本棚整理したら紙の栞が大量に出てきた

 長年、我が家の床を占めてきた大量の本の山に耐えられなくなってきたので、遂に諦めて本棚を増設しました。そうしたら、「本棚に空きがあるのはもったいないな」と却って本の購入が増える本末転倒っぷりですがw

  さて、そうして紙の本が増えてくるとどうしても欲しくなるのが「紙の栞」。昔は紙の栞といえば文庫を買うと必ずついてきた代物だったんですが、最近だと新刊にはあまり付いてこないんですよね。

 むろん今でも1枚100円とかのちょっといい栞とかはオシャレな雑貨屋とかで普通に入手できるんですが、そういうのを使うと本に挟んだまま行方不明になるのがオチなので、できれば安い紙の栞が大量に欲しい(そして意外とこの手の紙栞って大量に売ってなかったり)。

  そんなわけで入手できる機会があったらこまめに溜めるようにしているのですが、今回の本棚整理時にいろんな本に挟まっていた栞を回収した。これが中々、バラエティに富んでいて面白かったのでせっかくだから日記のネタにしてみた。

 

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 まずは我が家の紙栞の中でも最大勢力だったのが「書泉ブックタワーの栞」。よく書泉グランデ書泉ブックタワーで本を買うのでそこで貰ってたやつと思われる。絵柄が一枚一枚違っていてコレクションとしてのバランスも良い。半面栞としてはめっちゃ薄紙なのでキレイに取っておくのは難しいけど。

 

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 結構大量に出てきたのが「講談社ノベルズの栞」。歴代のメフィスト賞受賞作の一覧が載っている奴で、メフィスト系のミステリーをブックオフで買うとそこそこ挟まっていることが多い。

 

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 結構時期によって細かい違いがあり、たまに掲載されている受賞作が更新されている差分があったりで面白い。

 

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 同様に文庫系の栞いろいろ。講談社文庫のマザーグースの奴は何種類かパターンがあるが、多分これをコレクションしているという数寄者もいるのだろうな。

 

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 角川文庫系。50周年、55周年、60周年と周年記念系の奴が多い印象。

 

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 なお裏面が別の広告となっている奴もあった。映画の宣伝の奴はまぁ角川だし分かるのだが、TOYOTAの広告になっている奴はいったいどういうつながりなのか気になる…。

 

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 クソ懐かしかったのが「富士見ファンタジア文庫の栞」。これスレイヤーズとかを買ってた頃によく見た奴だw 天野喜孝デザインって今考えると豪華だな。

 

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 文庫系の奴だとレアなのはこの「マドンナメイトの栞」。いわゆる二見書房の官能小説ブランドのシリーズなのだが、この栞は裏面に載っている作品群から1996年ごろの奴っぽい?

 

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 書店系の奴。左の「コーチャンフォーグループ」は北海道を中心として展開しているグループ。東京にも一店あるので多分そこの奴が何かの本に紛れてたやつと思われる。

右の「ブックエクスプレス」は駅中の書店グループ(背景がSLなのがそれっぽい)だが、これはブックオフで買った本に「東京駅」のレシートと一緒に挟んであったので東京駅の奴でしょうw

 

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 「おこめ券」の宣伝用栞。この栞は一体どこで配っていた奴なのか…。本の栞という物体とおこめ券の繋がりが分からんw

 

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 一切情報が分からなかった「鳥の写真の栞」。マジで偶然この2枚を入手できたため、どうやらシリーズものらしいということは分かったんですが、それ以外の情報が一切ない(裏面は真っ白)。この栞は一体どこで入手できる奴なんだ…。

  • 印刷の感じから大分古め(80~90年代ころ?)の感じがするんですが・・・。

 

 どこにこんなに挟まっていたのだというぐらい栞が出てきて驚いた。最近は電子書籍の本ばっかり買っていた印象ですが、こういうのを見ると紙の本も悪くないって気がしてきますね。まぁ、部屋が本当に本であふれるのであまり買ってちゃダメなんだけどw