ボードウォーク・コミュニティに遊びにいってきた

 つい先日の日曜日、ボードゲームコミュニティさんの例会に参加させてもらいました。
 公式ページ→http://www.asahi-net.or.jp/~rp9h-tkhs/bwc.htm
 創設25周年と言うボードゲームサークルの老舗。他のサークルと比べ、平均年齢がちょっと高めなのが印象的。

 今回は、この会ではおなじみらしいイスラエル製のカードゲーム「TAKI」を使ったTAKI大会(47回目の開催らしい)が行われていました。25周年記念と言うことで商品も出たこの大会。当然飛び入りで参加させていただきました。

  • TAKIは簡単に言うとウノに似た、場に出たカードと同じ色か数字のカードを出していくカードゲーム。ウノのと最大の違いは同じ色のカードをまとめて出すことの出来る「TAKI」と言うカードがあること。これがあるため、どれだけ手札があるように見えても一発上がりの可能性が残る、なかなかスリリングなゲームです。
    • 誰かが上がった時点でラウンド終了。あがったプレイヤーは-100点。他のプレイヤーは手に残った札の合計数を+得点とし、得点が最も低いプレイヤーが勝利となります。
  • 予選は数卓に分かれて、得点の上位7名が決勝に進む方式。
    • 私が参加した卓は全6名での10回戦。
    • TAKIは初めてでしたが、大会前に少しだけ練習させてもらったため、特にルールなどでつまずくこともなくスムーズにプレイできました。
    • やはりカードゲームですのでどうしても勝ち目がない試合が何試合か出てくるのですが、TAKI札やワイルドなどの大札を手札に残さないように気をつけながら失点を減らすプレイを心がけたこともあり、予選の10回戦を最終得点+1点で切り抜けられた。全体の総合成績では3位なので無事決勝進出です。
    • ちなみにトップ通過は-300オーバーというとんでもない点数。
  • 決勝は、予選の順位どおりに並んでの7人プレイ10回戦。
    • 中盤までは順調に、低得点で推移していったものの、2戦のみどうしても手札のTAKIカードを消費しきれずに70点近い失点をたたき出してしまったこともあり最終的な得点は+22点。惜しくも2位。9戦目のラストに一枚引いたTAKIカードがなければ優勝だったのに><

 
 そんなこんなでTAKI大会は終了。定期的なTAKI大会は今回で終了だそうなのでその最後の大会に出れたことは運が良かったのかもしれません。

 ほかにはこんなゲームで遊びました。

  • あやつり人形
    • もはやどこのゲームイベントでも誰かが持ってきている定番ゲームですね(持って行ったのは私ですけど)。大体の人がルールを把握しているのでルール説明が短いのが一番助かるかも。
    • 勝負のほうは、8件目一番乗り、かつ5色ボーナスも取って勝った、と思ったところ、最後の最後で1点差の逆転負けというたいへんおいしい展開にw まぁ、4点以上の建物がひとつしかない、というひどい状況だったし仕方ないかも。
  • ミッドナイトパーティ
    • オバケと追いかけっこをするすごろくゲーム。名前は知っていたけどプレイしたのはこの日が始めて。
    • 単純なルールだけど、それだけにパーティゲームとしては盛り上がるかも。
    • 6人という大目の人数だったこともあるが、5回連続でオバケを振る、など奇跡的な出来事もあり一瞬でパーティのほとんどが壊滅したりとおいしい展開の連発でした。
  • メキシカン・トレイン
    • アメリカ製のドミノゲームの一種。ドミノの列を線路に見立て、自分の線路と共有の線路(1本)のどちらかにドミノを繋げて行き、一番早く手札を使い切ったプレイヤーの勝ちとなる。
    • 陶器製のドミノ牌がずっしり手に重く、なんとなく高級感がある。線路の中心となるターミナルのスイッチを押すと汽車の汽笛が鳴ったり(上がりの時に押す)などなど、面白いギミックもあるゲームだった。
      • ただ、ドミノ一個一個がデカイせいか箱に仕舞うのが面倒だったのが難点かも。
  • 天空の巨人
    • ついこの間購入したばっかりのゲーム。会場にルールを知っている人がいて助かりました。
    • サイコロを振って場のカードを取っていく、というシステムは「王への請願」に近い雰囲気ですが、こちらはよりゲーム性が高まっており、単純な運だけでなくどの順番、どういったタイミングでカードを取りに行くかといった戦略も求められる。
    • それでもやっぱりサイコロ運がなければどうしようもないと言うか、序盤の出目が悪く、3順ぐらい何も取れなかったため、最終的にはぼろ負け。
    • 一緒にプレイしていたプレイヤーが一人でヒンデンブルグ号を4段階完全攻略を果たすなど、わりと最後まで盛り上がりました。ルールも簡単だし、今後は定番のひとつとしてゲーム会に持っていくようにしたい。
  • ハブ・アンド・ガット
    • 本日一番のびっくりゲーム大賞。まず名前を始めて聞いたゲーム(ググっても出てこないし)で、いわゆる先物取引市場をテーマとしたお金稼ぎのゲーム、なのだが随所に新鮮かつ斬新なアイディアが盛り込まれた作品。
    • 相場を変動させるための相場変動カード、これが各プレイヤーごとに8枚ずつ2組用意されているのだが、それぞれの組は隣り合ったプレイヤーと共有の手札となる、と言う部分が面白い。

 具体的にいうとこんな感じ
 A=B=C
 =部分が手札。Bプレイヤーの手札16枚のうち、8枚はAプレイヤーと、のこり8枚はCプレイヤーと共有となる。

    • この手札共有というアイディアのため、ある程度は誰がどんな手を売ってくるのかが分かり、読み合いが熱くなる。プレイヤー間の暗黙の了解で一銘柄を一気に値段を吊り上げたり、あるいは暴落させたり……。
    • 惜しむべきは時間不足のため最後まで遊べなかったこと。また来月の例会で続きをプレイできたらいいなぁ。
  • あと他に会場で見かけたゲームで印象に残っているのが「ブロードウェイ」というアメリカ産のゲーム。なんと延々3時間近くプレイされており、傍から見ていつ終わるのか、と心配になってしまいましたw

 
 なかなかに楽しいイベントでした。また来月も参加させてもらいたいところ。