Switch版「百英雄伝」クリア後感想

 というわけで発売日から毎日一時間以上遊んで、ようやく百英雄伝クリアしました。いやぁ、久々にがっつりRPG遊んだな。

 

 最終的なプレイ時間は(セーブ上は)68時間。仲間になるキャラ全員(120人)すべて仲間に入れての攻略となります。達成感が凄い。

  • 実は幻想水滸伝の歴代シリーズでは全仲間入りプレイはしたことなかったんですよね。当時ネット情報が無かったから、攻略そのものが難しかった。

 

 最終戦のメンバーはこちら。

  • まず「ノア」。主人公なだけあってルーンでの強化幅がデカく、補強し易かったため採用。最終的にステータス以上の火力が出せます。
  • 続いて「ウェーブ」。捨て身切りを装備させるとトップクラスの火力が出ることと、元々一列攻撃を持っているなど、汎用的な使いやすさもあって採用。SP回復を補強してやると大活躍できます。
  • 「CJ」は打撃武器装備であり、本作の戦闘システムでは有効な敵がかなり多い。しかもこいつは威力が高いが50%の確率で外す「パワースマッシュ」がなぜか三段攻撃になっており(多分こいつだけ?)、適当にぶっ放してもかなりのダメージが期待できます。
  • CJと同じくライジング組の「イーシャ」。魔法メインのキャラですが、SP消費の範囲攻撃を持ち、素早さがとにかく高いため先行回復も安定する。
  • 「ダイクラスト」は後半参加のメンバーになりますが、こいつはとにかく防御コマンドとなる「雄叫び」が優秀。全体の攻撃力を1ターン上昇させられるため、後半は延々雄叫びしまくる展開に。素早さを上げることでHPが高いアイテム係としても優秀。
  • 「モモ」も後半加入メンバーながら、全キャラトップともいえる魔法攻撃力でスタメン入り。SPゲージで魔力が上がるルーンも持っているため、火力お化けに拍車がかかり、最終的な魔法攻撃役はコイツ一人で十分。

 最終戦メンバー以外でも優秀なキャラは数多い。よくメンバーに入っていたのが以下の2人。

  • 仲間入りしてから終盤までパーティ入りしていた「ミラン」はかなり優秀。全体攻撃のSP技があり、そこそこ魔法が使える便利キャラ。ストーリー中戦うことになるアンデッド軍団に対する特攻も持っているため、育てていて損はないキャラ。
  • 防御系スキルが強い「レイナ」も終盤までレギュラー貼れるぐらい強い。列防御とカウンターが非常に相性が良く、カウンター率上昇装備を付けると防御しているだけで雑魚をどんどん蹴散らしてくれます。

  本作は突き詰めていくと物理重装備キャラが強いんですが、ストーリー攻略中だけならば基本どんなキャラ使っても何とかなるバランス。後半「英雄の試練の場」が解放されれば簡単にレベルは上げられるので、いろいろなパーティを試してみよう。

  • ただ主人公三人組のうち、「セイ」はもうちょっと強くても良かったんじゃないかなとは思う。物理が強い「ノア」に魔法が多彩な「メリサ」は使えるんだけど、セイだけ物理も魔法も中途半端感が強い。HP防御も高くないので撃たれ弱いし、それでいて強制出撃があるからどうしても印象が悪い。

 

 また本作はRPG部分だけでなく、ミニゲーム系も非常に豊富。このあたりは本家幻想水滸伝の魂を引き継いだ感あって非常に凝った作りになっています。

 それは良いんですが、仲間全員加入を行う際には結構やりこみ攻略が必要になってくるのがちょっと辛かった。おかげで攻略時間の1/4ぐらいは好みにゲーム攻略に費やされた気がw

 

 まず「ベーゴマ」。発射するパワーを決めて発射、ゲージがたまったところでブースとスキルを放って攻撃という、まんまベイブレードそのもの。びっくりするほどまんまだなコレw

  • ミニゲームのコツは、身も蓋もない話ですが「強力なベーゴマを入手すること」。弱いベーゴマだとまず勝てないバランスのため、ベーゴマができるようになってもしばらくは触らず、星3つのベーゴマが揃うぐらいまで待った方が良いでしょう。
  • ダイクストラ仲間入りのイベントで解放される「大亀岩」マップで星3つのベーゴマを手っ取り早く入手できるのでオススメ。ここで手に入るやつだけで最後まで勝ち抜けます。

 

 各地のNPCとのバトル→四天王とのバトル→ベーゴマ破壊してくる悪役とのバトルと長い長いイベントを経て、リードが仲間になった時はホッとしたよ。さすがにイベント長いんじゃw

 

 そして仲間全員加入プレイ時に必須となるミニゲームその二「料理対決」もまた厄介。

 まずこのイベント、一回ごとに審査員の紹介→料理人の紹介が挟まるため、始まるまでが妙に長い。そしてその後の連打勝負も飛ばせないため、とにかく一回ごとの勝負に時間が狩るのがキッツい。

  • そして料理対決そのものも、前菜・メイン・デザートの3品が審査員に会うように作らないと高得点が狙えない。そのため、選出されるメンバーによっては「好物のレシピを持っていない」という事態になりがち。正直なところ、攻略の際には何度かリセットしてメンバーを入れ替えたりしてたんですが、これがまた長い…。
  • 肝心の好物自体は審査員紹介時にある程度把握できる(できない奴もいるけど)ので、紹介部分のスクショを撮って対応すべし。このゲームのスクショの1/3ぐらいがこの料理対決のシーンだったよ…。

 

 しかも途中一回負けイベントが挟まったうえ、「天の巻」なるレシピを探してこないと先に進めない。ここマジで攻略Wiki見なかったら進める気がしなかったわ。

 

 このシーラは全17戦ある料理対決の16戦目に登場するため、とにかく仲間にするまでが大変。本作完全攻略最大の壁だった。

  • どのぐらい苦労したかといえば、本ゲームではストーリーの最終局面で6人仲間になるのだが、このシーラが114人目(つまり実質最終加入)となったあたりからお察しください。ただでさえ長い料理イベントの最後の最後まで掘る必要があるのがツライ。

 

 ミニゲームの中だとカードゲームは結構お気に入り。これも仲間加入に必要なミニゲームですが、そこまでやり込む必要はなく、カードを揃えて一回勝てばよいという部分で、割とお気楽にプレイできる。

 

 トレカのようにカードを揃えていき、デッキ構築して戦うタイプのゲームで、最終的に9枚のカードを配置して陣取りを行っていく。どのエリアにどのカードを配置していくのか、その駆け引きが中々熱い。

  • ターンの頭に1枚捨てて2枚ドロー→それから配置という手順だけはちょっと慣れるまで戸惑いますが。うっかり出したかったカードを捨ててしまう事例が多発します。
  • 味方メンバーとフリー対戦できるシステムもなかなかグッド。対戦時のランク(強さ)の違いがそのキャラクターをしっかり表している点も良い。ヒルディが鬼強いのは納得しかないぞw

 

 そしてストーリーの最後の最後に仲間になる主人公の妹リーン。

 こいつが特定のタイミングでリーン以外の全メンバーが仲間にいないと加入しないという本作随一の罠キャラ。よりによってパーティメンバー入りまでのイベントがクッソ長いので、本当に仲間になるのかマジで不安になったよ…。

  • 本当に苦労した甲斐あってか最終メンバーにも入れられるぐらいには強いのが救い。

 

 ストーリー攻略後にメンバーのその後が出る演出ホント好き。こういうところは外さず押さえてくれるな。

 

 さて、RPGとしては非常に良く出来ていて何だかんだでたっぷり遊んだ本作ですが、見逃せない欠点として「動作がめっちゃ不安定」であること。ロードが無駄に長い…あたりは遊んでいるうちに慣れたんですが、とにかくしょっちゅうフリーズします。

  • このエラー頻度に追い打ちをかけるのが本作のセーブ仕様。というのも本作はセーブポイント式のため自由にセーブが出来ないことがフリーズのダメージを広げている。
  • オートセーブはあるものの街の外に「出た」タイミングでされるため、本拠地に直接テレポートした場合は発動しないという部分も噛み合い最悪で、城の中にテレポート(セーブされない)→城の外に出た瞬間フリーズ…という状況が非常に多い。終盤はマジで5回に1回はフリーズしてたような気がするぞ…。
  • それでいて、城テレポートしたフロアにセーブポイントが無いというのは一体何の嫌がらせだ。
  • なので、本作のプレイ時間はセーブデータ上は68時間だが、実際にはフリーズで巻き戻しとなったプレイ時間が10時間近くあります。マジでこまめにセーブしようねw

 

 クソ長い演説イベントを観終わったのち、このテラスでメニューを開いた瞬間にフリーズした時にはさすがに切れそうになったぞw

 

 というわけで最終的な評価は「面白いRPGなんだけど、システム安定感に難あり」。読み込みの長さとフリーズでどうしても評価下がってしまうなぁ。ストーリーとかコンセプトは良かっただけに本当に惜しいゲームです。