読書月間につき書評レビュー第二弾。今回は「美少女脱衣麻雀スーパーガイド」の「アーケード編」と「パソコン&家庭用ゲーム編」の二冊まとめて。いきなり読書から遠ざかった気がするw
いまや絶滅が危惧されるゲームジャンル「脱衣麻雀」、そのさらに実写系ではないやつだけを狙い撃ちにしたムック本。受け入れられる幅が狭くて尖り過ぎじゃないでしょうかw
- 「アーケード編」はメーカーごとに、「家庭用ゲーム編」は機種ごとに作品がまとめられていて、すっきり読みやすい。巻末には紹介されていないタイトルも含めてソフトリストが乗っているので資料性もばっちり。あえて難点を述べるならば「美少女」系タイトルを紹介する関係上、脱衣麻雀のもう一つの華である「写実系タイトル」にあまり触れられてないところか。特にユウガ(麻雀学園シリーズ)に全然触れられていないのは残念。まぁカプコン開発の黒歴史みたいなもんだから触れられなかったのかもしれないが…。
- アーケード編、家庭用ゲーム編いずれでも「スーパーリアル麻雀」の占める率の高さはさすがの人気作。伊達に現代までシリーズが続いているわけじゃないねw なんとネオポケの「スーパーリアル麻雀プレミアムコレクション」まで見開き2ページ載っているのは驚く。 でもPCエンジン版のプレミアソフトの「かすたむ☆すぺしゃる」(15枚しか存在しないといわれる奴)に触れるのだったら脱衣シーンも載せといて欲しかったw
- あとアーケード版のメーカー別で「ミッチェル」が堂々と紹介されているのがちょっと笑える。とくに「脱がない脱衣麻雀」でごく一部の数寄者にのみ有名な「ミラージュ妖獣麻雀伝」を堂々2ページ紹介しているあたりに著者のこだわりが伺えるw
- やはりというかなんというか、家庭用版だとPCエンジンがダントツトップの紹介本数。たしかにこのころが脱衣麻雀最盛期だったし、PCエンジン非公認ソフト「CD麻雀美少女中心派」までしっかり載っているのはさすが。セガサターンもX指定レーティングがあったためかかなりタイトルが多い。というかだいぶ持ってるw
ということで、往年の脱衣麻雀を知る者には楽しめる、というか知らない人だと楽しめないであろう、オッサン狙い撃ちの二冊。どうせなら「写実系タイトル」も併せてもう一冊欲しいところだが、今だとさすがに難しいか(肖像権の関係で…)