最近プレイしたゲーム(110):RINGS UP(リングスアップ)

 前回からまた二か月開いたボードゲームレビュー。今回はリアルタイムアクションゲーム「RINGS UP(リングスアップ)」です。

 ゲームとしては非常に簡単で、四種類の色の輪っかをお題カードに沿って親指にはめていく。
 
↑お題カード通りに指にはめる。

 お題通りに指に輪っかをはめ終えたら親指を立てつつ「オーケー」と宣言します。一番早く宣言できたプレイヤーはお題カードを受け取り、これを7枚集めたプレイヤーが勝者となります。
ルールは非常にシンプルですが、非常によく練られたゲーム、という印象。

 まず面白いのが「リングのはめ方」にいろんな種類があること。たとえば「片方の手の指(4本)に同じ色のリングを2つずつはめた」状態から「もう片側の手に移動させる」方法や、下の写真のようにテーブルの上に散らばったリングから探してはめる、など指にはめる方法だけでもいろいろなバリエーションがあります。

  • 当然、方法によって難易度に違いがあるため、各プレイヤー毎に独自のハンデなどを設定して遊ぶのも簡単です。


↑探し方にもいろいろあり。

 そしてお題カードも、単純に色の順番が描かれているだけでなく、様々な小物にいろいろな形・方法で順番が記載されており、まずリングの順番をパッと見て判断するのが難しい様になっています。早い者勝ちのルールと相まってパニック必死のゲーム性となっています。

↑カード色々。非常に見分け辛いのもあり(多分狙っています)。

 単純なルールながら大人も子供も一緒になって盛り上がれる、かなりよく出来たパーティゲームです。値段も安い(3000円ぐらい?)し、プレイ人数もそれなり(6人まで。店舗によっては7人まで遊べる拡張が付いているみたい)に多いので、ゲーム会の人数合わせなどにも向いているかもしれません。

  • あえて難点を上げるならばリングのサイズは結構デカいのですが、それでも手が大きい成人男性とかだと指に引っかかるかも。あとお題カードの黄色は正直かなり見づらいので、あまり明るい部屋だとかえって難しいかもしれません。