「Dead Cells」レビュー

 例のコロナウィルスの影響で映画に行く予定をキャンセルしたので、週末どうしようかと思っていたところでニンテンドーオンラインで「Dead Cells」一斉トライアルやっていたことに気が付いた。これ任天堂以外のタイトルでもやるんですね。

 せっかくだから週末はこれで遊ぶかとトライアル版をダウンロードして、気が付いたら本編+DLCまで購入していたw DLC込みでも3000円しないとはコスパ高いな。

 というわけで週末がっつり遊んだのでプレイレビューなどを。

  • とりあえずラストまではたどり着けたもののまだクリアできていません。プレイ時間は10時間ぐらい?

 

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 ゲームとしてはいわゆる「メトロイドヴァニラ」系の探索型アクションゲームに「ローグライク」要素を足したような感じ。

 マップは(ある程度パターンは決まっているものの)毎回ランダム生成される、一度やられると獲得アイテムもなくなり最初からというローグライク要素はアクションゲームとしてはかなりシビアな設定ですが、これがひりつくような「一回の全力感」を引き出してくれます。これだけ1プレイ1プレイが印象的なアクションゲームもなかなか無いでしょう。

  • こんな設定なのに敵の攻撃は苛烈で、ちょっと処理に手間取るとこちらを集中攻撃してきて一瞬で殲滅されます。というか飛び道具持ちが多い+なぜか壁を貫通してくることが多いのが難易度を爆上げしている印象w
  • 逆に敵は自分がいる「階層」から移動しないため、高さを変えつつ攻撃していくことがわかってくるとだいぶ楽になります。また、設置系の罠や自動攻撃装置など、こちらが一方的に攻撃できる手段も多いため、そのあたりを使用しつつ「正面切って戦わない」ことを徹底することで活路が開けるバランス。

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↑開放スキルがぶら下がるのはおしゃれ。

  • 幸い、ゲーム中で解放したスキルは継続されるため、何度も繰り返してキャラを強化していけばいつかは攻略できる…かも?
  • とにかく初めは何度も死んで覚えるバランス。自分の場合大体5~6プレイ目あたりまではステージ3程度が精一杯でしたが、そこから一気に先に進めるようになりましたし、プレイヤーの成長が如実に感じられるw 
  • とりあえず「ステージを〇分以内にクリアする」のボーナスがかなりおいしいので、キャラを鍛える場合は序盤のステージは敵に一切関わらずに突っ切っていき、ボーナスによるキャラ強化をしていくのが良いかも。

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↑個人的壁ボスとなる「コンシェルジュ」。

  • でもボスはクソ強い。特に最初のボスである「コンシェルジュ」なんかはもうちょっと加減してくれてもよくない、と思うぐらいに強いw トラバサミによる足止めを活かして遠距離攻撃中心で行くとだいぶ楽になる感じ。
  • 「強い武器」なんかのセオリーもだんだんわかってきて、メイン武器なら松明(炎上してダメージ)、雷鞭(ムチの近くにもダメージ)など、サブ武器なら前述の足止め罠や自動攻撃装置なんかが今のところ使いやすい。

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 ↑DLCボス

  • DLCのマップは通常マップの途中から分岐するようになっていますが、今のところボスがクソ強いw 全然勝てる未来が見えないのでもうちょっと強化する。

 

 いや、これ思っていたよりずっと面白かったわ。名前は知っていたけどこういう機会でもなければプレイしなかっただろうし、今後も一斉トライアルでこういう「サードパーティの名作」を取り上げてほしいですね。