「任天堂コンプリートガイド(コンピュータゲーム編)」を買ってきた

 ちょっとニンドリを買いに本屋に立ち寄ったところ「任天堂コンプリートガイド」の新刊が出ているじゃないですか。どうやら本日発売だった模様。 

任天堂コンプリートガイド -コンピューターゲーム編-

任天堂コンプリートガイド -コンピューターゲーム編-

 

  著者は「山崎功」氏。以前の「任天堂コンプリートガイド(玩具編)」とか「ファミコンコンプリートガイド」などでおなじみの任天堂研究者(マニア?)の方ですね。

 内容としてはファミコンからDSまでの任天堂ゲームを全ソフト、箱・ROM画像付きで紹介しているもの。合間合間に限定品とか周辺機器までも細かく解説されている。この手のカタログ物では避けられがちな版権ものもちゃんと画像付きで紹介されているのはガチで凄い。

  • ROM販売されたものはもとより、ディスクやSFCの書き換え専用ソフトやDSiアプリまできちっと網羅。さらには周辺機器も通信ケーブルやバッテリーのみならず、ソフトケースやアダプタ、果てはポケットプリンターの用紙(三種類もあったのかコレ…)や一般販売されていない販促用ディスク、任天堂入社案内といったマニアックすぎるものまで掲載されていて非常に資料性は高い。というか入手経路が謎なアイテムが多いw
  • 表紙には載っていませんが、大変マイナーな携帯ゲーム機「ポケモンミニ」まで全ソフトキッチリ網羅されているのは何気にうれしい。というかこれ本体バリエージョンが10種類もあったんですね。
  • 後、任天堂コンプリートガイドという体ではありますが「任天堂開発かつ他社発売」のようなソフトもちゃんと載っています。伝説のSFCソフト「もと子ちゃんのワンダーキッチン」(味の素の検証ソフト)が実は任天堂関係のゲームだったとはこれを読んで初めて知ったよw あと、任天堂関連の書籍にはたいてい載っていない、SFCスヌーピーコンサート」もちゃんと掲載されている(これはマジの名作)。これ発売が「三井不動産/電通」だったんですね。「任天堂のゲームなのになぜカタログに載っていないのか」の謎が解けたよ。
  • なぜかどこにも書かれていないですが、本書では1983年~2012年までの間に発売されたソフトが収録されているため、これ以降に出たソフトは対応ハードがあっても載っていなかったりします(私が気が付いた限りでは2013年にクラニンプラチナ限定の「ファミコンウォーズDS失われた光」は載っていない)。いずれSwitchのソフトまで網羅した新版を出してほしいところ。

 前回の「玩具編」から5年を得て、満を持してのゲーム編。お値段も同じく2200円。手を切りそうな固い紙も一緒w 任天堂マニアならぜひ手元に置いておくべき。