Swtich版「Waifuアンカバード」レビュー

 これまで結構ブログ内でシューティングゲームについての話題を取り上げてきたので、今回から何となく「シューティングゲーム」のタグを作ってみました。

 

 そんな記念すべき「シューティングゲーム」タグ初のレビューはSwtich版「Waifuアンカバード」。いきなり色物系の極北みたいなタイトルで最初から暗雲立ち込めていますねw

  • しかもゲーム内容を一部やらかしてしまった(見えてはいけないものが見えた)ため配信停止まで起こしているしw まぁそのうち修正されて再配信されるとは思いますが。

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 ジャンルとしては「脱衣シューティング」とでも言えばよいのか。エイリアンに侵略された女の子の服を破って人命救助をする、というそのまま過ぎるド直球のストーリー。これは人命のためだから、服を破るのは仕方ないねという理論で服を剥いでいきますw 

 

 まずゲーム開始したらゲームモードを選択します。「ノーマル」「アーケード」というモードがあるんですが、これがいきなり分かりにくく、実はこれは難易度選択で、ノーマルだと簡単な代わりに一部のキャラが登場しない(いわゆる短縮シナリオ的な)奴で、アーケードだと全キャラ出るが難易度が高いモードになっています。そこは普通に難易度って書いてくれよw 一切説明がないからしばらくプレイしていて気が付かなかったよ。

  • あと片手でプレイできる「ワンフィンガーモード」なる謎のゲームモードもあるが、これは未プレイ。なんなんだこのモード…。

 あと、シューティングゲームなのにキーコンフィグがないとか、オプションメニュー画面を開くと音楽が止まる(無音になる)とか、シューティングゲームとしてちょっとそれはどうなのというか、ちょっと触っただけでもヤバさが伝わってきますねw

  • 翻訳度合いもかなりめちゃくちゃで、多分訳としては間違っているわけじゃないけど微妙に硬い直訳気味な言い回しだったり、句読点がなぜか文字の中央付近に来てたりともう凄い胡散臭さが出まくっていますw アジア産のパチモンみたいな雰囲気だw

 

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  まずステージ開始時、2人いる女の子(というには年齢が上の娘も多いけど)から攻略するステージを選択します。後から選択するルートもあるので、好みで決めていいんじゃないでしょうか。

  • ただし、最初の一人目だけは「難易度ハード」のキャラを選択しないことをお勧めします。パワーアップアイテムなしの一戦目にハード難易度ははっきり言って苦行なので…。

 

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 そして機体の選択。なんというか、ゲーム内容が内容なだけに見た目が微妙に卑猥な形だw

 

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 ゲーム内容としては敵を倒して出て来る「手裏剣」を獲得していくことで、女の子の服が脱げていくというノルマ性(なんで手裏剣なんだ…、というかなんで忍者なんだ)。

 パワーアップを回収しつつ、ショットとボムで敵を倒していくとまぁ、そこだけ見ればだいぶ普通のシューティングゲーム、っぽいかなw

 

 ただし敵のデザインはもうこれ無茶苦茶適当極まりなく、脳みそだのガイコツだの虫だのウンコだの、子供の落書きかってやつばかりしかいません。このゲームのデザイナーは何を考えてこんな敵ばかり実装したのでしょうか。 

  • そもそも背景に登場している女の子も、このゲームのメインな割には微妙な画力で、なんというか「90年代ぐらいのファンサブが書いていたような微妙さ」で、今見るとかなり気になります。たまに可愛らしい娘もいることはいるんですが…。
  • なんかノリというか、全体的な雰囲気がコンパイルハートの「モエロクリスタル」で実装されていた脱衣シューティングをより下品にした感じ。

 

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 ノルマを達成し続けて服を剥いていくとボスが登場。ぶっちゃけ的が絞られるだけ道中よりもはるかに楽に感じます。

 

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 クリアすると、やたら翻訳が怪しい救出メッセージをいただいて次ステージへ。

  

 とまぁ、脱衣シューティングとしては最低限のシステムは備えているんですが、肝心のゲームバランスはまぁ相当にヒドイ。ある意味見た目通りといえばそうなんですが、モノには限度があるっちゅうねんw

  • まず、「画面が狭い」。Swtichのサイズに合わせているところもあるのですが、横がやたら広く、縦に無茶苦茶狭い。それでいて自機は「縦方向の攻撃」しかできないため、攻撃範囲がやたら狭く感じる。
  • その上で敵は「やたらとこちらが避けられない雑な弾幕」を、こちらが攻撃できない横側に回り込んで繰り広げて来るため、後半はボム抜きだとまず攻略不可じゃないかって難易度になります。

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  • あと、たまに「耐久力が無駄に高い敵」が画面を埋め尽くすように現れるシーンがあり、この時はこちらの攻撃を遮られるくせに敵はその後ろから弾を撃ってくるので、無駄に難易度が厳しくなります。こういう場面ではボムもやむなし。
  • というかこちらの攻撃が基本ショボいので、敵を倒すのには相当手こずることもあり、爽快感も皆無。正直パワーアップアイテムの出方次第で、「無敵」を引くと一気に倒せるが「パワーダウン」も無茶苦茶頻繁に登場し、かつアイテムの出方がランダム性が高くて、攻略できるかどうかは結構運も絡みます。

 

 シューティングゲームとしては、はっきりと「不出来」といえる内容。ヒドイ難易度、いい加減なデザイン、肝心の女の子イラストの画力も微妙と全方位にやっつけ感あふれる作りで、マジでこれを作った奴らは何を考えていたのか問い詰めたい。エロで推したいのならば、それなりのクオリティでないと無残なことになってしまうという典型のゲームといえるかも。

 うん、これ配信再開しても多分買う価値はないな。相当のキワモノ好きでも無ければ遊ぶのは止めておきましょうw