昨年、「グラディウスReBirth」でやってくれたコナミがまたやってくれた。
まさか魂斗羅をReBirthで復活させるとは。しかも発表から即配信という奇襲。油断していたぜ。
コナミは往年の名作をすべてReBirthしようとでも言うのか? ぜひこの調子で「ツインビーReBirth」とか出してくれないかなぁ・・・
さておき、とりあえず1〜2時間ほどプレイして見た感想。
ゲームシステムやグラフィックはスーパーファミコンの「魂斗羅スピリッツ」っぽい、というかまんまで、武器二つ切り替え、スライディングなし、一発死に、オブジェクトの回転・拡大など、「魂斗羅スピリッツ」の続編をプレイしているみたいな感覚だ。
(去年出てた「魂斗羅DS」が初代やスーパーのオマージュが多かったから、今回はスピリッツと言うことなのだろうか?)
スピリッツと比べて、ちょっとグラフィックの書き込みが足りない(ドットの荒さがあんまり無いので絵がつるっとした印象がする)かな? といった印象かな。
しかし敵の名前が「チーフ沙羅曼蛇」率いる「NEO沙羅曼蛇」というのはあれか、「魂斗羅スピリッツ」のBGM担当だった東野美紀氏が「沙羅曼蛇」のBGMも作曲していたつながりのネタなのか? あとなんでエイリアンに占拠されたとこ「SHIZUOKA」なんだよ。コレがホントのサイレントヒルというギャグなのか? グラディウスリバースのときもそうだったが、あいからわずかっ飛ばすなぁ。
主人公はおなじみランス・・・ではなくビル。オープニングにランスは登場するものの、作戦時に行方不明になっているらしくビルがエイリアンドもに立ち向かうことになる*1。
なんとなく「ならず者戦隊ブラッデイウルフ」(PCエンジン版)の後半のような展開かな、と思った私はもうだめかもしれない。
とりあえずイージーモードだがクリア。全5面。(GCコントローラー使用)
1面ボスの際の「生身で大気圏突破」という壮絶にアホな展開から2面序盤の「どっかで見た町並み」*2「はしごにつかまった状態での中ボス」「初代魂斗羅1面ボスが中ボス」、3面の「ミサイルにつかまって(ぶら下がって)やってくる忍者」「ミサイルつかまり」、4面の「火山地帯をバーにつかまって移動」、そして最終面の「エイリアンステージ」といった魂斗羅シチュエーションの数々にくらくらする。
操作感についてはほぼ問題ないが、残念なのがスピリッツであった「両手武器乱射」がないことと、サイドビュー面のみであることぐらいかな。あとはもうまごう事なき「魂斗羅」している。この時代にこれほど漢度高すぎな2Dアクションゲームというだけでもリリースされたことが奇跡的なゲームでさえあると思う。
あと、びっくりしたのがスタッフロールのスペシャルサンクスのところに「魂斗羅」のファンサイトとして有名な「GAME KOMMANDER」さんの名前があったこと。*3これはファン冥利につきるのではないかなぁ。なんとも粋な計らいだ。
コナミ グッジョブである。