでクリアまでは一人を集中して育てるのが吉。基本的には通常攻撃が貫通する「風音凛香」か、移動が一番早い「レイラ・サンダース」のどちらかがオススメ。
  • 特にレイラは使い勝手が他キャラとだいぶ異なっており、近接攻撃のクナイが実は射撃より遠くまで届くとか(クールタイムも短いため、連打して射撃の隙を補える)、カットイン攻撃時は敵の動きを止めるという一風変わったものだが、停止中は敵をすり抜けられたり、近接攻撃がダッシュ攻撃に変わって一気に蹴散らすことができるので、囲まれたところからの復帰力は最強クラス。
  • サブクエストの解放条件はキャラにちなむものと場所にちなむものがあり、前者は(多分)出撃回数を稼ぐ、後者はマップ内に落ちているアイテム(ヘッドドレス)を取得すればOK。どこに落ちているかはマップを開けば分かるのが親切仕様。
  • 稼ぎという点では8-1が一番稼げる(と思う)。ここはアイテムBOXを持った大メイドが多数出現し、獲得ごとにポイント(金)も100~5000ぐらいとブレが大きいが、一周5~8分で6~7万とかなり効率が良い。ただしイベントシーンとEDが毎回流れるのでそこカットするのが面倒なのがネックかな。

ポケモンプレゼンツ 2024.27を見た

 


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  • やはり今回最も驚いたのは完全新作「ポケモンレジェンズZ-A」。レジェンズがシリーズ化したことと、ストーリー描写が薄かったXY世代の補完Zがとうとう出るのか。これでジガルデ君も浮かばれますね…。タイトルからしてAZさんも話に絡んでくるだろうし、ひょっとしたらメガシンカも復活するかも、と夢が広がります。
  • そしてポケカのアプリゲーム化も嬉しい。というかゲーム版のポケカが出るのは本当に久しぶりですね。GB2以来か。(海外とかにはあったんだっけ?)。観たところベンチが通常ルールより少ないみたいだし、ネット対戦向けにルール変更されたバージョンなのかな(遊戯王デュエルリンクスみたいな)。
  • しかし、ポケモンのアプリもだいぶ増えたな…。GOにSleep、MastersEXにカフェ、ユナイトと来て今回のポケカだからね。GO以外プレイしたことないけど、ポケカはちょっと遊びたいですね。

 いやぁ、レジェンズ新作はマジでうれしいね。2025年まで頑張って生きねばw