Switch版「聖塔神記トリニティトリガー」(体験版)をプレイしてみた

 なんかいきなり発表されていた「フリュー」の新作RPG「聖塔神記トリニティトリガー」。

 一部のネットでは「聖剣伝説っぽいゲーム」として(あとやたら強気価格なところが)話題となっていましたが、急に体験版も出てきたので早速遊んでみた。

 

 ストーリーは体験版らしくめっちゃ端折り気味。ごちゃごちゃ面倒なところがなく、即冒険パートに移る所なんかは昔の体験版みたいで今時逆に珍しいかも。

 

 ゲームシステムは割とストレートに聖剣伝説(2ぐらいの奴)。2Dのフィールドをうろつきながら、武器をふるって攻撃。聖剣との違いはコンボ攻撃スキルの存在と、溜めゲージではなくスタミナゲージなところ。

 

  • コンボは武器ごとに3コンボまでスキルをセットできる。スキルは1段ごとに変更したり、スキル強化したりできる。
  • スタミナが切れても攻撃はできるけど、一気に攻撃力が下がるので基本的に無暗な連打は現金。回避によるキャンセルも混ぜつつ、ちまちまコンボを当てていくのがメイン戦法となります。

 

 アイテムの使用や装備の切り替えはこのリングコマンドで行う。こことか聖剣伝説まんますぎて笑っちゃうよw

 

 キャラクターデザインは風間雷太氏(いろいろ手広くデザインされていますが、私個人はゼノブレイドクロスのデザインが印象に残っています)。

 キャラは本当に可愛らしく、ちょっと緩いファンタジー世界観に非常にマッチしています。聖剣伝説オマージュのゲーム内容にもマッチしていてこの点は個人的に高評価。

 

 ただ、デザインとかゲームコンセプトはともかく体験版時点では結構目につく問題点も多い。

 

 まず、大きな問題として「敵が攻撃にひるまないところ」。敵は一度に大量に出現し、こちらを囲んでタコ殴りにしようとしてくるのですが、こちらの攻撃でヒットバックしないため迂闊に殴り合うとあっという間にボコボコにされます。これがマジでストレス。

 

 そのため、こういう細い場所で左右を囲まれると攻撃をよけられず、マジであっという間に削り殺されます。この橋よりによって範囲攻撃使う雑魚がやたら出て来るしな…

  • 体験版の時点でこれに対する有効な対抗手段が「ちょっとずつ進んでては敵を一匹ずつつり出す」「遠距離攻撃の弓で安全な位置から削り倒す」といった、非常に地道な戦法ぐらい。そ、爽快感が全然ねぇ…。

 次に「無能な味方キャラの存在」もストレス。このゲーム、操作キャラとは別に味方キャラが後ろからついてきて、オートで攻撃したり、ボタンで切り替えたりしながら進められるのですが、この味方キャラ、敵の攻撃に頻繁に引っ掛かります。

 特に攻撃前に範囲を予告してくるタイプの攻撃は自発的に避けてくれない点と、ダメージ障害物に引っかかりまくる点はかなりイライラする。頻繁にキャラ変していけば何とかならなくもないけど非常にメンドイ。

  • 障害物はダメージ自体は少ないのでちょっと鬱陶しいレベルですが、予告攻撃をぼーっと喰らってしまうのは結構問題。この点も「ちょっと一匹ずつつり出してじわじわ進める」が最適解となりやすい要員なんですよね…。

 よりによって体験版のボスキャラがこの障害物設置を使ってくるのがまた微妙にイラっとするねw

 

 ほかにも地味目な問題点もそこそこ多く、「HPが残りどれぐらいなのか数値が出ない(アナログゲージで大体の量しかわからない)」、「レベルアップ演出が無いのでいつレベルが上がったのか分からない」、「バトルのヘルプを見るとゲームが100%エラー落ちする(これはさすがに製品版だと直るだろう)」といったあたりが気になったところ。最後のはただのバグですがw

  • まぁこのあたりはさすがに製品版では改善されそうですが。

 

 大体1時間半ぐらいプレイしたところで体験版は終了。デザインとかは割と好みなので、後は問題点部分が改善されれば(いや、さすがに9月発売だと無理かな…)。

  • フリューのゲームは「いつも割とそこそこ面白いけどもう一歩」みたいな奴が多い印象ですが、たまに凄い大当たりに面白い奴もあるし、頑張ってほしいところはあります。

Nintendo Switch Online版「ピンボール」で遊んでみた

 「Nintendo Switch Online」の加入特典でプレイできるファミコンソフトに「ピンボール」が追加されたので早速遊んでみました。かなり嬉しいけど、ちょっと前にファミコンソフトを購入していたのでちょっと複雑でもあるw

 

 「ピンボール」はファミコン初期ごろの任天堂製ソフト。あの任天堂の社長も務めた「岩田聡」氏がプログラム担当していたことで古のゲーマーでは有名な奴ですね。

  • こいつのアーケード版はアケアカで出ていたけど、やっぱりなじみ深いのはこのファミコン版。ゲーム開始時のチープなBGMが溜まりません。

 

 システムとしては非常にオーソドックスなピンボールゲーム。上下二画面で、ファミコン初期ゲームながらピンボールにありがちな役物は一通りそろっています。

  • 基本的には役物の多さや、ボールを落としても即ミスにならない点などから、上画面の方が得点稼ぎ易い(かつ、意外と下画面から上に上げにくい)のでなるべく上を維持すべし。
  • 左レーンを通過するとアシカが玉突きを初めて100点ずつ自動的に入る。それでいて得点が高いトップレーンにボールが戻るので基本はこれを狙うのがいいかな。

 

 下画面はこんな感じ。

  • まず狙うべきはトップレーン。ここを通すとトランプが公開され、5枚すべて公開されるとフリッパー中央のアップポスト(下にボールが落ちないようにしてくれるやつ)が出現します。コレがあるとないとでは安定感がかなり違います。
  • また、フリッパーのそばにあるヒヨコのギミックを揃えると、アウトレーンに一回だけボールを止めてくれるストッパーが出ます。こっちも不意の事故を防げるのでなるべく狙っていきたい(慣れると案外簡単にそろえられます)。

 

 一番狙いたいのがボーナスゲーム。下画面のホールから行くことができ、マリオを使ったブロック崩し的なゲームが始まります。

 ボールを当てて数字の色を揃えると床が縮小していき、上にいるレディ(ポリーン)を救出することで1000点が入る。左右の穴からボールを落とすまで続けることができ、ミスしても上画面からのスタートとなるなどメリットばかりなので積極的に狙っていきたい奴ですね。

 

 ほかにも面白いギミックとして、10万点を超えるとフリッパーが見えなくなります(見えないだけでフリッパーそのものは存在している)。

 これになると一気に難易度がアップしますので、できればこの前に中央アップポストと左右のストッパーを揃えておきたい。

  • このゲーム良く遊んでいたのは30年以上前だというのにこのギミックは覚えていました。それぐらいインパクトがあるなぁコレ。リアル志向なピンボールシミュレーターではできない、ゲームならではのギミックですね。得点が15万点になると再度見えるようになりますのでそれまで粘ろう。

 

 とまぁ、ファミコン初期作らしくシンプルなピンボール(プレイ中のBGMさえ無い)ですが、役物は結構豊富で、シンプルさゆえに延々遊んでしまう魅力があります。ピンボール初心者向けのゲームとして、今でも全然オススメできる名作といえるでしょう。

「To Heart」25周年だそうですよ

 どうも名作恋愛アドベンチャーゲームToHeart」が昨日(2022/5/23)で発売25周年だったらしい。嘘だろ承太郎…(戦慄)。いつの間にそんな年月が過ぎてしまったんだ。

 

 ということで、手元にあった初代「Windows95/98版」を試しにWindow7機にインストールしてみた。ワンチャン動くかなーって。

 そう思ってたら普通に動いたw スゲェ、Windows95/98版って結構動かないことも多いのに。

  • 起動時に「256色モード推奨です」と聞かれるのスゲェ懐かしいなw 試しに256色モードにしたらWindowsが大崩壊してめっちゃ焦った。Windows7で動かす場合は普通に32bitカラーで動かしましょう

 というわけで久々に思い出に浸りつつプレイしてみた。もう25年か…俺も年を取るわけだ…。

 

 ゲームシステムは今となっては古典的(25年前のソフトだから当たり前ですが)なビジュアルノベルタイプ。文書を読み進めて、時折現れる分岐を選択していくタイプ。

 システムはこの時代にしてすでに完成しており、選択肢までのスキップや読み返しといったビジュアルノベルとしての基本は完備。プレイし辛いということもなく、今でも普通に遊べますね。

  • あえて言えば未読部のスキップ機能やオートモードが無いため、結構カチカチクリックしまくらないと読み進められないぐらいかな。今プレイすると結構これ指がだるくなるなw

 

 主人公の親友キャラの雅史くん。別に恋のサポートをしたり、キャラの好感度とかを教えてくれるわけでもないのに妙に印象に残る。やっぱバッドルート(誰のエンディングにもならなかった場合)のやたら爽やかな笑顔のせいかなw

 

 個人的にこのゲームで一番好きな芹香先輩。20周年の時に水無月徹が記念イラスト描いていましたね(だいぶ絵柄が変わっててびっくりした)。

 

 というわけでサクッと序盤だけ久々にプレイしてみた(20年ぶりぐらい?)わけですが、懐かしさのあまりに震えます。思えばこのあたり(97~2000年ぐらい)が自分の中のギャルゲー全盛期といった印象ですね。マジで名作ばっかりだったな…。

  • 特にLeafとKeyは二次創作系モノも盛んで(SSとかめっちゃ読んでたよ超懐かしい)マジで黄金期だった。そういえば「うたわれるもの」も何気に20周年だったんだな。
  • ToHeart」の二次創作モノだと、「THE QUEEN OF HEART」あたりで超遊んでたよ。こいつのディスクもまだ持っているのでWindows7で動かせないかな。あと「既知街」とか…。あれは忘れたくても忘れられないヤバ味があったわw

 とまぁ、ここまでPC版で遊んでおいて何ですが、さすがに今遊ぶなら普通に入手出来て遊ぶ手段も多いPS版の方が全然いいかな。シナリオも手が入っていて完成度が高くなっていますし(とくに志保エンドと理緒エンドは断然PS版)、ミニゲームミニゲームとは思えない完成度ですし(特にシューティングゲームはそれ単体でも遊べるレベル)。

 なお、PS版の方も発掘したのですが、マニュアルの間からアニメ放送のチラシが出てきた。うわぁくそ懐かしいなw

Switch版「アーケードアーカイブス トリオ・ザ・パンチ」レビュー

 今回のゲームレビューはとうとう発売した伝説のイカレゲー「トリオ・ザ・パンチ」。 いやぁ、マジでこれ出るとは思っていなかったよ。いつもの発表だけして出ない奴だと思ってた。まさかマジで出るとはね…。本当に長かったよ。

 

 この「トリオ・ザ・パンチ」は「ヘンなゲームなら任せておけ」のキャッチコピー(これもこれでどうなんだ…)で知られる、今は亡き「データイースト」社製のアクションゲーム。 ごく一部の数寄者達に伝説級のバカゲーとして伝えられるタイトルです。

  • これまで移植は今では入手不能な「携帯アプリ版」と、出来が悪いと評判の「PS2版」しかなく、遊べる手段が本当に少なかった。それだけに(PS2版の開発元でもあった)ハムスターが今回こうしてアケアカ版をちゃんと出してくれたのは本当に嬉しい。
  • というかこれ遊んだのもう30年ぐらい前なのか…。それだけ経っているのに全然印象が薄れていないとかマジでわけわからんな…。さすがは伝説級バカゲーといったところか。

 

  タイトル画面。副題の「Never forget me」って何なんだよ…。

 

 ゲーム開始時、異常に濃い3人のキャラクターから使用キャラを選択。ただのキャラ選択なのに、もうすでに並大抵のゲームではない空気を醸していますw

  •  左上のキャッチャーマスクかぶっている奴が「忍者」、防止かぶっている奴が「タフガイ」、角刈りで剣を持っている奴が「剣士」。キャラクター的には最初から遠距離攻撃できる「忍者」が一番使いやすい。

 

 ステージは1面1面はかなり短いが、とにかく意味不明な敵に意味不明な演出がてんこ盛り。

 最初の1面からこんな奇怪な敵が出て来る。初っ端だから飛ばしているわけでもなく始終こんなんであるw

 

 基本システムはオーソドクスなアクションゲーム。攻撃ボタンは「ビシバシ攻撃」、ジャンプボタンは「パッとジャンプ」、ボム攻撃は「ここ一番!」という、ただのアクションにしてもいろいろ奇怪な名称がついているセンスはさすがデータイーストといったところw

  • なお、アクションゲームとしては当たり判定がおかしかったり、「なんでもノーダメージで踏める」関係上、敵弾も踏んでしまい降りられなくなるなどいろいろ甘いところも多い。まぁ、この緩さもこのゲームらしさといえるかも。

 

 このゲームの演出の奇妙さが特にみられるのがステージ開始前演出(たぶんステージ名が出ていると思われるが…)。「にょき」ってなんだよ…。

 

 実際のステージでは、地面下から鉄パイプみたいなものが上下している。この伸び縮みするさまが「にょき」らしい。いや、異次元のセンス過ぎてさっぱり分かりませんが…。

 ステージクリア時、「クリアーたからくじ」なる謎のルーレットが発生し、パワーアップしたりパワーダウンしたりするw このゲームではパワーアップはここでしかできないのでかなり重要。

  • アケアカ版ではセーブロードできるので、それを使って的確にパワーアップを取得すべし。

 

 おそらくこのゲームでもっとも有名なネタがこの羊。こいつは小さい子羊を飛ばしてくるボスキャラで、勝利すると呪われる。敗北しても呪われる。どうしろとw

 

 呪われると次ステージでは羊の姿で出撃となる。無限に打てる遠距離弾と、しゃがむと無敵となる驚異的なスペックのキャラで、1ステージでしか使えないのが本当に惜しい。

 

 個人的に好きな流れが師匠キャラのチンさん(ルーレットのシーンに出ている謎老人)と戦う一連の流れ。亀がカルノフ(データーイーストの名物であるハゲマッチョ)に苛められているので助ける→実はその亀がチンさんだった→バトルという流れはマジで文章にしても意味が分からんぞ。

 

 とまぁ、とにもかくにも奇怪な演出、大量のパロディ、妙に癖になるBGMとインパクト抜群な本作。ぜひ一度プレイして、伝説のバカゲーと呼ばれるその内容をぜひ味わってほしい。30年ぐらい忘れられないゲームになるからw

 

いまさらPS1ゲームをレビューしてみる (グラディウス外伝)

 というわけでついこの間買ってきた、初代PSのシューティングゲームタイトル「グラディウス外伝」をレビューです。

 タイトル通り、グラディウスの外伝的タイトルで、同名アーケード版が存在しないPSオリジナルタイトルとなります。地味にこいつアーカイブ版が無いんで、今遊ぶならばPS1版かめちゃめちゃレアなPSP版、あまり評判が良くないPSミニ版の3つしかない。名作だけにもうちょっと遊べる機会が欲しいところですね…。

 

 なお、今回はPS3起動して画面直撮りしているため、画面サイズが一定していなかったり斜めっていたり、ちょっと手が写ったりしていますがご了承ください。キャプチャーボード入手するかな…。

 

 ゲーム開始時、4種類の機体から自機を選択する。ビックバイパーやロードブリティッシュといった歴代シリーズ機体から、ジェイドナイト、ファルシオンβという本作初登場機体もある。

  • もはやこの4機は遊戯王カードの方が有名かもしれんw いやまぁ、どれも微妙に使いづらいんですけど…。
  • 個人的にはロードブリティッシュが好きなのでこいつを使っています。ただ前方火力以外は全然なので二週目がめっちゃつらい。初めは素直なビックバイパーが一番使いやすい。

 

 本作最大の特徴がパワーアップの順番を自由に入れ替えられること。これによりやられ直後の復帰パターン構築がかなり面白いことになります。家庭用オリジナルだからこそできた要素ですね。

  • オプションやバリアを最初の方に持ってくるのが基本ですが、意外とスピードやミサイルの位置が悩ましい。自分なりの復帰パターンを考えようw

 

 「シューティングゲームの評価は一面で引き込まれるかどうかに決まる」とは別に偉人でも何でもない私自身の感想ですが、このゲームは初っ端から、雪崩が振ってくるド迫力の演出(当たり判定はないけど毎回ビビる)に、雪原を突き破って登場するボスとつかみはバッチリ。

 

 個人的に好きなのはこの3面の水晶ステージ。

 グラディウスシリーズではお約束となる水晶ステージですが、ここはレーザーが水晶でぐにゃぐにゃ曲がるようになっています。レーザー反射する奴までいたりと徹底してレーザー殺しのステージとなっていますが、それでもゴリ押しで突破するのが超楽しいw

 

 もちろんグラディウスのお約束であるモアイステージもあるし、他にも細胞っぽいステージに火山っぽいステージ(ブラックホールにのみ込まれていく演出が素晴らしい)、ボスラッシュステージ(専用ボスたちが登場する)、高速シャッター要塞ステージなど、過去シリーズらしさを押さえたステージ構成がたまりません。

 

 ぶっちゃけグラディウスシリーズの中でもかなりの出来で、演出・音楽ともに素晴らしく、遊びやすい難易度と合わせてPSシューティングでも屈指の傑作といっていい一本。

 マジで気軽に遊びづらいことだけが難点なので、いつかリバース的なリメイクしてくれないですかねコナミさん。いや、桃太郎電鉄だって蘇ったんだから可能性は0じゃないし…。

 

Switch版「進撃するカブトムシ」レビュー

 GW中セールやってたのでなんか勢いで買った「進撃するカブトムシ」のレビュー。いわゆるタイトル買いというやつですね。

  • なお、ゲームの主題が昆虫のため、今回のゲーム内容ダメな人はマジでだめだと思う。一応注意。

 ゲームそのものはステージ周回型で、大量の昆虫同士がぶつかり合って「群れ」を取りあうという感じのゲーム。的確な例えではないが、ピクミン同士で対戦しあっているような感じだと思ってもらえればよいかと。

 

 

 

  ステージ開始前に使用する昆虫を選択する。昆虫はカブトムシ、クワガタ、チョウチョの三種類で、ステージクリアごとに公開されていく。結構種類がいるけど、特にどういう虫なのかの説明はない。お前ら分かってんだろ?と言わんばかりである。

  • お金やネジを支払うことでレベルの強化も可能。というかなんでネジがいるんだ…。実はこいつら昆虫の形をしたロボットかなにかなのか?

 

 フィールド内には他の昆虫たちの群れがうろついており、これらを1体倒すごとに、こちらの昆虫が1体増えていく(群れを蹴散らすことでさらに+10体)。制限時間内にフィールドで一番デカい群れに育てることでステージクリアとなる。

  • 昆虫たちはアニメーションしないため、ホバー移動してフィールドを駆け回る。グラフィックは正直めっちゃチープw ただ、バトル中のBGMは結構良い感じ。シャカシャカしたホバー移動と相まって、妙な疾走感があります。ここは評価点。

 

 昆虫はカブトムシ、クワガタ、チョウチョの三種類、さらに炎、水、雷の三属性との間で二重の三すくみの関係にあり、それぞれの相性により戦闘結果が左右されるようになっている。

  • 炎属性の昆虫とか何なんだとか気にしてはいけないw
  • 三すくみの関係はそれなりに重要で、どちらか一方だけならそこまででもないが、二つ重なるとかなり不利となる。ステージ開始時はぶつからないように避け、ある程度自軍の数が増えたところで端っこから削り取るように攻めるのが基本。

 

 最大300匹を超える昆虫たちがぞろぞろと歩き回る姿は結構おぞましいw(アニメーションとか無いので余計に)。これマジでダメな人はアカンと思うw

  • ゲームバランスとしては、中盤あたりからやたら硬い敵が多くなり、群れは削り切れるけど群れのリーダー昆虫は全然倒せないという状況が多くなる。そのくせ、敵はこちらよりも戦力が低いと全力で逃げ出すし…。ここはマジでちょっと苛つくレベル。
  • そのため稼ぎやすいステージで資金を増やし、徹底的にパワーレベリングしてから挑むべし。オススメは1-5で、ボス含めて1週3万ぐらい稼げるため、序盤は先に進むよりも効率よくレベリング可能。

 正直グラフィックはショボいし、昆虫の群れはちょっとキモイし、ゲームバランスはそんなに良くもないんですが、ノリノリのBGMをバックにダラダラとプレイしてしまうぐらいには遊べるゲーム。

 大量の昆虫のビジュアルに耐えられるなら、まぁアリかな。安いし。

 

ゲームショップ巡りの旅(GW秋葉原編)

 一週間以上続いたGWもとうとう最終日。ということで本日は秋葉原ゲームショップ巡りを敢行してきました。あぁ、明日から仕事したくねぇな…(現実逃避)。

 

 本日は日曜日なので歩行者天国になっていました。コロナ後は海外からの観光客がほとんど絶滅していましたが、ようやくぼちぼち見かけるようになってきました。

 

 まずは秋葉原駅からめっちゃ離れたところにあるレトロゲーム専門店「フレンズ」。

 

 ここは秋葉原でも老舗のレトロゲーム専門店で、幅広い機種のゲームが置いてあります。ちょっとマニアックな機種のゲームを探すならここがオススメ。

 ただ以前は2フロアあったテンポが1フロアに縮小していたのがちょっと寂しい。なんというかコロナ以後は秋葉原中の中古ゲーム店の縮小が激しいな…。

 

 あと、このお店はゲームだけではなく、サントラの品ぞろえもかなり良い。

 

 2点目はハードオフ秋葉原店。

 

 店舗外にいきなり釣るしソフトやらジャンクハードが並んでいるあたりがさすがの秋葉原

 

 陳列されていたハードの中に伝説級のレトロハード「アルカディア」が並んでいた。22000円って高いのか安いのか分からんな…。


 続けて駿河屋ゲーム館。

 

 この店舗はDS、3DS系やPS2~4あたりが結構豊富で、プレミアがついているわけでもない、ちょっとマイナーなレトロゲームあたりを探すときに重宝しています。

 

 書籍のコーナーに電撃プレイステーションがずらっと並んでいた。誰かがコレクションを吐き出したのだろうか。

 

 DSの棚を見ていたら謎のプレミアソフト「八つ墓村」が並んでいた。推理ゲームなのかこれ? 原作的に結末みんな知っているような…。どういうゲームなのか気になる。

 

 三件目は「BEEP」。相変わらず隠れ家のような入口だ。

 

 このレトロPCが立ち並ぶ店内。令和とは思えん光景だ。

 

 ここでは「ATARI 2800」がディスプレイされていた。アメリカでめっちゃヒットした「ATARI2600」の日本版。こいつの発売直後に「ファミリーコンピューター」が世に出てしまったため、日本じゃ結構希少な機体です。今日はやたらガチ目のレトロハードに出会う日だな…。

 

 四件目は「まんだらけコンプレックス」。

 

 ここのゲームコーナーを巡っていたら「アルカディア」のゲームソフトが陳列されていた。こんなとんでもないコーナーいままで見たことないw というかカテゴリーが成り立つほど在庫があるのか。

 

 ここにはマニアック気味なプレミアソフトも多く並んでいますが、目を引いたのがDSの「昆虫ウォーズ」が12100円となっていたこと。このソフトいつの間にこんな値段になってたんだ。たしかに面白いゲームだけども。というか最近DSのソフトが値上がり傾向ですね…。

 

  五件目はトレーダー本店。

 

 ここの一階は現行のハードのソフトが、二階にレトロハードのソフト(一部海外のソフト)が揃っています。

 

 プレミアソフトの「雪ん娘大旋風」PS2版が128000円で陳列されていた。去年BEEPに200000円で並んでいたので、なんか界隈での相場がだいぶ落ち着いたようですね(それでも頭おかしい値段ですが)。

 

 六件目はスーパーポテト秋葉原店。

 

 ここの5Fはレトロゲームが並ぶゲーセンとなっている。ちょっと休憩するには良いところ。このゲームボーイの置物とか、ソニックのごみ箱とかいろいろたまらんセンスですねw

 

 レトロソフトのコーナーをのぞいてみると、DSのローグライクゲーム「降魔霊符伝イズナ」の1と2が並んでいた。2の方がはとうとう25000円になったのか…。

  • これ2本とも持っていたんですが、引越の時に売っちゃったんですよね。取っておけばよかった。

 

 途中、セガのゲーセンに立ち寄ったら「GiGo」に看板が置き換わっていた。そうだ、セガのゲーセンはもう経営母体が変わったんだった…。時勢ですが仕方ないですね。

 

 なお、たい焼きやだけはセガの名前が残っていましたw よかった、セガはまだ死んでいないんだ…。

 

 七件目は駿河秋葉原駅前店。ゲーム専門点ではなく、いろいろな商品を取り扱っているお店なのですが、なんだかんだでゲームも結構豊富。

 

 この地下のゲーム取り扱いフロアまでにつるされているゲームソフトにワクワクしますねw

  • なお店内は非常に狭い上、段ボールなどが通路まではみ出ていて非常に歩きにくい。

 

 プレミアソフトの代名詞「スーパーロボット大戦コンパクト3」が30000円。スゲェないつの間にかとんでもない価格に跳ね上がっとる…。

 

 本日最後となる八件目はブックオフ秋葉原店。ここはゲーム買いに来ることはあまりない、どっちかといえば本買いに来ることが多いところですが、ゲームも豊富。

 

 こちらは新し目のソフト。値段がちょっと通常店舗より高い気がします(ブックオフ新宿とかあの辺と一緒ぐらい)。

 

 レトロゲーム系もかなり豊富で、パッケージ付きのが多い。状態が良いソフトを探している場合はここ結構オススメかもしれません。

 

 というわけで本日の戦利品。あぁ、これでとうとうGWも終わりか…。

 PSの「グラディウス外伝」。本日の秋葉原ゲームショップ巡りを行おうとした原因。いや、動画見てたらいきなり久々にプレイしたくなってしまって。

  • 大体2000~3000円の間ぐらいが相場っぽい? 

 

 PS3の「ToHeart2DX」と「ZONE OF THE ENDERS」。どっちも800円ぐらいだったので衝動買い。

 八件ゲームショップを巡った割には3本だけど少な目ですが、まぁ積みゲーも溜まりまくってきたし、少し自重。ゼノブレイド3も7月になってしまったし、それまでに少しは積みゲー崩さないと…。