LAST STORY

 世間では新型PSPこと「NGP」の話題で持ちきりですが、始めネットで略称を見た時は「ネオジオポケット?」と思ってしまったkaz20001です*1
 さて、それは置いておいて、実は先週の発売日に買っていたコイツを今日はレビュー。

 かのFFシリーズの生みの親である坂口氏シナリオに植松伸夫が音楽という(個人的に)夢のコラボレート作品「LAST STORY(ラストストーリー)」。
 発売日に購入こそしていたもののプレイできず。今週になってやっとある程度時間が出来たので少し遊べるようになりました。

 今のところプレイ時間8時間ぐらい(CHAPTER19あたり)。まだまだ序盤といった感じですが徐々に戦闘システムも解放されてきており、ストーリーも盛り上がって参りました。

  • 舞台となる「ルリ島」の城下町が異常に広いw ほぼ拠点がココのみということもあるのでしょうが、とにかく町に建物や人、それに路地が多く目的の場所に行くのに苦労します。この箱庭感は私好み。
    • また、物価が一定でないところも世界観の構築に一役買っている。ストーリーが進んできて、グルグ族の進行が始まった辺りで食料の価格が凄まじく高騰しているのを見た時はびっくりしたw 序盤でお金に余裕があるならば、ある程度食料を買い込んでおくと後半の値上がりに備えられるかも。
    • ただ町中の至る所で「クエスト」が多数発生するのに、それらを管理するクエストログが無いのがマイナス点。依頼者がどこにいたか忘れる、依頼内容を忘れるなどが多々発生するのでクエストを受けたシアは必ず場所と内容をメモっておいたほうが無難。
  • 戦闘システムはシンプルにして複雑、といった感じ。攻撃の基本はレバーを敵側に入れるだけ、と凄まじく簡単ながら、第ダメージを与えるための位置取り、仲間とのコンボ、ギャザリングで相手の攻撃を引きつけたり、ウィンド(味方や敵が使った魔法を拡散したり消滅させたり)の発動や味方への指示などなど・・・考えることが多くそれらがリアルタイムで進行するため、戦闘はかなり忙しい。徐々にシステムが解放されることとチュートリアルが丁寧なので
    • HPゲージが無くなるとダウン。一戦闘中に5回ダウンするとKOとなりその戦闘中は復活しない。この5回という回数がまた絶妙で、残り回数が減ってくると結構ハラハラする良い塩梅。しかも各チャプターの途中で登場する中ボス〜大ボスクラスの敵になると本当に強いのでいつもギリギリの戦いになりがち。
      • 特にCHAPTER18のルリ城地下で遭遇した他の敵を投げてくるアンデット(名前忘れた)あたりはかなり苦戦した(ほぼ一撃でダウンさせられる攻撃力や、敵側のヒーラーの存在、雑魚アンデットが倒しても復活する等)。
      • マップ中、時々地面に赤い魔方陣があるが、その上でボタンを押すと敵を召喚することが出来る。レベルに不安のある場合はこの場所で鍛えてから行くべし。
    • 戦闘の難点としては「画像エフェクトが多すぎて分かりにくいこと」。特にギャザリング(敵の攻撃を引きつける)を発動中は敵の視線が見えるようになるのだが、そこに魔方陣やら攻撃エフェクトが重なると時々訳が分からなくなりますw 敵を見失いやすいので、レーダーのような表示も欲しかった*2
  • ストーリーは「CHAPTER」単位で進むのですが、どうやらメインのストーリーだけ進めているとCHAPTERが抜け番となることもある模様。
    • CHAPTERひとつひとつは短いので、実は短い時間でさくっとプレイするのに向いている・・・かも。

 ストーリーはまだまだ先が見えないな・・・。とりあえず伯爵のオッサンの胡散臭さと、ジルの小物臭さあたりが好印象(悪役的に)。

*1:たぶん日本で100人ぐらいは同意してくれると思うんだ

*2:今気がついたが、クエストログといいマップレーダーといい、ゼノブレイドで便利だった機能が無くなっているのはなにか意味が・・・。