ゲームサイド休刊から9ヶ月も経つのに、なぜか未だにその残党ともいえる本が時々出版される不思議w
というわけで今日の書籍レビューは、ゲームサイドで休刊まで連載され、その後「まんがゴッチャ」でWeb連載されていた久松ゆのみの「ピコッとハニエル」
- 作者: 久松ゆのみ
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2011/03/20
- メディア: コミック
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かの「ゆのみみっくす」でも発揮されていた「異常なまでのマニアックさ」はこのマンガでも健在・・・というか、いかにも可愛らしい表紙からは想像も付かない、生半可なオタではついて行けないであろうマニアネタの多さが凄いw
「高橋名人VS毛利名人」「スイカを十六連射で破壊」「迷宮組曲の連射測定で十六連射の練習」などやたらとハドソン・・・というか高橋名人ネタが登場したり、久松ゆのみらしくメガジェット*1ネタがあったり、マルチアダプター*2とかTVスワン*3とかそれ誰も知らないだろ、といったマニアックな周辺機器がネタにされたり、かと思えばミニ四駆(しかもダッシュ世代のタイプ1、2、3シャーシの奴)やらバーコードファイターネタ*4だのといった旧ホビーのネタまで混ざり合った、萌えマンガの体裁を被ったマニア向けマンガとなっている。
- さり気に主人公がルイで、その姉がマリってところからしてアレな名前だよな。
- 個人的に一番笑ったのが天使と悪魔の違いを表した一言「任天堂とセガのようなもの」は何という例えだよw 分かり易すぎるけどな。
- あと、このマンガを見ていると「名古屋の喫茶店のモーニング事情」やら「岐阜の喫茶店のサービス」といったどうでも良い知識も刷り込まれますw
この前の「れとろげ」もそうだけど、やっぱりゲームサイドの遺伝子が混ざると訳の分からないマニアックさがマンガに大量に含まれるな。表紙にもでっかく1巻と書かれていることだし、順調に連載が続けられることを願います。