発掘された昔のPCゲームを遊んでみる 「こみっくパーティ」

 年末の大掃除の際、偶然にも大昔のPCゲームを多数発掘したので(CDバインダーにぶち込んで忘れていた)、どうにかして遊べないかと思いいろいろ試してみた。

 結果として「Windows7機を中古で購入するのが一番手っ取り早い」ということで、さっそく購入してきた。

  • Windows7搭載機は大体がかなり古い機体であること、そもそもWindows7自体のサポート期間が終了間際ということもあってかかなり中古機が安い。秋葉原で実勢価格1万~2万以内で購入できる。なんだこの安さは…。
  • なお当初検討していた「WindowsXPのディスクを購入してWindows10の仮想機で動かす」案はXPディスクがやたら高騰していること(2~4万台)から断念しました。PC買うほうが安いw

 早速いろいろ動かしてみる。Windows10では動かなかったゲームもWindows7なら大体動きますね。DirectXの関係からか一部映像がおかしいとか一部音がおかしいなどは結構あったが全く動かないというものはあまりなかった。

 

 というわけで週末を利用し、わが青春の「こみっくパーティ」を再プレイ。これ1999年発売ということはもう20年も前のゲームなのか…年がばれるなw

 

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↑Windows7Proで動作確認。ちゃんと問題なく動作しました。

 

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↑今見てもすごいグラフィック。

 

 かなり久しぶりのプレイでしたが、今遊んでも全然遊べる完成度の高さ。とくにそのグラフィックは「これマジで256色で描かれているのか」と疑う出来。1999年当時でこれはマジでオーパーツでは。

 ゲームとしても一周の短さやテンポの良さ、個性的なキャラ、それでいてメインテーマが割と普遍的な「創作の葛藤」であるせいか現在でも古びれない面白さです。

  • ゲームとしては毎月開催される「こみっくパーティ」で同人誌をさばきつつ、女の子を攻略していくというギャルゲーですが、同人誌販売パートはステータスアップの効果がデカいこと、まず初めにトレーニングを大量に積んでおくことで楽になることを理解しておけば結構簡単です。むしろアドベンチャーパートのほうが難しい(特定の選択肢や行動をとらないと攻略できないキャラが多い)のでセーブはしっかりとっておこう。
  • 個性的なヒロインが多いゲームですが、とりわけ「猪名川 由宇」は「メガネっ子」「関西娘」「重度のオタク」「熱血姉御肌」「何気に良いとこの娘」とやりすぎなぐらい濃いキャラw 多くのキャラの話にも絡むので印象深い。そりゃ、のちのファンディスク(「猪名川で行こう」)の顔に抜擢されるだけのことはあるわw
  • ギャルゲーとしてだけではなく、最終的な同人誌販売数のスコアが出ることから「同人誌をどれだけ売れるか」といった変な遊び方もできますw これ結構面白いよ。最初の1回目のこみパをどうやって稼ぐかがポイント。
  • このゲーム家庭用移植版としてはDCやPSPがあったのですが、DCはゲーム性が変わりすぎ、PSPはロード長すぎと知名度のわりに移植に恵まれない悲運のソフトでもあります。マジでWindows10で遊べる移植版がないことが悔やまる。アクアプラスは今からでも「こみっくパーティ2」を出すべきでは。
  • あと面白かったのが、メニューに「ホームページに接続」があるのですが、選択したら「石川県にある看板デザインの株式会社リーフ」という会社につながったところ。ドメインが完全に別物にw