台湾発台湾部隊のアクションゲー「DUSK DIVER 酉閃町(ダスクダイバー ユウセンチョウ)」の初見レビューです。
- Swtich/PS4のマルチタイトルですが今回はSwtich版を購入。金曜日から土日プレイして大体チャプター8まで来たところです。仲間が3人そろってぼちぼち中盤が見えて来たかなってあたりでしょうか?
Dusk Diver 酉閃町 -ダスクダイバー ユウセンチョウ - Switch
- 出版社/メーカー: JUSTDAN INTERNATIONAL
- 発売日: 2019/10/24
- メディア: Video Game
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↑初回特典の「店長キーホルダー」つき。
台湾の実在都市「西門町」(せいもんちょう)とその裏となる異次元の町「酉閃町」(ゆうせんちょう)を行き来しながら、異界の怪物と戦っていくというアクションゲーム。キャラクター設定といい、ゲームストーリーといいすごく日本のゲーム(特に「ペルソナ」あたり)が参考にされている感が見られます
- それでいて舞台のそこかしこには台湾らしさも見られるため、二重の意味で「日本とは異界」感があります。正直この雰囲気はかなり好み。
- 翻訳もかなり出来が良く、日本語的に違和感のある表現などは今のところない。
↑西門町。
探査パートでは台湾の実在都市である「西門町」(セイモンチョウ)を歩いてイベントを探したり、様々な食事処で食事をしてステータスUPを行ったりします
- 西門町は台湾の渋谷みたいな町とのことですが、マジで駅前の雰囲気は渋谷そのものw 町中に大量の服屋があるところもそれっぽい。
- ちらっとネットで調べた感じでは現実の西門町の再現度はなかなか高そうです。
- 食事処は町中に点在しており、それぞれにUPするステータスが異なるうえ、商品をコンプリートすると拠点(コンビニ)からのアクセスも可能となる。値段も安いし見かけたらとりあえず購入しておくと後々楽になるかも。
↑台湾らしく屋台が多い。
↑本場のタピオカミルクティーでステータスUP
↑戦闘パート
戦闘パートでは異次元の町「酉閃町」(ユウセンチョウ)で、異次元からやってくる「厄禍」(わざわい)と呼ばれる敵と戦う無双系アクションとなる。
- 操作キャラは主人公のユモのみですが、仲間キャラを召喚する「召喚攻撃」があり、これと通常攻撃を織り交ぜでいくことで通常攻撃コンボ→硬直に召喚攻撃→次のコンボといった感じにコンボを繋げていくのが結構爽快。
- 「召喚攻撃」は呼び出しているキャラを連続では出せないが、仲間を切り替えて召喚することで、前のキャラが出ている間に次のキャラを出す、というように繋ぐこともできるため、これを使いこなせるようになるとぐっと面白くなる。
なんというか「ペルソナ」を無双アクションゲームにしたらこんな感じになるんだろうかってゲームですね(奇しくもペルソナ無双ゲーが発表されていましたが)。
- 特定の都市が舞台のゲームだけに、日本だと「アキバズストリップ」あたりが近いかも。アクションゲームだし。
- 個人的にはコレクション要素がなかなか良さげ。特にイベントを攻略するごとにキャラクターの普段の姿が見られるCGが手に入る。ちょっとしたCGですが、キャラクターの個性がぐっと引き立っている感じ。
とまぁ、ゲームの雰囲気はかなり良い感じなのですが、難点も結構多い。
- まずロードが長い。そんなに頻繁に発生するわけではないのですが、「西門町」↔「酉閃町」マップの切り替え時は結構長いロードが挟まります。ローディング演出などもないため本当にただ待つだけなのが辛い(なにか演出が挟まればまだマシだったのに)。あとはたまに凄い処理落ちする(主にマップ上の地名が切り替わる所)のも結構気になります。
- また戦闘パートのカメラワークが悪い…というかまともに機能しない。無双アクションのわりにカメラ角度が勝手に切り替わったり、高さが低めで奥行きが見づらかったりでまともに攻撃をよけるのが困難。ロックオン機能はありますが、カメラ操作とロックオン切り替えの誤操作率が非常に高く使いづらい。無双系アクションでこれだけ状況が見づらいゲームもなかなか無いのでは…。
- よりによってその悪いカメラワークの中で「ただひたすら狭い足場を飛んでいく」ジャンプアクションパートが挟まるのが本当にマズイ。明らかにゲーム性で難易度が無駄に高まっているのはかなりストレスが溜まる。アクションゲームに無駄にジャンプアクションを入れてはいけないw
- あと、これは私のSwtich本体の問題かもしれませんが、着替えを行うロッカールームにアクセスした瞬間、ソフトがエラー落ちすることがちょいちょいある。しかもコンビニ内のセーブポイントと隣り合った位置にあるので、誤操作で操作してしまう可能性が高い(実際、これでセーブ前のデータが2回ほど飛んだ)。ここはとっとと修正してほしい。
とまぁ、良い点と悪い点はわりとはっきりしているゲームです。台湾製ということで日本のゲームとは微妙に違った独特の魅力はあるので、。とりあえず「DEAD OR SCHOOL」と並行してポケモンまでに何とか攻略したい。
最後に西門町をちょっと観光したスナップを。
↑コンビニのおでん?らしきコーナー
コンビニは日本とほとんど変わらん。特に電子レンジは日本とまんま一緒だw
↑映画館
映画館があるのですが、この看板の映画はなぜか説明文が日本語で出ている。ひょっとして日本の映画なんだろうか。
↑「香の味」
台湾ではよくあるらしい「の」が入った看板。「魯肉飯」らしきメニューもある。
一品30~50元(日本円だと120円~200円ぐらい?)とはずいぶん安いですね。
↑刺青屋
裏道を入ったところにあった刺青屋。台湾だと刺青は普通にファッションらしいのでこういう店が堂々と存在している。このあたりは異国感ありますね。
↑石獅子
石獅子が並ぶ御堂らしきところ。ここでおみくじが引ける。このおみくじ無駄に種類が多いので(結果のコレクションもある)ちょくちょく引きに来るべし。