つい先日、ふらっと立ち寄った昔ながらの古本屋(色褪せた本が大量に並んでいるアレ)に立ち寄ったところ、前々から読みたいと思っていた本を見つけました。
- 作者: 田宮俊作
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/05/01
- メディア: 文庫
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田宮俊作氏の波乱の人生とともに、今や世界のタミヤとなった田宮模型の歴史が語られる本著。特に模型に興味が無くてもかなり面白いです。というか、あまりに波乱万丈すぎるというか。これドラマ化してもいいレベルでいろいろな事件が起こりすぎです。
とくに序盤の小松崎茂先生との出会いあたりの展開は胸熱。「私があなたの会社を救ってあげましょう」ってそうそうの自身でいえることじゃないです。この辺が大物画家たる風格ってところですかね。
あとこの本は全6章なのですが、最後の6章は丸々ミニ四駆の章となっています。ラジコンより多い分量なのはちょっと驚きですが(ラジコンもそれなりにありますが)、たしかにミニ四駆はタミヤきってのヒット商品。そういう意味では納得です。何気にミニ四駆第二世代あたりについてはあんまり詳しくないので、そのあたりの話題についても触れられているのはありがたいかも。
- ただ、田宮俊作氏の記憶で書かれているためか一部間違いらしきところもあります。たとえばタミヤ初代のプラモは「武蔵」になっていますが実際は「大和」だとか。この辺は別に「田宮模型の全仕事」あたりと合わせて読むとよいかと。
模型はさほど詳しくない(ガンプラとミニ四駆ぐらい)私ですが、それでもタミヤの波乱万丈の歴史にかなり楽しく読めました。模型ファンは必見ではなかろうか。