「劇場版シティハンター 新宿PRIVATE EYES」を見てきた

 シティハンターがなぜが唐突に劇場アニメしたと聞いて、さっそく見に行ってきました。見てきた後で気が付いたんですが、せっかくなので新宿まで行けばよかったw 

 

 さて、肝心の内容ですが「あれ、今西暦何年だっけ?」とちょっと思ってしまうぐらい、完全にシティハンターそのものw 

  • ストーリーは完全にテレビアニメ版からの地続きな雰囲気で、「いつもの」シティハンター。美女がリョウ(漢字変換できねぇ)に新宿掲示板(ARでしたが)で依頼を行い、もっこりして香にお仕置きされたり、新宿のど真ん中だというのに派手に銃撃戦を繰り広げたりしながら、最後は止めて引くアングルから「Get Wild」で締める。いや、マジでそのまんま過ぎて、20年ぶりということを忘れるレベル。TVアニメ版シティハンターが好きだった奴にはマジでたまらん出来。ゲスト役として「キャッツアイ」のキャラたちもちょっとだけ出てきてくれた(活躍とかはほとんどないけど)のもうれしいところ。
  • キャストもオリジナル。こういうリメイクものに在りがちな声優チェンジとかがないため、マジで雰囲気が昔のままなのもうれしい。やはりリョウは神谷明じゃなきゃダメですよね。あと冴子のキャスト名が「一龍斎春水」となっていて、あれ?声優変わったか?と思いましたが麻上洋子さん芸名変えていたんですね。
  • 最後のエンドロールが流れても誰も席を立つ奴がいなかったのが非常に印象的。やっぱりみんなあのエンディング見に来ているんですねw
  • 内容に関して言えば、今回のゲストキャラのうち、依頼者役の「進藤亜衣」に関しては、ちゃんとした心理描写などがあって、いつもの美女枠としてはかなり良かったと思うのですが、敵役となった「御国真司」については、なんで新宿をそんなに憎んでいるのかとかがあまり描写されず、そこは中途半端な感じが。まぁ、そこもいつものシティハンターといえばそうかもw
  • というかマジで往年のファン向けといった感じの内容なので、逆に新規で見たという人にはどう感じられるのか全くわからんw なにぶん20年は昔のアニメそのままなので古いと感じるのかも。これを見る前にはTVアニメを一通り見てシティハンター熱を高めてから行くべしw

 というわけで、TVアニメのファンだった奴ならば必見の劇場版。もうこれルパン並みに毎年作ってもよいんじゃないかなw キャストがまだ行けるうちは作って欲しい。

  • というか映画館の広告を何気に見てたら「飛んで埼玉」が映画化するんですね。これがひょっとしたら今日一番の衝撃だったかも。今西暦何年だっけw