「ドリームキャスト コンプリートガイドブック」を買ってみた

 せっかくの正月なので、詰ん読になってしまった本をいくつか消化してみようと思い立ち、いくつかレビューしてみることにしました。

 まぁそれでレビューするのが「ドリームキャスト コンプリートガイドブック」というあたりが我ながらおかしいですがw

ドリームキャスト コンプリート ガイドブック (ゲームラボ選書)

ドリームキャスト コンプリート ガイドブック (ゲームラボ選書)

 

 

 セガの往年の名器ドリームキャスト(もう撤退から18年たつのか…)で発売された国内ゲームソフトをすべて取り扱った一冊。

  • ゲームソフトだけではなく、コントローラの周辺機器とか本体バリエージョンを含んだ限定品とかまで記載されていて、歴史的資料価値は非常に高いです。
  • ソフトのほうは1998年発売のロンチソフト「バーチャファイター3td」から、2007年発売の「カラス」まで一通り載っています。廉価版とか再販版までちゃんと記載されているあたりは結構すごい。

 とりあえず、これのおかげで昔遊んだけどタイトルが思い出せなかったソフトが何本か判明しました。DC出たころにはインターネットが普通に普及していたはずなんですが、それ以前のレトロゲーム機に比べて妙に情報が少なくて調べ辛いんですよね…。この本はそういう意味で非常に助かるw

  • 「マリオネットハンドラー」(1999年)と「エスピオネージェンツ」(1999年)はこれを読むまで完全にタイトル忘れてた。どちらも名作とはいいがたいのですが、いつかリメイクとかされませんかね。
  • あと、18年以上前のことであるためか結構発売時期とか忘れていたタイトルも多多かった。「ギガウィング」とか結構後期だと思っていたのに1999年発売だったとか、同じく末期ごろだと思っていた「セガガガ」(2001年)が「PSO2」(2001年)より前に発売されていたとか。
  • こうしてみるとDCは結構名作多かったですね。「ベルセルク」(1999年)とか「ロードス島戦記」(2000年)とかの版権もので面白かった奴とかは結構印象に残っています。さすがに版権ものということでこの辺は今後リメイクと醸されないでしょうし、本当に惜しい(ベルセルクとかはゲーム化された奴では一番面白いのに)。
  • 学生時代全開だったため、友人たちと対戦ゲームでもよく遊びました。「バーチャロン オラトリオタングラム」(1999年)や「パワーストーン2」(2000年)、「SPAWN」(2000年)あたりが記憶に残っています。というかバーチャロンツインスティックも購入して2台ぐらい壊したw あれむちゃくちゃ壊れやすいんですよねアレ。
  • DC後期の2002年以降はギャルゲーばかりになってしまうのもまた切ない。末期に出たゲームだと「トライジール」(2004年)が発売元の社長がネットで「売れないと次回作が出せません」的なことを言っていたのが凄い記憶に残っているw 今思えば無茶苦茶だったな。最後のDCソフトという宣伝文句だった「アンダーディフィート」(2006年)の後に「トリガーハートエグゼリカ」(2007年)と「カラス」(2007年)の二本が発売されたのも結構ひどい話だw

 うーん、結局本の感想ではなく、DCの思い出語りになってしまっているw まぁDCだからしょうがないね。「シェンムー」も復活したことだし、DCのゲームがまた見直しされる時代が来たりしないでしょうかね。