艦これ2019年秋イベント E-4攻略

 艦これ2019年秋イベントE-4攻略。そろそろ残り時間がやばくなってきたが間に合うんでしょうか(不安)。

f:id:kaz20001:20191223222307j:plain

↑難易度は乙

 今回は難易度乙選択。ちらっと甲で挑んでみたらムリゲー過ぎたのであきらめたw

 

 ここは輸送ゲージ→ボスゲージの二段階制なので、まずは輸送部隊から編制。

f:id:kaz20001:20191223222309j:plain

f:id:kaz20001:20191223222312j:plain

↑輸送部隊

 第一艦隊は航巡1駆逐5
 第二艦隊は軽巡1駆逐3航巡1重巡

  • とりあえず後半戦も考え、特攻をもつ最上、三隈、由良、吹雪を編成。あと、道中に対潜マスがあるため、第二艦隊側には対戦装備を積んでおく。

 

f:id:kaz20001:20191223222316j:plain

↑E-4マップ

 輸送部隊ならばマップ左上スタートから開始で対潜→通常×2でボス到達。輸送部隊だと道中が地味きついので道中支援は入れておいた方が良い。

 

f:id:kaz20001:20191223222319j:plain

f:id:kaz20001:20191223222321j:plain

↑輸送マップボス。

 そして輸送マップボスは重巡ネ級。ここはランダムで決まる随伴部隊にかなりの差があり、戦艦タ級入りを引くと今回の編成ではかなり厳しい。ここは運に身を任せようw

 

f:id:kaz20001:20191223222324j:plain

↑案外苦戦

 結構何度もやられながらもなんとか輸送ゲージ破壊。ここ地味にキツかったので、

 続けて、ボスゲージ破壊部隊。

f:id:kaz20001:20191223222327j:plain

f:id:kaz20001:20191223222331j:plain

↑ボスゲージ破壊部隊

 第一艦隊は重巡軽巡1軽母1
 第二艦隊は軽巡1雷巡1駆逐2航巡2

  • 特攻を持つ名取、龍驤を第一艦隊に、最上、三隈を第二艦隊に配置。装備は割と適当気味。

f:id:kaz20001:20191223225912j:plain

↑ボスルート

 今回の水上打撃部隊編成だと、輸送時とほぼ同じルートで進みます。道中も基本同じ対策でOK。

 

f:id:kaz20001:20191223222336j:plain

↑E-4ボス

 ボスのバタビア沖棲姫。また登場海域が狭そうなやつが…w なんか見た目もガタノゾアみたいだし。

 

f:id:kaz20001:20191223222340j:plain

↑ボス編成

 正直、ボス編成は大して強くない。今回は水上打撃部隊で攻撃力が高いし、輸送時の方が苦戦するぐらいか。

 

f:id:kaz20001:20191223222347j:plain

↑最終形態。

f:id:kaz20001:20191223222350j:plain

↑最終形態

 最終形態になると重巡ネ級とヌ級が合流するが、正直この編成であれば割と楽に倒せる。

 

f:id:kaz20001:20191223222354j:plain

↑撃破

 というわけで特にグダることもなく撃破。これにてE-4撃破。

 

f:id:kaz20001:20191223222356j:plain

 報酬の8インチ三連装砲。正直微妙。

f:id:kaz20001:20191223222359j:plain

神州

 そして報酬艦となる神州丸ゲット。あきつ丸よりも揚陸艦っぽい。

 

f:id:kaz20001:20191223222402j:plain

↑E-5解放

 そしてやっとこE-5解放。ここからきつそうだ…。

「アライアンス・アライブHDリマスター」レビュー

  ヨドバシで安売りしていたので勢いに任せて購入した「アライアンス・アライブHDリマスター」レビューです。

アライアンス・アライブ HDリマスター - Switch

アライアンス・アライブ HDリマスター - Switch

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: フリュー
  • 発売日: 2019/10/10
  • メディア: Video Game
 

↑Switch版を購入。

 

 さてこのゲームはもともと3DSで出ていたRPGで、そちらはプレイ日記として過去にBlogにまとめています。

<プレイ日記>

https://kaz20001.hatenablog.jp/entry/20180417/1523973345

 

 これはその3DS版のHDリマスターとしてSwitch/PS4に改めてリリースされたものになります。今回はSwitch版を購入。

 大体プレイ時間10時間、20章まで進めたところでのレビューとなります。基本的には3DSとの比較を中心に。

 

  • HDリマスターだけあってグラフィックはかなり良くなり、SD体系のキャラが滑らかにヌルヌル動くようになった。このリマスターで、実はビビアンが戦闘終了ポーズで乳揺れしていたことに初めて気が付いたよw SD体系なのにこういうところにこだわりを感じるw
    f:id:kaz20001:20191216234446j:plain
    ↑各大陸のマップも雰囲気が感じられるf:id:kaz20001:20191216234449j:plain
    ↑あざとい勝利ポーズ

  • 画面も1画面だけになりましたが、画面構成などは割と丁寧に練られていて見づらいこともなかった。また3DS版ではやたら確認し辛かったヘルプが「ガイドブック」という形でまとめて閲覧できるようになっている、戦闘はもともと倍速があったのにさらに4倍速モードもあるなど、遊びやすさの部分については改善がみられるかな。
    f:id:kaz20001:20191216234642j:plain

     ↑戦闘シーンなどは案外まとまっていて見やすい。

  • ただ、HD版のゲームにありがちなことですが「文字がなんか小さい」のがちょっと気にかかります。結構文字情報が多いゲームだけにこの点はちょっと引っ掛かるかも。年老いて目がキツくなってきただけに余計にしんどいw
    f:id:kaz20001:20191216234853j:plain
    ↑味があるセリフ

  • ゲームそのものの面白さは据え置き。もともと3DSのマイナー名作だっただけに、王道RPG好きにはおすすめ。特に20章以降になって世界中を探索できるようになるとグッと面白くなる。こういう「世界全体を旅するRPG」はゲームのHD化に伴いほとんどなくなってきただけに今時貴重。フォトリアルもいいけどこういうデフォルメのきいたデザインでもっと出してもいいのに。
  • 今のところプレイ方針としては中盤の山場になる25章に向けて、キャラクターを大体均等に育てる方向で進めています。攻略のコツとして、このゲーム雑魚敵があまりお金を落とさないため(特にモンスター系は少ない)、19章の「裁きの塔」に妖魔が出ているタイミングである程度稼いでおくと楽になります。とりあえずここでパーティ全員HP200を超えるぐらいまで上げておこう。

 

 私自身3DSは結構やり込んだのですが、今プレイしても非常に楽しい。マジでフリューの中では特異点的に良くできたゲームなので、次回作への期待も込みでぜひ推しておきたい。

 

  • あとゲームそのものの感想ではないのですが、今回このパッケージを改めて手に取って、主役の9人だけでなく、後半仲間になる3名もちゃんと書かれていたんですね(直接ではないですがプレイ後ならちゃんとわかるモチーフが描かれていた)。3DS版からプレイしていたのに今更気が付いて驚いたよw

映画「シティーハンターTHE MOVIE 史上最香のミッション」を見てきた

 シティーハンターが突如なぜかフランスで実写映画化したということで遅ればせながら見てきました。

 

映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』公式サイト

↑この本気度の高さよ

 

 配給会社が「アルバトロス」ということで若干の不安がありましたが、それをやすやすと突き抜けた出来。これ完全にシティーハンターだよw

 あまりにそのまま原作から持ってきたのかってレベルに違和感がない展開で、シナリオは素晴らしい。スゴイ原作書下ろしエピソードっぽさがある。

  • まずキャストが完璧。ニッキー・ラーソンはもう完璧に冴羽リョウそのものだったり、香や海坊主といった他のレギュラー陣もほとんどイメージを崩さず、行動がまんま漫画版そのもの。特筆すべきは槇村の完璧な再現度でマジで漫画から抜け出してきたレベル。これフランス映画だったということを忘れる。出番少ないのに何でこんなに力はいっているんだw
  • あと声優陣。リョウと香の声優がそれぞれ山寺宏一沢城みゆきとなっているんですが、全然違和感ありません。山ちゃんは完全にリョウそのものだし、みゆきちの方に至っては最後のキャストが出るまで伊倉一恵っぽ過ぎて分からなかった。リョウと香以外のレギュラーはアニメ版そのもののキャストで、特に冴子は見た目に結構違うのにこの声のおかげで完全に冴子と認識できるw
  • ちゃんと神谷明も開始数秒でゲスト役として出てくるので旧作ファンも安心。というか「モッコリー」って名前ずるいだろw
  • シナリオ展開も「惚れ薬の香水」を軸に、リョウと香の関係をしっかり描いていてすごくシティーハンターにありそうな内容で違和感0(特に香側からのリョウへのアプローチの下りとか)。くだらない下ネタ展開や、下品になりすぎない(わりとギリギリ気味だが)エロ、そしてオリジナルキャラクターの「うっかり事件に巻き込まれたオッサン」と「うっかり事件に巻き込まれたウザい兄ちゃん」たちのブラックな笑いを最後まできっちり盛り込んでくる。
  • アクションシーンもアクションシーンでカッコよく、特に中盤の「リョウの視点から見る殺陣」のシーンはこの手のアクションではあまり見られないタイプ。終盤のド派手な打ち合い、ラストシーンの拳銃による狙撃シーン(一か所を連続で打ち抜いていくアレ)と実にシティーハンターらしいまとまり方。しれっと「ユニオンテオーペ」といったワードも出てきたりと、マジでこの監督シティーハンター大好きだな。原作再現度に愛を感じる。
  • あえて原作視点から言えば、ミニクーバーが出てくるシーンが少ないこと(終盤のカーアクションシーンは別の車)と、海坊主の活躍シーンが少な目なことあたりかな。

 

 とりあえず、日本の漫画なのに日本の映画界よりもはるかに原作愛と完成度がずば抜けた作品。マジで日本の映画は少しこの映画を見習わないといかんのだろうか。

艦これ2019年秋イベント E-3攻略

 立て続け攻略中の艦これ2019年秋イベント。E-3攻略編です。

 

f:id:kaz20001:20191214232550j:plain

↑難易度乙

 正直この海域は報酬が微妙であるため、乙でも丙でも変わらないのですが、第一ゲージボスでフレッチャーを引くには乙以上である必要がある、という情報があったため乙難易度で開始。まさかこれがあんな結果につながるとは…。

  • 正直難易度は簡単(E-2のほうが厳しかったかも)なので乙でも大して問題なし。

 

 この海域は二ゲージ制。まずは第一ゲージ突破部隊。

f:id:kaz20001:20191214232553j:plain

f:id:kaz20001:20191214232555j:plain

連合艦隊

  • 第一艦隊は重巡軽巡2水母1。那智、足柄、羽黒、那珂は特攻ありなので選択。コマは2スロット分水戦を積んでいますが正直瑞雲でも良かったw
  • 第二艦隊は軽巡1駆逐5。村雨時津風、江風、神通は特攻要員。皐月とベールヌイは先制対潜要員として選択です。

 

f:id:kaz20001:20191214232559j:plain

↑E-3一本目

 E-3は道中三戦でボス。一戦目が潜水編隊なのでそこだけ注意。先制対潜要員はいたほうが気が楽。

 

f:id:kaz20001:20191214232602j:plain

↑一本目ボス

 ゲージ一本目ボスは重巡ネ級。編成は正直しょぼいので、基地航空要員を集中していれば昼の間に撃破できるレベル。

 

f:id:kaz20001:20191214232606j:plain

↑まさかのドロップ

 なお、ゲージ破壊一発目にフレッチャーがドロップした。難易度乙にしていて本当に良かったw

 

 続けてゲージ二本目編成。でも正直違いがない。

f:id:kaz20001:20191214232609j:plain

f:id:kaz20001:20191214232613j:plain

連合艦隊(二回目)

 まさかのメンバー完全同一w コマのみ装備を変えていますが、それ以外は全く同じ装備でも問題なしかとw

 

f:id:kaz20001:20191214232617j:plain

↑E-3後半戦

 ゲージ二本目は道中も一本目とほぼ変わらず(最後だけ違う)。よって道中の注意点も変わらないため、編成はそのままで問題なしです。楽だけどこれでいいのか…。

 

f:id:kaz20001:20191214232619j:plain

↑E-3ゲージ二本目ボス

 後半ボスは戦艦水鬼。随伴ではなくそのままボス登場。

 

f:id:kaz20001:20191214232623j:plain

↑ボス編成

 ボス編成は連合艦隊編成ですがしょぼいため、重巡が二巡攻撃できること、特攻と合わせて昼戦で決着がつく率が一戦目より上がっていますw

 

f:id:kaz20001:20191214232628j:plain

↑まさかのドロップ(二回目)

 なお、ゲージ削り開始一発目でデ・ロイヤルがドロップ。今回ドロップ運良すぎてなんか怖いw

 

f:id:kaz20001:20191214232632j:plain

↑最終編成

 最終編成だとヌ級が入りますが、だから何だというレベルw というか当初ゲージ破壊段階まで進んでいることに気が付かなかった。あっさりと決着。

 

f:id:kaz20001:20191214232636j:plain

↑報酬

 E-3突破報酬は6インチ速射砲と、これの持ち主である軽巡パース。慌てていたのでドロップ画面をキャプチャーできなかった。

 

f:id:kaz20001:20191214232639j:plain

↑秘書艦パース

 やはりこれ以降海外軽巡が出たら「パースの再来」とかギャグにされるのだろうか(オッサン的発想)。

 

f:id:kaz20001:20191214232642j:plain

 ともあれこれでE-4解放。ようやく折り返しです。

艦これ2019年秋イベント E-2攻略

 艦これ2019年秋イベ。E-2攻略編です。今回は長丁場だしサクサク攻略していくよ。

 

f:id:kaz20001:20191213220607j:plain

↑難易度乙

 ここの報酬は正直おいしかったので甲を狙うつもりだったが、ボスが固すぎて削るのに時間かかりすぎるため乙に落とす。

 

f:id:kaz20001:20191213220610j:plain

↑攻略編成

重巡2(高雄/愛宕)軽母1(飛鷹)駆逐2(照月/磯波)雷巡1(木曽)。

  • E-2はルート解放がありますが、今回はそれを全く無視しての力押し戦術。
  • 高雄と愛宕、磯波は特攻要員。でも磯波は正直レベルが低いので別の駆逐でも良かった。

f:id:kaz20001:20191213220614j:plain

↑E-3

 今回の編成ではボスまで4戦ルート。ルート解放をしていればJ→P間をショートカットできますが、空襲が一回増えるだけなので無視していきなりボス攻略。

  • 道中は輪形陣+警戒陣に道中支援を出して突破。正直ボスよりもこの四連戦の方がきつかった。

f:id:kaz20001:20191213220617j:plain

↑ボスの重巡棲姫

 ボスはもはや常連組の重巡棲姫。

 

f:id:kaz20001:20191213220620j:plain

↑ボス編成

 編成ははっきり言ってしょぼい。基地航空隊を集中していけば十分倒しきれる。

  • ただゲージがかなり固い。最終的に8回ぐらいは倒したかも。

 

f:id:kaz20001:20191213220623j:plain

↑ラスト

 ラストはツ級がちょっと強くなるぐらいで大きな違い無し。

 

f:id:kaz20001:20191213220625j:plain

↑結構かかった

 編成自体は大したことなかったものの、ゲージが無駄に固くて時間がかかった。

 

f:id:kaz20001:20191213220629j:plain

↑報酬

 報酬はイギリスのソナー。甲難易度だとさらに高性能なのでそっち狙っても良かったかも。

 

f:id:kaz20001:20191213220632j:plain

 ↑E-3解放

 E-3解放。ここまでは割と順調に進められている感じ。

艦これ2019年秋イベント E-1攻略

 どう考えても12月は秋じゃないですが、艦これ2019年秋イベント開幕。今回は結構久々の6ステージという長丁場のイベントなので、情報で揃ったところで早めに攻略開始。

 

 まずはE-1から。ここはゲージ2本制。

f:id:kaz20001:20191212221854j:plain

↑難易度乙

 どうも攻略情報によると甲でも大して難しくはないらしいですが、報酬も大差なかったので乙でとっとと攻略することを目指すことにします。

 

f:id:kaz20001:20191212221858j:plain

↑第一ゲージ部隊

 マップ名が「八駆見参」なので荒潮と満潮を投入。改二が遠い。

  • 6人で組むと不利を受けるため5人。陸上ボスなので揚陸部隊を積める睦月と如月を入れます。あと、見張り員は装備したほうがいい。

 

f:id:kaz20001:20191212221902j:plain

↑E-1マップ

 今回の5人編成だと道中一戦のみでボス戦に行ける。

 

f:id:kaz20001:20191212221905j:plain

↑ゲージ1本目ボス

 集積地棲姫と小鬼のみという貧弱だが絶妙にウザいコンビが一本目ボス。貧弱な編成なので対地装備さえ怠らなければ楽勝。

 

f:id:kaz20001:20191212221908j:plain

↑二本目ゲージ部隊

 二本目の部隊も5人編成。対地装備はいらないので誰でも良かったのですが何となくZ1、Z3を編成。あと満潮が見張り員を持っていますが別にいりませんw

 

f:id:kaz20001:20191212221911j:plain

↑二本目ボス

 二本目ボスは軽巡へ級(フラグシップ)。ボスとは思えない貧弱艦隊で正直一本目より楽。

  • そのせいか倒すことそのものは簡単なのにゲージが全然減らない気がする。

 

f:id:kaz20001:20191212221913j:plain

↑ゲージ破壊

 最後は荒潮が決めてくれた。別に狙っていないのになんだか犯罪じみた絵面になってしまったケドw

 

f:id:kaz20001:20191212221916j:plain

↑E-1報酬

E-1報酬の対地噴進砲。これはむしろE-1開始前に欲しい装備ですねw 乙はおろか丙でも取れるあたり優しい。

 

f:id:kaz20001:20191212221920j:plain

↑E-2解禁

 ということで割合あっさりとE-2解禁。

ゲームマーケット2019秋に出品されたゲームで遊んでみた(1)

ゲームマーケット秋から一週間。ぼちぼちゲームマーケット2019秋の新作についてもいくつか触れることができましたので、ちょいとレビュー。ボードゲームレビュー久々すぎだぁw

 

 ・基本的に同人(インディーズ系)ゲームのみのレビューとなります。またあくまでゲームマーケット2019秋に出品されていたゲームですので、初出が2019秋ではないものも含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

●星空を望む少女達の夜明け(AMaRo Project)

f:id:kaz20001:20191130220536j:plain

  • 独特なカードハンドリングが特徴のデッキ構築系ゲーム。カードの購入、使用が一ひねりしてあり、いわゆる「山札」がないというアイディアが光る。
  • このゲームではカードを買ったや使用した場合、捨て札ではなく「キャストゾーン」という待機列に置き、ターン経過によりそれらが手札に戻る、というシステムになっている。購入時と使用時でキャストタイムに違いがあったり、そのタイミングを変更するカード、キャストゾーンにある間のみ効果があるカードなどもあり、なかなかこのシステムは良くできている。
  • ただ、そのシステムのユニークさゆえにかゲーム内容が洗練されていないところがあるのがプレイしていて非常に気になる。

f:id:kaz20001:20191130220540j:plain

↑これは別のカード。同じ(微妙に違う)イラストで

  • たとえば、同一種類のカードでも効果が微妙に違う(↑のように微妙なイラストの差異のため、ぱっと見でまずどれがどれだかわからない)うえにアイコンなどではなく細かいテキストで効果が記載されているため、とにかくカードが見づらい。間違いなくプレイを大きく阻害する要因で、プレイ時間よりもカードのテキストとにらめっこしている時間の方がかかるといった具合。他プレイヤーが持っているカードがすべて公開されているシステムなのに、何を持っているのかさっぱりわからんのはさすがに問題あるだろう。
  • また、各プレイヤーは固有能力を持ったウィッチカードを1枚ずつ持っているのですが、全6種類のうち1枚だけが異常な強さ。具体的には妨害能力が非常に強くて「使いどころを間違えなければ99%こいつが勝つだろう」と思うほどにイカれているレべル。この手のゲームで妨害系能力が強すぎるというのはかなり萎えるし、分かっていれば全プレイヤーがそのプレイヤーを抑え込みに行くというひどい状況が発生する。完全に別ゲーになってしまうのは非常にマズイ。
  • アイディアは本当に面白いんですが、コンポーネントのデザインに起因するプレイしにくさとバランスの悪さはいただけない。惜しい出来。

 

■KOBE(luck movies)

f:id:kaz20001:20191130220543j:plain

  • イラストがおしゃれなセットコレクションカードゲーム。
  • 手番ごとにカードを「荷物置場」に置く(1~5枚)→「倉庫」に出す(1枚)→他プレイヤーの「荷物置場」のカードを購入して「倉庫」に置くという流れでプレイしていく。倉庫にある同一種類のカードが4枚を超えたら換金。このとき、倉庫内にあるカード種類が少ないほど、換金効率が上がるというシステム になっている。

f:id:kaz20001:20191130220545j:plain

↑シンプルなルール

  • ルールは実質これだけなのだが、非常に考えられたバランスとなっており、どのカードを場に出すか、誰から買い取るか、単純な手順なのに深いジレンマがそこかしこにあり、まさにシンプルイズベスト。これデザインといいシステムといい、完成度が無茶苦茶高いですね。何となく前情報全くなしで購入したゲームでしたが非常に満足。

 

■行商の時代(A.I.Lab游)

f:id:kaz20001:20191130220549j:plain

f:id:kaz20001:20191130220552j:plain

  • もはやゲームマーケットの有力サークルとなった「A.I.Lab游」の「時代」シリーズ(勝手に認定)新作。行商人となり、マップ上の町々を回りながら、商品を出荷していく、アクションポイント制経済ゲーム。
  • 取れるアクションは「移動」「荷物を積む」「出荷する」の3種類というシンプルさで、そこだけならよくある感じですが、面白いのが荷物の補充方法。
    4種類ある荷物はそれぞれ生産できる都市が決まっており、初めはそこに移動して獲得する必要がある。ところが、荷物を出荷した場合、一部がその都市へとプールされていき、「出荷したプレイヤー以外」が入手可能となる。こうなると生産都市を経由するだけではなく、他プレイヤーの出荷に便乗して品物を集めるというプレイが立ち上がってくるw 
  • アクションそのものはシンプルゆえに、誰がどこを狙っているかを読み合うことが重要で、それが抜群に楽しい。このあたりのバランス感はさすがはといったところ。
  • 出荷カードを取っていくことで段々と馬車が大きく育っていくところもビジュアル的に面白い。これ馬のパワーすげぇなw

f:id:kaz20001:20191130220556j:plain

f:id:kaz20001:20191130220558j:plain

↑どんどん伸びるよ。

  •  あえて言えば「オールマイティ(どの荷物でも良い)」のシンボルが書かれた出荷カードが簡単な割に得点もそんなに低くないため、序盤にこれが取りやすい位置に出てしまうと先手が(若干だが)有利になりやすいかなという気がしました。まぁ、今回のプレイではやたら序盤に固まってしまったことが原因かもしれませんが。