ゲームマーケット2018秋に出品されたゲームで遊んでみた(1)

 ゲームマーケット後のお約束。ゲームマーケット2018秋で出品されていたゲームについて、いくつか遊ぶことができたので感想などを。

 

  • 基本的に同人ゲームのみのレビューとなります。またあくまでゲームマーケット2018秋に出品されていたゲームですので、初出が2018秋ではないものも含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。

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ソクラテスラ(Azb.studio)

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  • 歴史上の偉人たちのキメラを作成し、戦わせるというかなりバカバカしいバカゲー。うっかり歴史に名を残すと恐ろしいことになりますなw
  • ゲームシステムは「クリーチャーズ」というゲームに酷似しており(というかそのまま)、偉人の右手、体、左手を構成する3枚のカードを場に出し、その武力か知力で勝負する。
  • 悪いところまで元ネタのクリーチャーズに酷似していて、「3種類のパーツがそろわないと何もできない」「カードの入れ替えが激しくて運ゲー」という点もきっちり継承。そういう点を踏まえて純粋な強さだけでなく愉快な名前のキャラを生み出せるかがゲームを楽しむコツ。一発ギャグの極みみたいな感じです。

 

●100% BEEF SHOWDOWN(ジュゲムスタジオ)

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  • ビーフの部位のカードをドラフトしていくカードドラフトゲーム。カードをドラフトしていきながら、取得したカードで役を作る。最も高い役を作れた人が役作りに使用しなかったカードを得点化していく。
  • システムとしてはシンプル…というかシンプルすぎてあまり駆け引きどころがなく、役がわかりにくいのもあってか(あまり直感的ではない)、どうしてもサマリーカードをずっと見ていることになりがち。ドラフトゲームとしては正直イマイチな気がします。デザインとかテーマは面白いんですが。
  • あと100%ビーフというタイトルなのにラム(ひつじ肉)がカードに交じっている。これは食品偽造ですなw

 

●ハピエストタウン(さとーふぁみりあ)

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  • ゲームデザインは小学二年生というシンプルな街作り拡大再生産ゲーム。
  • ターン開始時に獲得済みカードの収入分収入を得る。続けて場のカードを1枚獲得するのだが、その前に場のカードを捨てて、価格が低い山、中間の山、高い山からカードを3枚になるまで補充することができる。誰かが10枚獲得したらゲーム終了となり、人口と幸福度を掛けた分が点数となる。
  • ルールはこれぐらい。初心者に遊びやすい拡大再生産ゲームとしては「街コロ」などがありますが、それらと比較してもわかりやすいルール(さらに簡単なルールも付属)と、可愛らしいカードデザインはかなりレベルが高い。

●5カラーズ(GALLERY OUCHI)

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  • シンプルなデザインのカードに魔性のルールを秘めたカードゲーム。いや、マジでこれこの日のダークホースだったわw
  • ターンごとに全員カードを伏せて場に出す→手札を補充を繰り返し、場に4枚カードが出たところで清算。その場で一番多いカードの色だけ得点化でき、カードの数値分得点となる。ただし、4人プレイの場合、7枚以上場に出た場合はバーストとなり、その色は無効化。次のカード枚数が多い色が得点となる…を繰り返していく。
  • このバーストルールが無茶苦茶効いていて、全体のカード枚数を見ながら、どの色を得点化するか、あるいはバーストして邪魔するかといった腹の探り合いが非常に面白い。これカードゲームとしての完成度はかなり高いんじゃないでしょうか。正直これインディーズゲームではなく、どこかメジャーメーカーから出ていてもおかしくない内容なのでは。 

 

●狩猟の時代(A.I.Lab.遊)

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  •  ゲームマーケットの旅に注目している「A.I.Lab.遊」謹製のワーカープレスメントゲーム。原始人の集落を率いて民族を発展させていく。
  • 場の中央にある各ワークにワーカーコマを配置するのだが、ワーカーは「親方」と「子分」に分かれており、子分駒は常に親方と一緒に配置する。ワークは左側から段々と報酬が高くなっていくため、より高い報酬を得るには多数の子分駒を配置する必要がある。
  • また、コマのアクションは「配置」のち「回収」することで機能するため、他プレイヤーがそのワークに横入りしてくることで、ワーカーが「押し上げられる」こともあり、待つことで良い報酬が得られるようになることもある。どこでワーカーを置き、いつ回収するのかを考えるあたりは「ツォルキン」を髣髴とさせる。
  • ゲーム的な完成度はかなり高く、ワーカーの配置と回収というワンステップを置くこと、ワーカーの横入りや逆に先回収されることで報酬内容が変わってくるため、先読みのし甲斐がアツい。これまたインディーズではなく、普通にメジャーメーカーから製品化されそうな完成度だ。
  • あえて言えば、全プレイヤー共通の個人ボードとなっているのですが、ここは共通のほかに個性があっても良かったかも。

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 というわけで遊べた分だけ感想を。今回のゲームだと完成度では狩猟の時代と5カラーズはかなり良かった。これはまた遊びたい。