ゲームサイド、およびその前身であるユーズド・ゲームのゲーム紹介記事より
RPGに関するものだけを抽出した本。
この巻は、ちょうど
RPG全盛期ともいえる90年代の前半期、90〜92年までのゲーム紹介が収録されている。
ドラゴンクエストIVに始まり、ファイナルファンタジーIII、ゼルダの伝説神々のトライフォース*1、ドラゴンクエストV、ファイナルファンタジーVといったビッグネームがこの間に集い、その間を縫うようにサガ2、聖剣伝説、ウィザードリィ外伝I、ロマンシングサガといった今にも繋がる良作なども目白押しだった、本当に黄金期にふさわしい充実したラインナップ。
これだけたくさん出ていたのに、そのほとんどをクリアまでプレイしていたということに驚いた。本当にこの時期はRPGばかりプレイしていたんだなぁ。
個人的に上記のメジャー作品以外で記憶に残っていたのはこんなところか。
- 時空戦記ムー
- ゲームボーイの隠れた名作RPG。たくさんの仲間を連れて複数パーティで冒険を繰り広げて進めて行く辺りが面白かった。ただ、ラスボスだけは主人公の一騎打ちになるのはいただけないけど。
- ネコジャラ物語
- ケムコの「セレクションI」「セレクションII」と並ぶ、アドベンチャーでRPGなゲームシリーズ(勝手に命名)。ストレスなる数値があって、溜まってゆくと攻撃力が上がる代わりに道具が使えなくなるとか、100%になると必殺技が撃てるとかちょっと面白い戦闘システムになっていた。
- そういえばこれ結局クリアしてないな・・・。どっかで手に入れたらクリアしてみたい。
- 桃太郎伝説外伝
- 3本のシナリオが入った桃太郎伝説の外伝RPG。夜叉姫シナリオが特に好きで何度もプレイした記憶がある。当然、はらだしであの技も使った。
- どうでもいいがコレ、ページの柱にはGB版のデータが書かれているのに、記事の内容はPCエンジン版/FC版の内容で書かれているのでちょっと混乱する。
- カエルの為に鐘は鳴る
- これ真面目にリメイクしてくれないかな・・・。任天堂の傑作RPG。ただしレベルの概念がなく、どちらかといえば謎解き中心。じっくり時間をかければ誰でもクリアできる難易度なのでオススメ。
- エンディングの「そんなこと、どうだっていいじゃないですか」はこのゲーム最大の問題発言w 気になる人はプレイしてみてね。
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- このゲームのせいでしばらく仮面ライダーV3のキャラを勘違いしてた*2。
- ゲームは非常に素晴らしいのだが、終盤にデータが飛びまくったため、別の意味でクリアが大変だった。これリメイクとかVC化とかしないものかな・・・。
- スーパーロボット大戦OG2をプレイしたときは、このゲームのストーリーが大きく関わってきてびっくりした。ギリアムの黒歴史にされなかったんだね。
いや、この本読んでるとホント懐かしい。またプレイしたくなるな。